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2017年6月27日

PETERSONとJ24。

6月に入って、Nakayoshi295の国内納艇、KIRIE850の国内契約、P30の契約と国内への納艇準備に加え、
いつもの韓国へPETERSON42の納艇準備中に突然1本電話が入りJ24を見たいと云う。

電話があったその日に見学、即決定で名義変更、仮国籍取得、輸出手続きにとりかかった。

6月25日、PETERSONとJ24は共に韓国に向けて出航した。

PETERSON42は、いつものLEEさんが乗船するので安心ですが、Jの方は・・・
昨日、午後LEEさんから午後3時にはトンヨン到着の連絡が入ったが、J24はまだ松山にいるとのこと・・・
29日夕刻に下関に到着予定の連絡。
なんでも逆潮にずっと苦しんでいるようすです。

まぁ、出航前、出航時からいろいろ問題の多い人でしたが・・・
イイ奴なんですが・・・

画像は来島の潮。
伊予北上で停泊中。

2017年6月16日

日比港〜牛窓へ。

トラブルのあった31EXを修理のため、牛窓YHまでのデリバリー。
僅か15マイル。
それでも新幹線、在来線に乗り換えての移動・・・

この日も海は穏やか、風も爽やか・・・

バイトのUクンに手伝ってもらい、と云うより、こっちはデッキ上で日なたボッコ。
お陰でかなり日焼けしてしまいました。


17日は、木場YHで上架し、船底塗装とデッキ掃除。
20日に無事納艇完了し、新オーナー自ら回航され21日には淡路に到着との連絡が入りました。

さてさて・・・19日には韓国からLEEが来日!
P42の輸出手続きを2日も掛けて行いました(いつもなら1日で完了します)

新西宮YHで上架、長く放置されていた艇なので、船底塗装、エンジン整備、航海灯整備、カットレスベアリング交換、ペラ、シャフト、ステンレス磨きなどなど・・・

少しずつ蘇ってきました!

この日はバイトのUクンに変わって女学生(20才!)
LEEはいつもと違って終止ニコニコ顔で仲良く船をリメイクしていました!!!

作業終了後は3人で焼肉パーティ・・・
不思議な3人の組み合わせでした。

午前10時に日比港を出航。
おだやかな1日。

ちなみに日比港は瀬戸大橋の少し東に位置する港です。


2017年6月12日

PETERSON42の大移動。

ピーターソン42を3人掛かりで大移動に成功しました。

12日、22:00が満潮で水位がMAX!

このチャンスを逃せば、次に出られるのは2週間後ということもあり、12日の夜に出航を決意した。

出航と云っても移動距離は500m程度。

とにかくPETERSONのキールは深く、通常の潮位であれば海底のドロに埋まってしまう。

船舶検査上で1.86m。

21:30分に万一の脱出時の曳航艇(バッテリー上がり中)のエンジンを曳航艇されるPETERSONのバッテリーを持ち出しエンジンをスタートさせ待機させた。

1名でPを操縦。1名は曳航艇で待機。ワタシは陸上(岸壁)で待機した。

21:40にPETERSONは徐々に動だし、まずは方向転換。

そして前進。が、しかし10mも進まない内にオンザマッド・・・

エンジン全開と岸壁からロープで引っ張るが前にも後ろにも動かず・・・

曳航艇待機中のもう1名も長いロープを持参し、2名で前後を引っ張ると徐々に動だした。

集合時間から4時間の大騒ぎの大移動でした。

画像は今朝のおだやかな風景。


2017年6月9日

PETERSON42の大掃除。

ピーターソン42。
日本のマリン業界が全盛期の1979年にチタ造船で建造された42フィートのセーリングクルーザー。
この頃の42フィートと云えば高嶺の花。

まぁ、いわゆるレーサークルーザーと云われる艇種。

今と違ってキャビン内部はメインサロンのみで、バウにバースは無くセイルロッカーとして使用されている。
クォーターにはパイプバースが狭い空間に造られ、ここはクルー専用のバースだった。

昨日はそんなPETERSONと同じ年代のYAMAHA30Sのキャビン内に残された私物の撤去作業に数人がかりで1日を費やした。

不要物が2艇合せて、おそらく軽トラ5台分はあったと思う。

まぁまぁキレイになった
PETERSON42のメインサロン。

2017年6月7日

東京、浦安へ。

7日、大阪空港10:00発のNH20便、B787で羽田へ。
どうも東京駅を含めて東京駅近辺は混雑して迷ってしまい苦手なので、関東方面へは飛行機を利用してしまう。
そして、羽田空港からは必ずモノレールに乗り「天王州アイル駅」をベースに動いています。

ホテルをはじめ東京税関、夢の島マリーナ、浦安マリーナなどなど、いつも天王州アイルがハブ港のようなもの。
この日も、浦安・舞浜駅までは東京駅経由の路線もあるが天王州アイルからの遠回りして舞浜駅へ・・・

