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2013年6月30日
コンテナマキシ40。

6月も最終日。
長かったコンテナマキシ40(オランダ製)の納艇も近付いてきました。

ロシア・ウラジオストックへの輸出です。

購入された方は、西宮からウラジオストックに主にセーリング(機走も)で帰る予定です。
もちろん、瀬戸内海から関門海峡を抜け、日本海へ・・・

気が遠くなるほどの距離ではありませんが、まぁ2〜3週間もあればと軽く考えています。

以前、同じウラジオストックのALEX親子は、西宮からフィリピンに向かい、フィリピンで半年を過ごし、再びウラジオストックに戻りました。

さて、今回のコンテナマキシ40は、航海の前に船底、エンジンチェックは当然、さらにリギン交換、ジブファーラー、オートパイロット、レーダー、ライフラフトなどをフィッティングしての帰国予定・・・

滞在予定は未定・・・。

ウラジオストックに向かうコンテナマキシ。
ちなみにコンテナマキシとはキールを外しコンテナ内に斜にして入る最大サイズなので、コンテナマキシと云われています。

2013年6月24日
ジャノー1100の見学・ジャノー31の名義変更。

6月21日、ラグーン440のすべての整備を終え、韓国に向け出航。

比較的、高年式艇でも細かいトラブルが沢山あり、それをひとつづつ解決していくのに時間を要しました。

その間に30フィートヨットの買取り。
静岡保管の見学、琵琶湖での名義変更、修理艇の上架などなど・・・

今週末はウラジオストックと台湾からのお客さんが来日予定です。

ジャノー31のキャビン。
スタンダードなレイアウトです。

2013年6月17日
ラグーンの納艇。

6月17日に決済を終え、ようやく納艇が近付いてきました。
17日に譲渡証書を頂き、18日には税関、領事館に向かいます。

輸出の書類作成は、もう何度もやっているのですが・・・けっこう時間が掛かります。

予定では19日の夕刻に出航予定。

艇の状態は整備に整備を重ねたので万全です。
Lagoon 440の納艇準備完了!

2013年6月10・11日
ライフラインの交換完了〜。

月曜日にライフラインを外し、火曜日には完成!
新しいライフラインにして、艇が蘇りました。

この作業は西宮浜にある「コスモマリン」に依頼したものです。

オフィスからもヨットの保管場所からもクルマで数分なので、ちょくちょくパーツやケミカル用品を探しに行きます。

コスモマリンでは、どんなヨットパーツも揃っており、在庫にない場合も世界中から探してくれます。

ライフラインの完成を待つ間、スタンションの磨き、ドッグハウスのバフ掛け完了!

ライフライン完成。

2013年6月8・9日
ライフラインの交換。

結局、船底から聞こえる怪奇音は今だ不明のまま・・・。

回航から戻ってからは時間を見つけては自艇のメンテナンス。
とにかくキレイにしたい!と思ったのはヴェラシスのヒンクリー、タータンを見てからのこと・・・

アンカーウェルからアンカー、チェーン、ロープを取り出し、アンカーをサビとヨゴレをサンディングし、シルバーに再塗装。

チェーンをステンレス製に交換。
ハッチ裏、ウェル内も塗装。

さらにデッキ上の金属のすべて、パルピット、スタンション、アルミ製アンカーローラー部分、エアーダクト、クリート、ジブトラック、ハッチ。などなどを磨きはじめました。

荒仕上げにサンディングマシンと240番のペーパーを使い、手作業でサビと腐食を落とし、次に400番、600番、800番、1000番、1500番、2000番と徐々にキメ細かく磨いていきます。

