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2014年6月28日
J-70初セーリング!。

前日の天気予報は雨。
しかし、J-70の初セーリングはその予報を覆す晴天とまではいかなかったが曇ったままで雨は一滴も降らず。

輸送用のクレイドル(船台)から、陸上保管用の船台に移し替え、淡輪ヨットハーバーの下架リフトに運ばれた。

そこで、船外機とラダーを取付け、フィッティングを確認してJ70の日本初セーリングに出航した。

風はライトウインドながらそのボートスピードはとてつもなく速く、そのポテンシャルを見せつけてくれる。
クローズドホールド、アビーム、クォータリーと走らせ、待望のゼネカーをホイストした。

少しの間、ゼネカートリムとジブトリムをさせてもらったが、US製NORTHのデザインがこれまたGOOD!
J70とのマッチングも良さそうな雰囲気。

この艇のデビューレースは、8月3日の大阪ベイ淡輪ヨットクラブと大阪府マリーナ協会(淡輪ヨットハーバー)の共同主催による「第30回ファミリーヨットレース」を予定。


初セーリング中のJ70。

2014年6月25日
今年9艇めの輸出。

25日水曜。
もたもたが続き、結局1週間に渡って入金、書類待ちをさせられることに・・・
福岡から一旦オフィスに戻り、諸用を片付けながら待機。

水曜日の一番機で再び福岡へ・・・
09時にはJCIで返納届けを提出、10時に韓国のLさんと領事館で待ち合わせ。

1時間程度で仮船籍を取得し、博多税関で輸出手続きと出入国手続きをお昼休みを挟んで、約2時間ですべての書類作業を終えることが出来た。

Lさんとは、もう10年近くも共同で輸出作業をやっているので、実にスムーズに事が運びます。

最後にLさんのイミグレーション(パスポートにスタンプを押してもらう作業)を、フェリーターミナルで行い、再度、マリノアに戻り、最後の艇チェック。

いつもどおり、慌てるようにBUANに向けて出航していった。

27日1530にマリノアを出航。
もちろんシングルハンド。

2014年6月23日
船舶検査!

23日月曜、午後2時からJCI検査がはじまった。
とにかく日本第1号艇なので、国内にデータがなく船体の計測がメイン。

問題は全くなかったのだが、ラダーを取り付けると実全長7mを200mmほどオーバー。

7m以下だと船尾灯が必要ないが、7mを少しでも超えると船尾灯が必要になる(とのこと・・・)
当然、7m以下と思い込んでいたため、船尾灯は用意しておらず、次回の耐久テスト時までに用意することで、一旦解決。

臨時航行の許可は下りたが、従って夜間航行は禁止。

28日土曜日は引渡し日に決定しました。

測度計測中のJ70。

2014年6月21日
J70日本第一号上陸!

昨日、J70が神戸港から午前9侍に大阪・淡輪ヨットハーバーに搬入されました。

で、さっそく艤装に・・・
艤装品はHARKEN製ブロックやMARLOW製ロープなどとレーシングギア。
IRCグランプリボートと変わりのないセイルレーシングそのもの!

艤装を手掛けるのは最近お世話になっているヒサシマリンさん。
まず、マストにハリヤードを通し、特別仕様の航海灯を取付け、
淡輪ヨットハーバーのスタッフさんに手伝って頂きマスト起て。

とにかく軽量なのでクレーンで引き上げることはなく、マンパワーで一気に起てることができました。

さらに細かい作業は22日(日)に行い、23日(月)にJCIの検査が行われます。

神戸港に到着したJ70

2014年6月20日
購入決定!

結局、韓国のKさんはしぶしぶ?福岡の艇を購入してくれることになり、19日(木)の午後に再びマリノアに来た。

艇は上架して船底チェックし、ボトムに異常がなければ購入決定するとのこと。
上架はいつものTクンに手伝ってもらうことに・・・

ボトムには少しオズモシスではないがスルハルの周りに水分を含んだ箇所があり、またまたTクンを呼びつけ、サンディングしてもらいパテで補修してもらった。

トラブルは一応解決し、購入決定!

しかし、事前に韓国から振込まれたお金が入金されず、この日は決済が出来ず、あくる日の20日にも振込み確認がとれず・・・

結局、20日はただただ振込みを待つだけの1日となってしまった。

これまた、次回持ち込みです・・・・

PS
いよいよ、ようやく待ち焦がれた「J-70」が遂に淡輪YHに運び込まれて来ます!

