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2011年3月31日
ELAN310 SteeringWheel

エランの310モデルにステアリングホイールバージョンが登場した。
このステアリングの発想は非常に豊かで、艇をタッキングさせるとポストと共にステアリングもタックする。

このシステムは、ELANだけのものではなく、デンマークの「JEFA」製の既存のものですが・・・

「SWING PEDESTAL CONCEPT」と呼ばれています。

そのシステムは、風上でヘルムをおこないたい時は風上サイドへ、風下の場合は風下へ。
ステアリングポストを移動させるのには、ポスト下部のペダルを踏む。

実にユニーク!
その様子がYOUTUBEで見ることが出来ます!

そのELAN310、ちょっとカッコイイと思ってます。
かなりスポーティながら、コックピットにチークが貼ってあったり、かと思えばドジャーが付いていたり、ファーリングジブだったり、キャビンも洒落てます〜

ちょっと胸キュンものの、スポーティラグジュアリーなモデルです。

詳細はココ!をクリックで見ることが出来ます!

To be continued
ELANはヨットよりもスキーで有名なメーカーです。
スロベニア、地中海の東に位置する。

2011年3月27日
西宮のYAMAHA SCAMPI

30数年前に建造されたヤマハ・スカンピ、30フィートのヨットです。
この艇は、バウのフリーボードが他艇と比較して極端浅い(舷が低い)のが特徴です。
それは、昔むかしのIORレース(レーティング)(艇のハンディキャップ)対策によって、少しでも有利なハンディキャップにしようと設計されたからだそうです。

そのためクルーはバウを浮かせようとアフトデッキに乗って艇速を稼いでいたそうです。

その他に、ハル形状もビーム部分が丸くなく、少し角張ったハルをしています。
現在のIRCの角張ったハル形状と少し意味が違っていますが・・・

レース艇と云っても、キャビン内部はちゃんとした居住空間があり、ファブリックのクッションも木製の棚も個室トイレも装備され、どちらかと云えば完全なクルージング艇でシングルハンドでも安全に楽しめる艇なのです。

そもそも、この「スカンピ」と云うネーミングは、お金のない「すかんぴ〜」と違って、語源はフランス?では?と思います。

現に、当初の設計は「フランス」その設計図をもとにヤマハが建造したそうです。
「スカンピ」の持つ意味は「テナガエビ」「エビのフライ」で、ヨーロッパからのネーミングなのです。

ちなみに、スカンピは当時ヨーロッパで開催された、ハーフトンワールドカップに日本チームとして出場!
そこそこの成績をおさめたそうです〜


某ベテランセーラー談。

Scampi のバウ。この艇の最大の特徴です。


2011年3月21日
徳島、西宮。

とあるヨットを求めて・・・20日は徳島へ。

21日(祝)午前中はとあるヨットの案内。
その午後からNISSAN30でまたまたセーリング。
スクリューに付着したフジツボのお陰で、機走が出来ず、セーリングのみで出航〜

西宮の奥まった水路の強弱の激しい振れまくるブローを追いかけながら、20°ほどヒールをしたかと思えば、次の瞬間にはアンヒール〜
海面もフラットで、琵琶湖を思い出させる。

雨上がりの空ながら、かなり暖かくウインドブレーカーでは少し暑く感じた。
そろそろセーリング可能です。

23日、
中古パーツ。
かなり前から心の準備だけは出来ていたが、ようやく中古パーツを整理。
少しだけアップロードしましたので・・・・。
画像を少しアップしました・・・

ST4000オートパイロット
30〜36フィートクラスのラットステアリング用です。

2011年3月19日
伊勢湾・津ヨットハーバー。

ここもまた、津波対策なのか、上架艇には艇と船台にはロープが頑丈に張り巡らされていた。

ヨットハーバーから伊勢湾を見渡すと、ちょうど南東には震源地からの津波が押し寄せてくる位置にある。

その地震や津波よりも深刻なモノが例の原発の問題だ。
諸外国のヨットブローカーさん達は、毎日のように放射能のことを気にかけてメールや電話で問い合わせてくる。

どうやら、日本人より海外の方が放射能をかなり心配しているようだ。


伊勢湾・津ヨットハーバー。

2011年3月16日
地震、津波、原発・・・横浜・・・横須賀。

2011年3月16日。早朝に新幹線に飛び乗った。
新横浜から浦賀まで、横浜経由で約1時間。
ニュースの報道が現実で、節電のためかJRも京急もかなり少ないダイヤで運行されていた。