自分ではこれでOK!と思っていても、桟橋スズメ(プロ)が、「ここはこうした方がイイ!」「ここはこれを使え」などなどのアドバイスもあります。

そして昨日、その桟橋スズメ(プロ)の一人が、「そろそろライフラインの交換のアドバイス」
自分でもそう思っていた矢先だったので「即決交換」をすることにしました。

一昨年、乗っていた艇の回航時にライフラインが切れ、危うくオーバーボード(落水)するところでした。

過去、他艇ですがヨットレース中にラインが切れ落水したのを2度、目にしています。

6月9日メンテナンスの合間に西宮沖をセーリング。久々の観音開きです。
ドラゴンクラスのレース見学。MID Night FLOWERが2・1・2でトップ。
再塗装したアンカーと、ライフラインを外したところ。

2013年6月4日
Jeanneau Espace 1100、ワンオーナー艇。

静岡・清水・折戸マリーナ。

折戸マリーナを訪れるのは4度め。
今回はジャノー1100を拝見させて頂きました。

船歴は24年ですが、キャビン内部の床、壁まどの木製部分はかなり美しく保たれて、クッションもジャノーマークがプリントされたオリジナル。

さらに、あらゆる箇所までが整備され、当時のものと思われる計器類も稼動しています。

通常25年の船歴だと、あらゆる箇所が傷み、その上放置されてしまっているのですが・・・

久々に見る、美艇でした。

船歴25年、ワンオーナー艇のジャノーエスペース1100。

2013年6月2日
船底から聞こえる怪奇音。

静かになったマリーナの夜。

「プチプチ・プチプチ」「ポトポト・ポトポト」など、人によって聞こえ方はさまざまですが、静かなマリーナ内で、リギンの音でもなく、水の音でもなく、船底の方から「プチプチプチプチ」と連続してヨット、ボートに限らず、小さな音がずっと聞こえて来ます。
(雨がデッキを叩く音にも聞こえます)

バウバースでもメインサロンでもクォーターバースでも、エンジンルームでも船内のあちこちから聞こえてきます。

これは、一説によると、マリーナによっては船底に貝の付着を防止するための電磁波を流しているから・・・

周辺の防波堤や岸壁の共鳴音。
などなど・・・

この音を発見したのは、ブリアン32を回航する寸前にヴェラシスで耳にしました。

寄港地のシータイガーでもやはり音が聞こえました。

「これはフネの問題かも?」
「FRPの音?」などなど推測が飛び交いました。

原因がわからないまま、西宮マリーナに着岸。
全く音がしません?
今だ、怪奇音の原因は不明です。

おそらく、船底から聞こえてくるようです。

どなたか、原因を御存じの方、教えてください。
bjp@bjpo.com
まで・・・・・。
船底から聞こえる怪奇音?

2013年5月31日
ラグーン440の整備中。

横須賀〜西宮への回航中、仲間がラグーンの整備をはじめてくれていました。
カンタンなところでは、エンジンの消耗備品交換。
発電機の消耗備品交換、ジンク交換。
キャビン内部の清掃と片付け。

艇全体の装備品の稼動チェックと不動箇所の修理。
セイルのクリーニングと補修、UVクロスの新調。

と、そこまでは普通なのですが、右舷側のエアコンが動かずっ!

オカチャン(メカニック)の奮闘で不良箇所を発見!
(回航中に連絡を受けた)

よくわからないが、基盤がイカれているとのこと。
さっそくオーダー!(只今部品待中)

で、昨日30日はダイバーさんに潜ってもらい船底洗浄。

上架したらエエのに・・・と、思いますが・・・
ここまでのクラスのカタマラン艇になると、どこのマリーナでも上架OKではありません。

もちろん大阪湾にはなく、和歌山・下津の大和造船くらいしかありません。
クレーンで吊るす方法もあるのですが、艇によくありません。
そこで、ダイバーさんにお願いして、船底チェックと洗浄を行ってもらったワケです。

6月中旬には完成予定です。

西宮港の超真っ黒な海に潜っての船底作業中。

2013年5月28日
横須賀、西宮、回航。

真っ暗になってしまった田辺港。
初めての港への入港は相変わらずの緊張感!