楽しみ、楽しみ!

マリノアで納艇前の船底洗浄中のP42。

2014年6月13日
またまた,SOUELからの来日・・・!

12日の夜に、SOUELからの来日。
今年に入ってからは2週間に一度の割合で韓国からのお客さんがあります。

13日金曜日の朝にホテルにピックアップに、新西宮YHで1艇を見学・・・いつもなら見学の時点で購入決定するのですが、今回はやや納得されないのか?
決定はされず・・・・

ならばと、もう1艇の候補であった福岡の艇のチェックに午後の新幹線で向かいました。

艇購入の条件は40フィートクラスで1000万円以下。
日本国中のサイトを見ても、他にそう云った艇がなく、ちょっと不満足ながら、福岡の艇に決定?

結果は上架して船底をチェックしてからとのこと・・・

19日に再度となりました。

KOREAのお客さんとブローカーのLさん。
Lさんとは10年近くのパートナーです。

2014年6月10日
SOUEL 到着

予定よりも半日早くソウルに到着したとの連絡が入りました。
途中、今治近くで吸水系のトラブルもあり、彼らは自ら修理し、下関税関で通関とイミグレーションを終え、強風の玄界灘をストームジブで乗り切り、なんとか韓国に辿り着いたと連絡が入りました。

例のフェリー事故で中止されていたヨットレースも再開される見込みで、今月の20日のレースは開催される見込みのようです。


PS
彼らが瀬戸内海から韓国へとデリバリー中、久々に自艇のセーリング(実際にセールのみの帆走)をいつもの一文字防波堤を一周してきました。
と、いうのも先日、上架し船底を洗浄したのと、エンジンテストを兼ねてのこと。

エンジンのオーバーヒートの警告音はすっかり無くなり、今の所快調に回っています。
が、しかし・・・・そのセーリング中に気付いたことが、風向系統がまともに稼動していない!?

またまたのトラブル発生です。
マストトップのセンサーから異音?

なにしろ、この計器も年代ものなので「RAYMARINE」の新製品に交換することにしました!
ついでに、悩んでいたオートパイロットも「RAYMARINE」製を新調することに決定!

いづれ、近い将来は「RAYMARINE」のシステムを連動させればと思っています。

強風の玄界灘をストームジブで乗り切り、ソウルに到着したTeam Haemaru の3名

2014年6月6日
突然の韓国輸出

知人の紹介もあって、韓国仕向けのレースボート(ヨット)の輸出のお手伝い。
2日の夕方にTeam Haemaru の3名はKIX入りして、そのまま艇の置かれたYCへ、そこから新西宮YHに移動。

事前にJCIで手続きを済ませておいたので、3日の朝にホテルにピックアップし、午前9時には韓国領事館で仮国籍申請を済ませ、その足で尼崎税関支署での輸出手続きを行うことが出来、その日の午後2時にはインスペクションまで終えることが出来ました。
そして夕刻、再び税関に輸出許可書をいただきに行き、その日は終了!

これで予定より早く「4日に出航する!」と大喜びしてくれた早朝〜
朝一番に「今日の出航はヤメて、観光に行きたい!」と云いはじめた・・・

後で聞くと、どうやら大阪城、梅田近辺を観光したらしく「大阪城」と描かれた土産袋を数個キャビン内に置かれていた。

5日、とにかく出航の日がやってきたが、朝からのド強風!。
桟橋に舫った艇が大きくヒールし、ポンツーンに押し付けられており、風下側に移動した。
その移動方法も、強風の中彼等3人でそつなくこなし、かなりヨットに手慣れている風だった。

午後8時に西宮をスタート、6ノット平均のボートスピードで行けば下関まで上手く潮に乗れることを伝えた。

出航前の準備として、エンジンオイル、スペアのジンクなどなどを購入。
欲しがっていたレーダーリフレクターは、数度の食事をごちそうになったので、そのお礼の意味も含めてプレゼントしてあげると、喜んで取り付けていた。

午後6時30分。
彼等はキャビン内で夕食をつくりはじめた。
「キムチチゲ」一緒に食べようの誘いでご馳走になり、そして日没の出航を見送った。

たった三日間いっしょに過ごすだけで、いつもなぜか一瞬ジーンとくるものがある。

ご馳走になった、特製のキムチチゲとゴマの葉。

2014年6月1日
エマージェンシーティラーの実験!?