浦安マリーナで出会った船は「DOUBLOON36」と云うネオクラシカルモデルのセーリングクルーザー。

カタチこそオールドモデルだが、建造は2009年。
2004年のボートショーで発表されたそうだ。
恥ずかしながら、実際、実艇を見るまでは知らなかったモデルです。

そのDOUBLOONはアメリカのCONCORDIA YACHTINGが設計から建造までを手掛けられた。
おそらく日本国内ではこの1艇のみかと思う。

ロングクルーズよりもデイセーリングを楽しむためのセーリングクルーザーかも。

帰りは30分掛けて、マリーナから舞浜駅までディズニーシーを外から見学するため散歩した。
帰りは、NH39便、B777でITM着。

画像上から「浦安マリーナ」「ディズニーシー」「天王州アイル」駅の京浜運河にかかるふれあい橋から。


2017年5月29日

あわクルージングクラブへ。

28日(日)明石海峡大橋から淡路鳴門自動車道を抜け、一路徳島へ。

いつもは、けっこう混んでいるのに、この日はスイスイ。
天気も良く、山の緑と海の青さと空の青さに快適なドライブでした。

西宮からは僅か90分。

徳島ケンチョピアは何度も訪れているが「あわクルージング」があることを初めて知らされた。
そのメンバーさんに連れられ、クラブハウスに同行させてもらった。

何度も何度もケンチョピアに行っているのに、全く初めてのクラブハウスでした。

その後、そのメンバーさんに連れて行ってもらったのが「伍長」と言う名のラーメン屋さん。

相当、美味しかったですよ〜

阿波踊りヨットレース参加の際はオススメです!


2017年5月21日

YANMARCUP参加。

19日、20日と今津PBCで船底作業のお手伝いを終え、20日午後から今回、YANMAR CUP出場のための琵琶湖へ。

参加艇は「YAMAHA 23」。
この艇はヤンマーサニーサイドマリーナさん所有のレンタルボート艇。

それをお借りしてのレース参加である。
しかも、クルーザークラスでの参加。

風はいつもの1m〜2mほどの超微風。

いつものバイトくんとその仲間を乗せての参加であったが結果はサンザン。

話題はこのレースのために新艇を降ろした某氏所有の「ドラゴンフライ25」
トリマラン艇であったが、こちらも結果はサンザン。

この日、ヨットレースとは別にウェイクサーフィンの大会も開催され、マリーナは大にぎわい。
パーティ会場は大混雑でした。

ヨットレース参加艇は49。
ウェイクサーフィンは70名。


2017年5月18日

韓国仕向けの2艇、なんとか出航。

15日1030にこちらの制止も聞かず、無理矢理関西空港に降り立ったKOREANの2名。

岡山からボートとヨットの2艇を韓国に持ち帰るため。

その2名とは言葉が通じない。

ものすごくカンタンな英語とカカオトークでの翻訳アプリで韓国語と日本語のやり取りなのだが、韓国語の和訳が全くうまく出来ず、なんとなくでしか理解できない。
なので、英文で送信するが、先方がこれまた完璧に理解できず。

もう一方の韓国人とはLINEで通信。
こちらは英語と日本語訳でやりとりできる設定にし(こちらは少し英語ができる)なんとか会話になった。

なぜ、来日を制止していたかと言うと、まだ双方の書類関係が揃っていないため。

「慌てて来日しても、待たなければアカンよ〜」と言っても全く効き目がなく、来日してしまった。

その彼らは、結局、西宮で5日間、岡山で5日間滞在することになり、毎日毎日数度、催促のカカオとLINEが送られて来ていた。

そしてようやく、17日に書類が完成し、18日に神戸の韓国領事館で仮船籍取得し新幹線で岡山に移動、税関申告を終え、その日の夕刻に出航した。

画像は岡山駅から税関までのレンタカーの車中にて、乗車後5分の風景。
よほど待ち疲れたんでしょうかね〜

岡山税関宇野支署のある宇野港に係留されていた「日本丸」
もちろん見学する余裕などなし。


2017年5月1日

BENETEAU54、もうすぐ到着。

2016年11月にサザンプトンを出航したBENETEAU54は、アラワイハーバーに1ヶ月近くも滞在した後に1ヶ月前に出航し、小笠原・父島を経て昨日21時に屋久島に到着した。