GPSと入港案内とi padまで持ち出し、念入りに確認し、SeaTigerへとアプローチし、マリーナの営業時間が過ぎてしまっていたため、シータイガーに詳しい友人に電話を入れ、入港許可とポンツーンの指定場所まで手配してもらった。

その夜は3名ともフラフラになりながらシーターガーの風呂に浸かった。

5月23日午前4時に起床。
まだ明け切らない0500に離岸した。

風、波はすっかりおさまり、さわやかな風。
メインセイルをアップし、機帆走で日の岬を目指した。

日の岬と云えば、関西船籍の艇なら、検査証書の裏面に書かれた「日の岬から・・・まで・・・」の、あの日の岬である。

前日に調べたGPVの風は不思議なくらい適格で、田辺から日の岬までの風もピッタリと読み当てていた。

日の岬を回わり、目指すは友が島水道。
友が島水道は逆潮ながら、潮の弱い箇所を探しながらなんとかクリア。
V-MAXでは、艇がドリフトの感じで流されているのが感じられる。
ラットのフィーリングも通常とはかなり異なっていた。

友が島を完全に抜け切ると、西宮へのファイナルアプローチ。

時間に少し余裕が出たので、新オーナーとその友人は関西国際空港沖から神戸沖までは真のセイリングを楽しんでいた。

1930、西宮マリーナに着岸。

全行程、約360マイル、航行時間約80時間30分。

逆潮の友が島水道を東側からアプローチ。

2013年5月27日
横須賀、西宮、回航。

5月22日午前4時に串本、大島、潮岬を回航した。
横須賀を出てからずっと3mから6までの軽風、その上波も1m程度、暑くもなく寒くもなく最高のクルージングが続いていた。

行程中はほとんどが機帆走。
伊豆半島から紀伊半島までの途中の3時間ほどはフルセイルでセーリングを楽しんだ。

潮岬を回わり切ったところでワッチオフ。
クォーターバースに潜り込んだ。
エンジンノイズを感じるのは、ほんの1〜2分。
すぐに眠りに落ちた。

大きなヒールと風とデッキ上の慌ただしさと波に叩かれる音で目がさめた。
コンパニオンウェイから顔を出すと、波長の短い大きな波と風が真正面から襲ってきていた。

時折、波の頂点に上がると、スクリューが空転し、異様なうなり音がしはじめ、シャフト?から異音がする。

この時はフルメインに機走。

風は軽く30ノットオーバー。瞬間的には35ノット位のブローが襲ってくる。

波も3mほど・・・

こうなるとエンジンのパワーとメインセイルのみでは一向に進まず、ならばとセイリングに切り替えることに。

というもののフルメインと130%ジブではオーバーパワーなので、2ポイントリーフとジブを60%位を引き出すことに・・・

この波と風では、オートパイロットには任せることが出来ず。ワタシがヘルムを持ち、新オーナーのS氏が風下から颯爽とマストに向かった。

そして、ヨット未経験のS氏の友人がロープワークを担当。
この作業は事前に打ち合わせをしたのは当然。

以外とスムーズに2ポとジブのセットが完了し、S氏にヘルムをゆだねた。

それでもヒールは激しくポートサイドのガンネルは海に浸かったまま、時々ドッグハウスの窓を叩き、キャットウォークに縛り付けていた予備燃料タンクのひとつが落水し、かろうじてロープ1本で繋がっていた。

超アウトドア派のS氏は終始ニコニコ・・・
友人のF氏は無言になっていた。

後で聞いた話によると、「落水を選ぶか、キャビンに入って船酔いを選ぶか」を迷っていたそうだ。

もちろんキャビンをチョイスした。

白浜沖に寄せる頃は風も次第におさまりはじめたが、田辺港に入港することに決定した。
アプローチは日没寸前。

南紀白浜の待の灯。
紀伊田辺港から見る沈む夕日。
綱不知とも考えたが、田辺シータイガーに着岸。(正解)