福岡行きがキャンセルのため、待に待ってもらっていたビギナー艇の同乗が実現した。

約束は午後からなので、午前中は自艇のエンジン、ラダー、オーパイの再チェックに・・・
いつもどおり、ハッチを開け通気しながらビルジを抜く作業。
???ビルジに少し軽油らしき油分が・・・?

さっそくエンジンを掛け、各部をチェックすると燃料ポンプのOUT側から少量の燃料漏れを発見!
ボルトが少し弛んだのか?締め付けると、その漏れは一応止まってくれたが、即パーツ発注!

次は、ラットステアリングを廻すと1ケ所重くなる箇所が・・・
コートランド部分に原因かも?で、保護板を外しワイヤーの一部に辿り着いた。
ワイヤーには異常はない。

いろいろ悩みながらステアリングを廻していると、回転の一部分が重くなる?
どうやらオートパイロットの取り付け方が真の中心になっていない感じが???

ボルトを一旦すべて緩め、ラットを回転させながら均等に締め付けると、その重みは軽減した。

そのついでに、エマージェンシーティラーを桟橋に舫ったままだが、人生初の実験!
画像のT型タイプだとかなり重く航行中であれば無理なのでは?との自己判断で、長いステンレスパイプを補充した。
これだとまぁ何とか使えるかも???

あとは、すべて実航行チェックあるのみ!

午後は新西宮THに向かい、久々のセーリング。
暑くもなく(少し暑い)、寒くもなく、波もなく、風もなく(2m〜3m)で、ご機嫌なセーリングでした。

PS
そのオートパイロット、Raymarine製AUTOHELM ST4000。
15年以上前のモデル・・・すでに製造は停止されてしまったモデルなので、補修部品暢達もままならない。
ST4000+もしかり・・・

現行モデルのカタログを見せてもらったが、その進化に驚かされる。
ちなみにネーミングは「EVOLUTION AUTOPILOT」
「装備したい!」「いやいや今のままでも?」
現在試案中!
整備となんちゃってセーリング。

2014年5月30日
自艇の整備_上架船底洗浄とオートヘルムトラブル?

5月30日(金)、昨年の8月22日に船底整備をして以来の上架。
フジツボではなく、カラス貝?の一種が、スクリュー周りにビッシリ。
もう少しで自走不可になるところでした。
普段もスクリューは廻しているつもりでしたが???
上架ついでに、離岸、着岸時のかなり大きなハルのキズを1000番のペーパーとコンパウンドで何度も磨きあげ、3時間後にはキズは目立たなくなりました。

その上架中にラダーを左右に動かしてみると、カタイ!
途中で止まってしまい、手のチカラでは動かなくなるほど・・・

先日、再度取り付けたオートヘルムのせい?
ステアリングを廻すと、普通に動く?

コートランド?ワイヤー?が原因?
またまた、次の課題が・・・

オートヘルム改良ついでにすべてチェックしなければ・・・・。
とにかく、船歴20数年とビンテージもののオートヘルムです。

PS そんな中ネット検索で旧ST4000のドライブベルトを発見!
さっそくオーダーしてしまいました。


旧型AUTOHELM。
まだ動くのですが・・・

2014年5月28日
自艇の整備。

先日、温水機とエンジンの連動を遮断し、その結果を見るとエンジンには異常なし。
ラジエターキャップを外しても、もう冷却水が吹き出ることもなくなりました。

やはり、温水機の内部に異常なのか???
近いうちにオーバーホールをしなければ・・・

そしてもうひとつは、長〜い間放置していたオートパイロットを久々に取り出し、バラシたついでにベルトの回転ガイドのすべてを外し「McLube」を吹き付けると異音もなくなりスムーズに回転するようになりました。

なんなく取付完了!
しかし、以前からオートパイロットスイッチがドッグハウスに付けられているので、次回はスイッチをコックピットに移動させようと考えています。

日常のメンテナンスと言えば、週に一度はハッチを全開にし、通気をしながらクッションを干し、トイレ、ギャレーなどの水まわりはすべて数分間流し、その間にエンジンを掛け、エアコンも稼動させ、ペラも廻しています。