乗員は韓国のLEEさん独り・・・
ずっと独り・・・

当初の予定は、福岡の小戸ヨットハーバーに入港予定だったが、やはり韓国のTONGYONGに向うとの連絡がLINEで入って来た。

それにしても、約半年もの間独りで大西洋、大平洋と渡ったものだ。

こっちはその間、西宮〜岡山・玉野までを4名のクルージングのみ。

画像は出港時に撮影。

2017年5月1日

進水式といろいろ・・・。

4月30日に琵琶湖は志賀ヨットさんに納入させて頂いたELAN210の進水式に招待され参加させて頂きました。

ここ近年、進水式は新艇、中古艇を含めても年に一度あるかないかですが、やはりイイもんです。

今回のオーナーさんのヨット歴は21フィートからはじめられ数艇を乗り継がれ、再び21フィートに戻られました。

やはり、シングルハンドで乗るにはこのクラスがベストとのこと・・・

ワタシは進水式の途中で退席させて頂き、所用のため久々にヤンマーマリーナに寄らせて頂きました。

もう数年ぶり。
結婚式場、ホテルが併設されてからは初めて。

ゴールデンウィーク突入のためか、マリーナは大忙しの大盛況でした。

そこで発見したのが、YANMARさんのコンセプトボート「X39」が展示されていました。

また、今年5月21日(日)にはヨットレースとウェイクサーフィンの大会が同時開催されます。


2017年4月20日21日

松山からウラジオストック。

松山からウラジオストックではなく、ウラジオストックからさらに北のカムチャッカまでのデリバリーとのこと。
約、3000マイル。1ケ月はかかるかも?

やっぱり、ロシアンの彼らの言う事と、計画は全くその都度異なるので当方はウロウロさせられます。

ホテルは前日に変更になるし、乗員の数も2名から5名に増えるし・・・
その増えた分、どうやってVISA申請したん?と疑いたくなります〜
しかも、来日はバラバラ・・・

せっかく輸出手続きを1日で終えようとしたのに、イミグレーションは全員揃ってからになってしまいました。

さらに、突然、ルーブルを円に交換したい!と言い出したため、松山市内の銀行を回るが、どの銀行も換金不可能とのことで、それなら空港で!と言う事になり松山空港内の銀行カウンターへ。
「こんなん来日した時に換金したらエエんちゃうん???」と思うのですが・・・

さらに、来日前に上架、船底、エンジンチェックなどの見積りを出しておいたのですが、言う事をきかず、結局、島マリンさんでやってもらう事に・・・
部品入手を含めての待ち時間は土日を挟んで4日。

全く計画性がありません。

ちなみに会話はカンタンな英語のみなので、細かい事は伝わりません。

しかししかし、なぜか彼らを憎むことは出来ません。
この日のランチは、道路サイドの純日本食堂で「みそ汁、白ごはんとおかず」の定食を完食!

松山・和気港の島マリンさん。
いろいろお世話になっています。

ランチは純日本食堂にて。

2017年4月19日

松山からウラジオストック。

YOONさんから昨日TONGYOUNGに無事到着したとの連絡が入りました。
出航前のビッグトラブルから一週間、毎日がドキドキとヤレヤレの毎日を楽しく過ごさせてもらっています。

さてさて、明日は松山にあるYAMAHA33をウラジオストックに輸出するために松山税関に出向きます。

松山はこの10数年で初めて、と、云うのも今回は艇の販売ではなく輸出の代行のみの業務です。
年に2〜3度はこの輸出業務のみの依頼を受けることがあります。

しかし、依頼者さん側は船に関するクレームまでも当方に言って来るので困ってしまいます〜

おそらく、今回もそうなることでしょう!

それに加えて、外国の方々は予告も相談もなく日程変更、予約したホテルなども変更してきます。
その都度、こちらは飛行機、レンタカー、ホテルの予約変更をとウロウロさせられています。

でも最近の韓国の方たちはスケジュールとおりに動いてくれています。

韓国仕向けの場合には、日本にある韓国領事館で仮国籍を取得するのですが、ロシア、アメリカ、マレーシアなどは来日前に事前に船を自国の船籍に変更してから来日します。

今回もロシア船籍のヨットをロシア・ウラジオストックに輸出することになります。

画像はロシアの船籍証明書。











2017年4月14日

SHUTEN-DOHJI。

安良里から韓国に向け出航したのは実は斉藤氏が西回り単独無寄港世界一周のチャレンジを成功させた「'56 STEEL CUTTER」この艇を購入したのは、TAYANA 37で世界を回ったYOONさん。

出航したのは12日。
昨日は荒天のため御前崎に避難し、昨日夕刻に再スタート。

今日現在は潮岬沖を航行中との連絡が入った。

今日のワタシは、相生(野瀬BP)に・・・

FRIENDSHIP 30とNAKAYOSHI 295の立ち会いとかなり古い名艇の見学をしてきました。
一番のお気に入りはSK30。

その隣にはキレイにリメイクされた同じSK25が並んでいました。

その帰り、何度も通っている道でついに撮影に成功!