何より、横浜、横須賀市内はクルマの移動が非常に困難というのか、ガソリンスタンドが100%近く閉店してしまっている。
唯一オープンしている店にはクルマの列。
しかもハイオクは無く、レギュラーの3,000円分のみの給油となる。

さて、震災前から予約していた艇の上架に立会った。
その間にも横須賀では揺れは感じなかったが千葉での余震と津波警報。

関東エリアもまだまだ影響が残りそうです。

遠くに見えるのが房総半島。

2011年3月12日
東北地方大平洋沖地震。
画像は茨城県・大洗マリーナと千葉県・銚子マリーナ。

2011年3月11日、東北地方大平洋沖地震の影響で、千葉県・銚子マリーナ、大洗マリーナ、那珂湊マリーナは、ほぼ全壊状態との一報が入りました。

那珂湊マリーナは海から1kmほど那珂川を上り、しかもマリーナ入口も狭いので、助かった艇もあるらしいのですが、陸上保管の艇は4m〜5mの津波により船台から落下し大きなダメージを受けたそうです。

浮き桟橋保管艇は、桟橋が壊滅状態。
艇はヨットよりモーターボートの方に大きな損傷があるそうです。

銚子マリーナも同じような状態で、陸上保管艇のほとんどが損傷を受けているそうです。

大洗マリーナは全壊との情報。

今回の地震、津波はプレジャーボート、ヨットだけでなく、日本のフネ全体の大打撃になってしまいました。

その後、海外の友人から何通もの安否を気づかうメールが届いています。

茨城県・大洗マリーナ
千葉県・銚子マリーナの被害状況

2011年3月8日
マイアミボートショー。

2011年2月17日〜21日
「MIAMI International boat Show & Strictly Sail」が開催されました。

まずは日本メイドの出品状況ですが、ヤマハ、スズキ、ホンダ、トーハツ各社のアウトボードエンジン、中でもカラーリングで人気があったのがトーハツ船外機。
ヤンマー製のニューコンセプトエンジンとかなり洗練されたコントロールボックス。

ヤマハからはニューモデルのトーイングボート。SRV、AEROSPORTSの後継モデル?

日本メイド以外では、ボストンホエラーのトーイングボートの登場。
タイガR20などなど、マイアミではまだまだこれからと云った感じでトーイングボートが出品されていました。

ジェットではSEADOOからSTOP-IBRシステム、すなわち急ブレーキ機能付きモデルが登場。

その他、航海計器群がオドロクほどかなり進化しています。

そんな中、昨年は閉鎖されていたベイサイドエリアでのフローティングが復活!
セールボートもベネトゥ、ハンターなど各社ニューモデルを出展。
ベネトゥ50 SENSEはジョイスティックで操船するなど、ヨットとしては画期的なシステムを採用しているのが印象的。

今回、特筆すべきことは、VOLVOとYAMAHA、カミンズとマークルーザー、カミンズとVWのアライアンス提携が話題でした。

記、Tige Boat/タスカーマリン販売

ボートショーフラッグ
ベイサイドエリアのフローティング
tige R20

2011年3月2日
ブルーウォーター21。

西宮・神戸マリーナ所有の「ブルーウォーター21」。
鎌倉のリンフォース工業で建造されて40年を経ており、今は全く稼動はしていない。

建造当時は(今も)名艇と云われ、遠くは「鳥羽パールレース」などにも参加していたと聞く。

全長わずか6.5mの小さなクルーザーだが、スタビリティも高く、他の20フィートクラスと比較しても帆走性能はカナリ優れているらしい。
その上、キャビン内にはトイレも装備され、バースも確保されている。