しかし、しかし・・・ほとんどセーリングに出ることはありません。
今年は、西宮港内に一度出たきりです。

温水機とエンジンを分割。
上部パイプはエンジン側から外し、温水機に戻しています。

オートパイロットのベルトガイドにMcLubeを注入。
動きがスムーズになりました。

2014年5月25日
いつもの西福岡マリーナへ。

小豆島から福岡に回航され、納艇前の整備をマリノアで行いました。

上架船底洗浄、エンジン点検と消耗備品交換、デッキ洗浄、キャビン清掃、ジブファーラーの修理などなど・・・

金曜日は日帰りでその作業中に顔を覗かせに行ってきました。
出航は27日の火曜日予定、仕向け地はもちろん韓国。

この頃は週に一度くらいのペースでマリノアに通っています〜


PS
25日は久々に自艇の整備、いつものオカチャンに面倒を見てもらってます。
今回は、ヒートエクスチェンジャーを交換したにも関わらず、オーバーヒートの警告音がなるし、
最近は不思議な症状まで起り出したので、再度チェックをしてもらいました。

自艇は、ヤンマー3GMの間接冷却に温水機が連動されています。
その不思議な症状は、桟橋に舫いながら、エンジンを始動し30分〜60分ほどの間に回転を上げたり、ギアを前進、後進にしたり、負荷を掛けたりし(その間は全く異常なし)エンジンを停止させ、完全に冷えきってからラジエターキャップを開けると勢い良く冷却水が吹き出てくる症状が起こるのです〜

水漏れなし、海水の侵入なしなので、やはり温水機がなんらかのトラブルがあるのか?なので、温水機とエンジンのパイプを遮断し、再度エンジン点検を行うことにしました。

遮断しての影響は、航行中に温水機が使えなくなることのみ・・・
係留中は陸電で温水機をあたためることができるので、桟橋ライフは今までと変わらず!

マリノアに舫われた整備中の48フィート。

2014年5月17日
小豆島へ再び・・・。

Okazaki48を岡崎造船さんに保管していたので、購入希望者さんの同行で今年二度目の小豆島に。

今回は、姫路から小豆島・福田港へ・・・今年2月の回航の帰りと同じ航路です。

購入希望者さんは、もちろん韓国からのお客さん。
往路はもっぱら「セウォール号」の話題。あと20名の方が行方不明・・・。

今、韓国のマリンレジャー界は全くと言っていいほど自粛しているそうです。
おそらく、今年の秋まではヨットレースなどのイベントは開催されないだろうとのこと。

午後15時10分姫路発のフェリー「おりいぶ号」にクルマと共に乗船。
クルマはトラック1台と乗用車2台。
乗客は15名ほど・・・

そのひっそりとした船内に設置されたTVニュースでは、偶然にも「セウォール号」のニュースが流れていました。

17時30分の復路も乗客の少ない客室で商談。
なんとか成立し、いつものようにパリパリ(急げ急げ)のスケジュールです。

「おりいぶ号」の客室。

2014年5月15日
J70ニュージャージーを出発。

J70が6月20日予定で、神戸港に日本初上陸します。

15日にニュージャージーでコンテナに搬入され、17日には船積されます。

待どうしい1艇です〜

ニュージャージーでコンテナに積込まれたJ70

2014年5月6日
海用のカレー「プラドールZ」発見!

船底塗料卸しの「株式会社 安部忠」が製造販売する「プラドールZ」
船底塗料と全く同じブランド名のカレーを「ゆうこうマリン今津店」で発見。

先日、さっそく試食。

味は悪くなく〜どちらかと云えばオイシイ部類。
ボート、ヨットで同じレトルトカレーを食べるなら、シャレ気も含めて「プラドールZ」でしょ!

海のカレー。
プラドールZ

2014年4月27日
テレビの取付・・・

自艇のキャビン内にTVを設置しました。

キャビンにTVがあるのは何も珍しくはないのですが、ようやく19inchのTVを右舷側の収納スペースに取付ました。

なぜ、19Inchかと云うと、TVがキャビン内で目立たず収納棚のルーバーの中に納まるために、このサイズに。

固定方法は、TVの下に固定ベースとなる板を敷き、TVとの間に耐震マットを入れ、さらにタイラップ(結束バンド)で固定。
ベースとなった板と艇との接着はビス等は使用せず、両面テープと前後左右の隙間にはスポンジクッションを入れ、ヒール時やピッチングにも耐えるようにしています。