2013年5月24日
横須賀、西宮、回航。

5月20日に横須賀入りし、回航のための食料の買い出し、燃料補給、最後の艇整備を行い、25日午前6時30分にヴェラシスを出航。

出航前日、夕刻・・・
燃料補給のために給油桟橋に移動中、オーバーヒートの警告音。
先日、上下架したのに「なんでやねん?」
で、再び上架・・・

なぜか、やはり吸水口に詰まりがあり、それを再度洗浄し解決。
ついでにインペラも交換してもらった。

気象予報では、全行程は雨なし、風なし、波なしと回航には良条件!
浦賀水道から、潮に乗せ7ノットオーバーで大平洋に向かった。

まずは、三浦半島と伊豆大島のちょうど中間地点を通過。
メインセイルとエンジンだけの、いわゆる機帆走。

次に目指すは伊豆半島、下田と神子元の間。
ここは本船航路で、バラバラだった貨物船などがあちこちから集中し360度のワッチが必要となる。
ならば、避けたいエリアなのだが、やはりなぜかここを通過したくなる。

おそらく、単純な航海に刺激を求めたくなる心境の現れかもしれない。

なんとか日没ギリギリに神子元島を左に見て通過。

次の目標は2日ちかくかけての紀伊半島・潮岬を淡々と目指すのみ・・・

東京〜大阪間で最もつらい時間を過ごさなければ・・・
風があってもなくても退屈なレグです。
波はキツイですが・・・

出航してから2日めの夜明け、紀伊半島の最南端が見えてきた。

回航途中の強風下を2ポイントリーフで帆走中!

2013年5月17日
横須賀、油壺。

横須賀はヴェラシスでオカザキ・ブリアンの回航前チェックと名義変更に出かけました。

かなり程度よく手が入れられ、整備されている艇です。
やはり、良いマリーナに保管されている艇のほとんどが、チャンと整備されています。

船底OK、エンジンOK、装備品の全てもOKなので、回航前に準備するのは、食料と燃料のみ!

久しぶりの東京湾から大阪湾の回航です。
予定は21日の早朝。

明けて17日は、油壺・京急マリーナに・・・
ジャノーの見学に行ってきました。

ここ最近は、ヨットに乗るよりも飛行機に乗る回数の方が、かなり上回っています。今日の帰りはB6の300。
オカザキ・ブリアン上架中。
油壺・京急マリーナ。海がキレイです。

2013年5月10日
エクステンションティラー。

こんなエクステンションティラーなら絶対に操船してみたい!
と、思える木製(おそらくチーク)のティラーを発見しました。

このティラーが装備されている艇は、SIRIUS 32 DS Special モデルです。

このティラーを見ればわかるように、すべての創りが感動モノ(新発見)で、今まで見て来たヨットとは全く異なっていました。

キャビンレイアウトしかり・・・ギャレー、コックピット・・・
ヘッドルーム、シャワールーム・・・

その良質な創りには圧倒されます!


中でも驚きだったのは、エンジンルームへのアクセス方法!
この入口を発見できたのは、キャビンに入ってから随分時間が経過してからの事でした・・・

それは、メインサロンのシート全体をカラクリ箱?魔法箱?のように、カタンっと上げると、1メートルほど下に降りることができ、懸垂の要領です。

さらに、さらに驚いたことには、秘密のバースが隠されていました。

しかし、誰が・・・このバースに寝るんでしょうか?

この「シリウス32DS」まもなく公開します。
只今、準備中!
う〜ん、としか言い様のない、ティラーとエクステンション。
ミゴト!です。
秘密のトビラではありませんが・・・エンジンルームへの入口でした。

2013年5月6日
アクリル窓をバフ掛け。

デッキに艶がなくなったのと、ヨゴレとアクリル窓が曇ってしまったので、コンパウンド(3M製レストア&ワックス)でバフ掛け。

もちろんドッグハウス、コックピットをはじめデッキ上の艶のある部分の全てを磨きました。

まる1日かけてもまだ磨ききれません。
1年半前には3日間を要しましたが、今年は少し手抜きの作業なので2日で完成しそうです。

ポリシャーマシンの重みと回転の振動でかなり疲れます〜

パルピット、スタンション、窓ワクなどのステンレスも磨きます!