エンジンはもちろん船外機、5hp〜8hpの搭載が可能で、コックピットにある穴?に差し込むタイプである。

ワタシはこの艇には全く興味が湧いてこないが、友人のMちゃんは盛んにこの艇を欲しがっている・・・

武市・村本ヨットデザイナーズ設計、リンフォース工業建造。ブルーウォーター21。

2011年2月20日
横浜某所。

横浜某所。超大物俳優T氏の所有艇。
「このボート○○ ○さんのボート・・・」
「エッつ!○○ ○さんがボートを☆◇&$#@*・・・!?」

関東方面では芸能関係にとどまらず、各界の著名人の所有するボート、ヨットを時々見かけることがあります。
見たからと云って、別にどういうことではないのですが、やっぱり見とれてしまいます〜

しかし、今回はかなりの大物俳優さん所有のモノだったので思わず「パシャ!」
年に数回は乗られているそうです〜

今回の目的は「PF32」を皮切りに「トレッカー38」「CC30」「WOODY82」の4艇をメインに、レストア中のカナダ製の珍しい艇、大改造中の木造船などを見学。
その途中にも防衛大のセーリングクルーザー群、八景島のマリーナなどなど・・・

ヨコハマ、ヨコスカに来るとついつい観光になってしまいます。

○○ ○さん所有のボート。

旧名マリンポートコーチヤ。
現サニーサイドマリーナウラガに上架保管されているステップマリンCC30。(画像中)


2011年2月20日
PF32と横浜周辺。

横浜、横須賀近郊には、至る所にヨット、ボートが係留されています。
今回もT氏の案内で横浜の隅々までを見学させてもらった。

まずは、岡本造船。
ここには「PF32」が保管されている。台湾での建造、アウトラダーでなかなかの味わいを見せてくれている。おそらく日本では2艇しかないと聞く。
かなり手作り感のある桟橋をヨロヨロと慎重に歩きながら、そのPF32に辿り着いた。

一週間前に上架され、白くペイントされたボトムにつながるアウトラダーの形状がハッキリ見ることが出来る。
なるほど・・・・

デッキに貼られたチークもキャビン内部の木製品もかなり美しく保たれているのにかなりのオドロキ!。

近代的なベイブリッジとクラシカルなPF32のデザインが意外にもマッチしていた。

To be continued
岡本造船から見る横浜ベイブリッジ。
これがロングキール艇のアウトラダー。

2011年2月13日
セールの話。

メインセール、ジブセール、スピンネーカーそしてゼネカー(ジェネカー)まではちょくちょく会話の中に登場はしてくるが、ジブセールの中でもNo.1ゼノア、No2.No.3ともなるとレース以外では全く使用しなくなった感があります。

まして、ほとんどの艇にはジブファーラーが装備され、キャビンの中にセールが置かれているのはよほどの艇に限られてきました。

さてさて、今回もYAMAHA33の話ですが、バウキャビンの奥まったところのセールを整理し、デッキに並べて見たところ、セールのフルセットが発見されました。

前回、ブルーパーで驚いていたのですが、今回発見されたのは「JT」と「DU」!
と描かれたセールバッグ。と、云っても理解できるセーラーはごく僅かかと思われます。

ヨット歴、一応数十年のワタシでも「JT」と「DU」を目にするのは全く初めてのこと!そのセールバッグの裏面に「JT」はJIB TOPとプリントされ、「DU」はなぜか「DUAL STAYS'L」と記されてあった。
ちなみにSTAYS'LはSTAY SAILのことです。

これらは主に帆船のセールの名称と思いますが、通常我々の乗るヨットでは、いつ、どんな状況時に使用するのか理解できませんでした。

近々、超がつくほどのベテランセーラーに聞いてみようと思っています。

さらにこの艇には「STEARN MARINE」製の油圧システムが組み込まれていました。
ちなみに今だ稼動しているのが不思議な気がします。

結果/ジブトップはクローズドリーチング時などで通常のジブセールではカバー出来ないジブトップ部分を、もう1枚のジブ(タック部分が極端に高いジブ)で通常のジブではカバーできない部分を補足するためのジブだそうです。

No.1ライト、No.1ヘビー、No2、DU、JT、B、0.5、0.75、1.5、その他トライスル、スペアメイン、ストームジブなどのセール一式。
STEARN製のシステムバング。バックステイ、ベビーステイも同系統の油圧システムで稼動。