アンテナはDX製の室内小型アンテナで、全チャンネルが問題なく見ることができました。

そんな中・・・ギャレーの蛇口をひねったら清水ポンプが作動せず!?
さっそくコスモマリンにパーツを発注しました・・・。


PS
クリスとS氏は25日の金曜日に無事台北に到着したとの連絡がありました。

右舷収納に設置した19inchのTV。

2014年4月25日
結局・・・エンジン換装

オカザキ34DSのボルボ製エンジンは、悪いと思われる箇所を総点検とパーツ交換をしたのですが、白煙と2000回転からのバイブレーションが止まらず、オーバーホールをするか?新しいエンジンを搭載するか?で悩んだあげく、頃良く程度の良い同型のエンジンが見つかり、そのエンジンに載せ換えることになりました。

そのエンジンをさらに整備し、パーツも交換。

ゴールデンウィーク明けには完成予定です。

PS
クリスとS氏は昨夜、石垣島に入港するとのこんな連絡・・・?
「We are approaching Ishigaki port from the east. There is a small port entrance. S's phone is broken so he can't call the coast guard to ask.」

「Will you ask the coast guard for us if the water is deep enough for us to enter and park. Also,there is a bridge. Is it tall enough for us to go under?」


こんな質問をごく普通に聞いてきます(笑)
「Use VHF!」と返信しましたが・・・・

S氏のケータイは水濡れのために不通。クリスのスマホは宮崎で故障したままで、唯一彼等との更新はWiFiの通じる場所でのe-mailのみ・・・
まぁ・・・保安庁からの連絡がないので、無事入港したのでしょう!

エンジン換装を待つオカザキ34DS。

2014年4月17日
逆輸出・・・

今回の韓国への輸出は、35年前に韓国から輸入された33フィートのセーリングクルーザーを、なんと今回は韓国に向けて輸出することになりました。

それくらい韓国ではセーリングクルーザーの需要が高まっています。
このセーリングクルーザーは、船舶検査上では「KAUK33」通称「タートル33」と呼ばれる日本国内では希少な1艇です。
とにかく重量が有り過ぎて、33フィートで8.8tonもあります。

事前に韓国船籍を仮取得しておいたので、昨日は税関申告とインスペクション、入出港届けを完了しました。

彼等はこのタートル33ともう1艇J24を運び出します。

ちなみに、来日したのは3名。
日本語はほんの挨拶程度が1名、英語も挨拶程度が1名、韓国語のみが1名。

ここまで話が通じないと、通訳もいらないほど・・・
かえって楽なコミュニケーションでした。

追伸
クリスとS氏はまもなく宜野湾マリーナ着予定。

タートル33
デッキはチーク貼り。

2014年4月14日
グランプリレーシングボートの輸出。

長かった、GP42のリメイクも完了し、14日月曜日に韓国領事館、税関、入国管理局を経て、その日の深夜に韓国の木浦を目指して西福岡マリーナを出航した。

初来日の見学から、おおよそ10ケ月もの間、長い英文の交渉や質問などなど・・・
具体的に、昨年末に話がまとまり、今年になってからその作業にとりかかった。

その当日にも作業が少し残るほど、購入者さんの希望が多く、ほぼフルに近いリメイク作業でした。
なんと云っても一番大きな作業はハルペイントの塗装。
メーカー指定されたALL GripとInternationalの船底塗料と塗装には苦労させられた。

御主人は40才半ばの大学教授、奥方は30才前半の美人。
その奥様もセイラーでMelges24のスキッパーとして、昨年優勝の経験もあるそうだ。
その購入者さんは、必ず夫婦で来られ、もちろんデリバリー時も乗船した。

その美人奥さまのいとこが「少女時代のユナさん」だそうで、私と相方のTクンにサイン入りのブロマイドをプレゼントしてくれた。Tクンはかなり喜んでいたが、私はあまりピンと来なかった・・・

近年、日本のヨット事情はごく一部を除いて衰退の方向にあるが、韓国では数年前からセイリングが盛んで、日本国内のレース艇、クルージング艇が売りに出されると、そのほとんどを韓国が購入しているのが現状なのです。