ちなみに5月5日は西宮沖をセーリングしていました。
そのセーリング中にメルボルン大阪の最後のフィニッシュ艇のクルーから「昨日到着した〜」との連絡が入りました。











アクリル窓のビフォア(右)、アフター。
透明に近づいてきました。

2013年5月2日
納艇、回航・引き取り・・・などなど。

3ケ月の間、お預かりしていた納艇前のボートとヨットが5月2日に不思議と同日に納艇になりました。

さらに同日、ボートの引き取りも行われ、この日は大騒ぎ・・・

ワタシはヨット(ヤマハ21C)を新オーナーと共に播磨まで回航。
午前8時には西宮マリーナを出航。
予定通り12時には明石海峡を通過。
小潮のためあまり速度はアップせず。

橋の手前で北西の適度な風が吹きはじめ、超久しぶりのフルセール。
少しの時間であったがセーリングを楽しませてもらった。

その間に仕上げたばかりの艤装をチェック。
ワイイポイントリーフ、ジブファーラーを開いたり閉じたり・・・

小さな問題点であったが、ジブファーラーを閉じるリードロープがパルピットに干渉していたため、少し堅く、これは到着してからやりなおすことにした。

明石海峡を抜けると海苔網を避けるため、かなりの大回り。
しかも風が西に変わったため、セーリングを諦めメインセールとエンジンのいつもの機帆走。

8馬力船外機ながらも快調に走り続け、播磨ボートパークに着岸した。

そんな回航中、時折かかってくる業務連絡では仲間のすべてが海の上にいる事が判明。

一人はメルボルンから帰港中(5月3日1300に到着予定)
一人はアリランレースに向けて航行中。
一人はモータークルーザーでクルージング中。

明石海峡手前でセーリング中のY121C。
海苔網をかわし、播磨港に入港中のY21C。

2013年4月28日
ゴールデンウィークというのに・・・。

ゴールデンウィーク突入なのですが、28日・29日がフリーになったため、天気もイイので、残っていた自艇の整備をすることに・・・

2ケ月以上も前からやりかけていたハンドレールとガンネルの補修とニス塗りを仕上げることに。

1030、まずは養生テープでハンドレールとガンネルの周辺をマスキング。
この作業だけで2時間以上。
実際にニスを塗りはじめると結構楽しめます。

全体に1回塗り上げ、本日は終了!

29日もニス塗り。
1日・2日は天候を見てモーターボートの名義変更の準備と21Cの回航を行います。

ここ最近はなぜか南と西の風が強く、21Cで無事明石海峡がこえられるでしょうかね〜

400番と800番で磨き、養生テープでマスキング。

ニス(Vamish)を1回塗り。

ニスの材質は、マリン用ではなく、ごく一般に販売されているものを使用しています。

2013年4月25日
久々のヨコハマ、ヨコスカ。

本日、超ハイスピードで、ヨコスカ、ミウラ、ヨコハマのマリーナで売りに出ている中古ヨットの見学に出かけました。

同行したのはTクン。
羽田空港までクルマ(P)で迎えに来てくれフルスロットルで、まずはヨコスカ(ヴェラシス)に到着!