いまでは記憶に無い方も多いと思いますが、アスファルトを撃ち破って伸びてきたダイコン「ど根性大根」の生誕地の撮影についに成功しました。

話題になったのは2005年のことでした。


2017年4月10日

岡山〜西宮〜横浜〜安良里〜静岡。

西宮ボートショー前に、岡山ドックさんに再訪問。
やたら岡山方面が多いこの頃です。

岡山で一泊し、帰り道で整備中のヤマハ30C2を覗きに・・・
海水ポンプと周辺からの水漏れでした。
パーツ交換で完了!

最近兵庫の西、岡山のメンテは島田さんに依頼しています。

牛窓は午前中に終わり、続いて相生BPへ。
別々のお客さまですが、2艇の見学立会いに同時に行わせて頂きました。

そして西宮へ。

そんな中、瀬戸内をクルージング中にミッショントラブル発生の連絡が入り、オーナー自ら不具合箇所をバラされ、壊れたパーツの交換パーツを停泊場所に郵送し、再び組み込まれ帰港されました。

さて、ボートショーを終えて、某艇の国籍変更のため横浜韓国領事館へ。
10日朝の集合のため前日に横浜入り。

仮船籍(国籍)取得は、実にスムーズに終え、続いて沼津税関で出入国申請を提出。
こちらも問題なし!

ところが、遅れてやって来るクルー3名のピックアップに「富士山静岡空港」まで、沼津からレンタカーでお迎えに・・・
14:00到着と思いきや、それは仁川発の時間、実際は16:05分到着で空港で2時間待ち!!!

この日は安良里には行けず、沼津泊。

まぁ、なんとか12日の午後には出航するでしょう。



画像上から
岡山市内の市電。
交換した海水ポンプとホース。
久々に見る横浜の夜景。

横浜韓国領事館での3ショット。
左から斉藤氏
中は大平洋横断のKIM氏
右はTAYANA37で世界一周したKIMさん。
韓国の二人は斉藤氏は憧れの人物で、外洋の話ばかりで全く参加できませんでした。

富士山静岡空港レストランの海鮮カレー。富士山です。
安良里シップビルダーの風景。


2017年4月8日

西宮ボートショー。

7日、8日と雨雨、8日はドシャ降りで友人のブースから動けず・・・

一日中、居すらせてもらった。

そのブースに次々と訪れてくるのは大昔の知り合いばかり、もちろん昔話に花が咲いた。

2日間に渡っての久々のボートショーだったが、フローティングのヨット、ボートには触れることが出来ずじまいでした。

画像はウインクレルさん出展の「BALI 40」が新登場!

画像下はアインスA出展の「SeaRay」


2017年4月4日

湘南サニーサイドマリーナの広告。

年に数度送られてくる「DEPERTURES」の中に「湘南サニーサイドマリーナ」の広告が掲載されていた。

この季刊誌はマリン専門誌でもなく、広告掲載の中には時計、ファッションが中心でマリン関係の記事が時たま掲載される程度のもの。

おそらく速効性はないと思うがボディブローのように効いてくるに違いない。

今回は、ストックホルムのマリン風景が特集されていた。

珍しかったので単に紹介。

湘南サニーサイドマリーナのDEPERTURESへの広告掲載

2017年4月1日

牛窓、岡山、網干、西宮・・・。

そうそう、忘れてました・・・
3月20日に牛窓YHを出航した鹿児島行きのCC32は、しょうど1週間で何のトラブルもなく到着の知らせが入っていました。

それと泉佐野から出航したX342からは証海峡通過の連絡があったきり連絡がありません。
海上保安庁、税関から連絡がないところを見ると、今頃は対馬で通関している頃でしょうか???

さて、4月に入りました。

昨日、1日は牛窓YHに納艇させて頂いたYAMAHA30C2のミキシングエルボーにクラックが見つかっていたので、パーツ暢達が出来たので、Sメカさん同行で交換に。午前9時集合!

雑談も交えながら、約2時間弱で終え、Sメカはひと足先に網干BPに移動。
チャージランプのトラブルを解消のためオルタネーターを交換に向ってもらい、ワタシは岡山新築港にある岡山ドックさんに検船に・・・

そのあと、網干BPに移動、チャージランプのトラブルはオルタネーターを交換することで無事解決しました!
オーナーさんには随分と長い間お待たせしました(>_<)感謝です〜

そして更に更に、夜間航行で西宮マリーナにあったFeelingを移動。
もちろん安全を期して夜間に関わらず、Uクンを呼びつけました。


4月7日、8日、9日と新西宮YHで「関西ボートショー」が開催されます。



画像
クラックが入り海水が漏れたミキシングエルボー。
新しいミキシングエルボーに交換(YAMAHA30C2)
新しいオルタネーター。アッセンブリ交換。
岡山ドックの全景。
新築港から出航するフェリー。