そして、今日から西宮で2艇を韓国に向けて輸出手続きが待っています。

追伸
3月28日に神戸を出航したJ24は、先週無事に韓国に到着したとの連絡が入りました。

また、クリスは先々日、宮崎県油津を出航、今頃は屋久島で遊んでいることと思います・・・
なんでもケータイが故障してしまい、クリスとは通信不能になっています。

西福岡マリーナ・マリノアの桟橋で出航を待つGP42。

2014年4月11日
クリスとS氏は室戸岬を回航し、宮崎・油津を目指す。

もう、油津に到着したのだろうか?
電話での会話によると、風も波もなく瀬戸内海のようだ、とのこと・・・

幸いにして保安庁からの連絡もないので、お気軽にセーリングを楽しんでいるのでしょう・・・

さてさて、先日から取りかかっていたキャビンテーブルをバッサリと切断し、切断した部分を流用して小さめのテーブルが完成!
これで、左舷側のデッドスペースが解放され、自由に通れるようになりました。

また、折り畳んだテーブルを座ったままでも広げられるようになり、さらに広げたままでもバウに行く事ができます。

まぁ、めったにテーブルを囲んでの食事はないのですが・・・
2年越しにストレスから解放されました。

テーブルと同時にテレビの取付を行っています〜
19インチを右舷側の棚の中にと考えています。

ただ・・・西宮はTV電波が弱く、入念な調整をしないと、室内アンテナのみではなかなか全局を見る事ができません。

室戸岬回航寸前のクリスとS 氏。
小さくなったキャビンテーブル。

2014年4月9日
クリス、ようやく出航・・・

4月8日午後・・・
20日以上も待たされた続けた船籍証明書がようやく送られてきた。
その間、クリスは20日以上もヨットの中で寝泊まりしながら、日本を満喫していた。

8日に税関に申告し、9日の午後にインスペクションがあり、ようやく出航可能となった。

日本人なら、航海計画を綿密に立て、艇の整備、部品の確認、などなど、キッチリと表に記すとことだが、クリスには全くそんな意識はなく、20日間で艇に携わったのはブームカバーを付けたことくらい・・・

現に、出航寸前にワンポイント、ツーポイントリーフのロープを通したくらいだから、のんびりと云うか?なんと云うか???

古き良き時代のアメリカンだと、つくづく感じさせられた・・・
「EASY GOING」「FOOT LOOSER」の言葉どおり、まさに行き当たりばったりのクリスの人生です。

今回は、日本人もパッセンジャーとして同乗するので、いつもより慎重に税関、海上保安庁、運輸局に書類を提出し、航海計画も細かく提出した。

出航前には海上保安庁も立会ってくれ、艇を撮影してもらい、その画像を航路である第六管区、第五管区、第十管区、第十一管区に通達してくれた。

さて、さて、いざ出航!で舫いを解こうとした瞬間、ライフラインが切れてしまい、急遽「コスモマリン」に無理をお願いしてセージング加工してもらい、事なきを得た。

おそらく今頃は、友が島水道から室戸岬に向かっているかも?


いざ出航となってからワンポ、ツーポの艤装をはじめ出した。

2014年4月1日
Y31Sの輸出と自艇のキャビンテーブル改造

31Sのクリスは、毎日毎日、西宮近辺をのんびりウロウロしています。(のように見えます)
毎朝、恒例の「Do you a registry certificate arrive?」の言葉からスタートします。

答えは、この2週間決まって「NO〜」の答えです。

多分クリスは、そんなことより、たぶん日本に観光に来ているものと思います。
本人は決して観光のことは口には出しませんが・・・

先日の夜も心斎橋に出かけていたし、桜の見物にも出かけていました。

まぁ時間があるので仕方ないですが、せめて艇の整備や航海の準備をすればイイのですが、それは全く手をつけようとしないのが不思議で仕方ありません・・・

今日から福岡でGP42の輸出手続きがはじまります。

そんな慌ただしい中、気になって仕方がなかった自艇のキャビンテーブルの改造に取りかかることにしました。
とにかく、テーブルが大きすぎて、ソファーに座るのも狭くて狭くて、デッドスペースになってしまっていました。

PS
先日出航した36フィートのレースボートは昨日連絡が入り、本日午前中に韓国着の知らせが入りました。

しかし・・・対馬の保安庁にも問い合わせしたのですが、まだ対馬には到着していない様子・・・
J24の行方が不明です???

キャビンテーブルが大きすぎるので改造中!