2011年2月11日
ヤンマー3YMエンジン

1年に100艇近いヨットと出会うわけだが、そんな中「ヤンマーYMシリーズ」のエンジンと出会うことは全くと云ってない。

それだけ、日本国内で新艇が建造されていないと云うことになる。

さて、このYMエンジン、国産であるにも関わらず、すべてが海外での生産。
主にヨーロッパで製造されている。
しかも大量生産されていないため、ストックがなかったりする。
その上逆輸入となり、手に入るまで3ケ月から4ケ月を有する。

3GMシリーズと比較して、低燃費であること、やはり何と云っても静かでもある。

紹介しているエンジンは3YM20の20馬力バージョン、最大出力は3600回転で22馬力を発生。他に3YM30、2YM15もラインナップに加えられている。

さて、3YM搭載のピーターソン30は2007年にエンジンの換装はもとより、セール2セット、メインのハードトラック、ハル塗装、計器類、ドジャー、電気系統、キャビン内部など、すべてにおいてリメイクされている。

YANMAR 2YM20

2011年1月27日
徳島・ケンチョピア

ここは、「阿波踊りヨットレース」で名高い四国は徳島県庁前の新町川にプレジャーボート、ヨットのための係留場所として提供された桟橋である。

画像はあまりにも有名なカットであるが、左の建物が徳島県庁。
まさに県庁の真ん前にボートやヨットがずら〜っと並んでいる。

「ケンチョピア」ちょっと変わったネーミングだが、県庁と桟橋(Pier)の造語であることは云うまでもない。

西宮からここまでは5ノット平均の帆走で約12時間。

四国・徳島「ケンチョピア」

2011年1月29日
ドイツ・デュッセルドルフ ボートショー
BJP_WEB スタッフCMO現地取材

Yacht of the year 2011にElan350受賞!

ショー会場スナップ/Part 1
ショー会場スナップ/Part 2
ショー会場スナップ/Part 3
ショ−会場スナップ/Part 4
ショ−会場スナップ/Part 5

Rivaでしょうか?。
Rivaオリジナルグッズ。

2011年1月20日
ソレイユ ルボン

20日に昨年末からのアメリカ人さんとフランス人さんの同行でソレイユルボンの見学に行ってきました。

彼らの艇への思いは格別で、観察する眼光は我々東洋人とは全く異なります!

艇の隅々を細かく細かく念入りにチェックします。
キールの取付部に一ケ所でもサビ(RUST)があるとサビが無くなるまでその部分を指で擦り付けます。

そのサビと云うことばがなかなか通じなく、床に指でスペルを書いての説明でした。

また、オイルチェック時、プーリーにこぼれ落ちたほんの少しの一滴を、これまた指で何度も何度も拭き取り、最後は自分の靴下でそれを拭き取っていました。
こんな所にも艇への思い入れが現れていました。

アメリカ人とフランス人はフランス語で会話、ワタシとアメリカ人は日本語と英語で会話。最後の最後にはセールの話になり、思わず友人のカナダ人に電話して助けてもらうと云う、超国際的商談!

それから、見学を終えた二人は何度も何度も浜寺ボートさんのリメイク技術を褒めていました「Good job!」これくらいは理解できました!・・・。

ちなみに・・・英語の発音は日本人よりも中国人の方がかなりウマイそうです。

アメリカ人のMさんとフランス人のWさんとソレイユルボン。


2011年1月18日
ニュージャパンヨット/ソレイユ ルボン

ヨット黄金期から今も健在するニュージャパンヨット。
そんな長い歴史の中で1970年後半に建造された1艇が「ソレイユルボン」
ルボンは26フィート。

例えば「ルボンって何フィートですか」?などと聞こうもの笑われてしまう。
「ルボン」は「ルボン26」ではなく「ソレイユルボン」なのである。

意味は「登る太陽」とフランス人セーラーに英語で今日、教わったところ。

その「ソレイユルボン」は堺市の浜寺ボートさんに置かれていた。
ボトム、ハルはいつものようにピッカピッカに仕上げられ、キャビンも美しく仕上げられていたのは云うまでもない。

近々じっくり、この「ソレイユルボン」の観察の予定。

キレイにリメイクされたルボンのキャビン内部。

2011年1月13日
Marina36/つづき

マリーナ36をじっくり観察してきました。

ハルやデッキの状態はさほど良くありませんが、キャビン内部はなかなかのモンです。
クッションはへたっていますが、木製品は腐りや水漏れ跡がないので少しガンバッて磨き込めばイイ感じに蘇ります。

ラックアンド式ラットステアリングに、もちろんロングキール
で、船歴は34年。
結局のところこの艇は国産と判明!

34年モノのマリーナ36。

2011年1月9日
Marina36

マリーナ36というちょっとビンテージものです。
1960年から1970年代に建造された艇のようです。
年式はいまのところ不明ですが、この艇はアメリカからの逆輸入艇かも知れません。
日本国内で建造されたと云う説もありますが台湾かも?の説も???

とにかく船舶検査証書をキャビン内から見つけだし、究明しなければ・・・

キャビン内部の木製品はいがいにキレイです。
しかもエンジンは数年前に「Yanmar 3JH」に換装されており、本日エンジンも難なく稼動していました!。

しかしここ半年でMarinaをあちこちのサイトで見かけるのですが36フィートは初めてです。


2011年1月7日
琵琶湖。

ちょっと久しぶりに琵琶湖はヤンマーマリーナ内のマリンウェブさんの展示場に出かけたワケですが・・・
名神高速から滋賀県に入ったとたん一面に雪景色!
皇子山から見渡せる琵琶湖もグレー色。さすがセーリングクルーザーはもちろんディンギー、バスボートなどの姿はまったくなかった。

道路脇には10cm程の積雪、かなりビビリながらのノロノロ運転・・・。

その展示場入口近くには、ヤマハ24、ヤマハ25マーク2、ヤマハ21と一時代を築いた艇が20万円から30万円の価格提示で販売されている。

特に琵琶湖はこのあたりのサイズが主流だったが、20年ほど前には30フィートクラスが主流に変わり一時期は40フィートまでもがクラブレースに参加するようになってしまったが、今は30フィートをチョットオーバーするサイズの艇が再び主流になっている。

さて・・・今回の目的は「ベイライナー3258」の見学のつもりだったが、艇に積もった雪のためアッサリ残念した。

手前からY24、Y25MK2、Y21。

2011年1月5日
伊豆・伊東と富士と初島とFarr50パイロットハウス。

2011年1月、この日が初セーリング。
もちろんクルマでだが伊豆半島東の伊東サンライズマリーナに5時間かけて出かけた。

まず驚かされたのは海の透明度。
キール、ラダーの先端まで見ることができる。

午前9時すぎには、H社のM氏、Y社のM氏、J氏も集まっており、早々に舫いを解いた。

メイン、ジブフを展開する。
もちろんどちらもファーラー、しかも電動。

いつものとおり、ワタシは全くなにもせずに(出来ない)スターンパルピットのオーナーズチェアでそんな光景を眺めていた。
オーナーズチェアといっても、左右に3人が座れるまるでベンチ。
50フィートを感じさせてくれる。

午後から風が吹くとの予報で、風を待つ間しばしの観光。
青空の中に富士山がくっきり見える。初島が見える。熱海の街も見渡せる。

関西育ちのワタシは何度見ても見るたびに富士の山に感動!

風を待つこと約2時間、半島の山並から白波を伴い風が降りてきた。
艇はポートサイドにゆったりヒールし、ググっとウェザーヘルムが出始める。
少しのカウンターステア。
ティラーのレスポンスがかなりイイ感じ。
さすがブルースファーのデザインと全員でうなずく・・・

そういえば、桟橋から見えたラダ−形状がそのへんのクルーザーと違ってグランプリレーサーのカタチそのものだった。

改めてFarrデザインのポテンシャルを味わうことが出来た今年の初セーリングでした。

画像中央ジブのラフ側に見える白い三角が富士山。
水平線の中央が初島。

2011年1月1日
謹賀新年

あたらしい年をむかえてのおよろこび申し上げます。

昨年末は30日にかなりの遠方から艇の見学にお越し頂きました方のご案内を締めくくりさせて頂きました。

今年もお陰さまで5日に伊豆・伊東にて初出航予定です。

2011年、迎花送雪。