お目当てのヨットにも興味があるのですが・・・
隣に舫われたHinckleyやTartanのあまりの美しさに心を奪われてしまいます〜〜〜かなりイイ感じです。

ここにある艇はヨットに限らずボートの全てが超美しく保たれています。
かなりのモンです。ピッカピッカです〜

次に向かったのはシーボニア。
ヤードに並んだ新旧のヨットたち。ブランニューのベネトゥ45とカトウヨット(画像)。
こちらも興味ありでしたが、早々に切り上げ、今回のメインのお目当て艇のある横浜市民ハーバーに・・・

これまた、キレイなキャビンで「エエヤン!」

横浜から羽田空港までの高速道路はブルーのFに仕掛けられ、最後の130Rでアウトからあっさりオーバーテイク!
ブルーのFはどうもコーナーリングが苦手のようでした。

めったに見られない新旧ヨットが並ぶ風景。

2013年4月22日
ロシア、韓国、日本の争奪戦/コンテナマキシ40。

いつも面白いもので、なかなか売れない(問い合わせの少ない)艇が、
一旦、1件の問い合わせが入ると、必ずと云ってイイほど続いて問い合わせが入ります。

今回のコンテナマキシ40も例にもれず・・・
まずは日本の業者さんからのスタートで、次に韓国のブローカーさん(らしき)。
続いて韓国の個人オーナー(らしき)、続いてロシアのブローカーさん。

なぜ、この度はロシアに決定したかと云えば、実艇の見学と購入の決定も早く、その上、内金がすぐに振り込まれてきました。

やはり、中古市場でよく云われる「早いもの勝ちです」

気に入った艇が見つかれば、例え遠くとも即!見学に行かれることをオススメします。

fandel_maxi
通称コンテナマキシ40。
建造国はオランダ。
正式にはNederlamd。
俗にはHolland。

「メイド イン オランダ〜」では全く通じませんでした〜

2013年4月17日
ACTUS 17 の納艇。

兵庫県・播磨町から関東に納艇です。
積込んだトラックは4tonの冷凍車で、サイズ的にはピッタリと納まります。

午前中にセーリングレクチャー。
午後からは新オーナー自作のトレーラーで漁港のスロープを利用し、旧オーナーの4WDで引っ張り、冷凍車のパワーゲートを上手に使い、無事積込みました。

このアクタスは起倒タイプのマストなのと、トレーラブル目的に建造されており、センターボードは巻き上げ式なのと、マスト倒しもカンタンな上、トレーラーへの積込みはディンギーのようにすごくカンタンでした。

しかし、ああだこうだがあり、積み込みに要した時間は約3時間。

新オーナーさんは親子でこのACTUSでセーリングを学ぶそうです。

冷凍車に積込まれたACTUS17。

2013年4月15日
ヤマハ21Cのバージョンアップ。

ヤマハ21Cのバージョンアップ。最近ではパソコンやモータースポーツの世界ではやたらアップデートと云う言葉を使うので、ここでもアップデートと云う言葉を使わせていただきます。

さて・・・約3ケ月も掛けて、ヤマハ21Cのアップデートが完成しました。
と、云うのも新オーナーの保管場所問題や回航の季節の問題もあって、かなりゆっくりしたペースで作業を行いました。

まず、金額的に大きいものでは、ゼノアとメインセイルの新調。
船外機を2ストロークから4ストロークに変更。
そして、ジブファーラー新調。
スタックパック新調。
セルフテーリングウインチ2コ新調。
シート類の全てを新調。
メインシートブロック、カムクリ−ト新調。

さらに、完全シングルハンドバージョンにするため、アウトホール、ワンポイントリーフをコックピットで行えるようにシステム変更。

それ以外に、メインハリヤードのウインチがオリジナルでは装備されていなかったので、セルフテーリングに取り替え、残ったジブシート用のウインチをメインハリヤード用にドッグハウスに移動しました。
そのついでに、シートストッパーもSpinlock製に交換。

あとは実際にセーリングしてから、微調整を行う予定です。

アップデート完成した、ヤマハ21C。

2013年4月13日
自艇のチークメンテナンス。

整備ばかりでほとんど舫を解くことがありません。
とにかく、ガンネルのチークの傷みがひどく、雨の後はチークの色が黒ずんでしまいます。

先日、その黒ずんだ箇所をドライバーの先で突っつくと、ズボッと入ってしまうので、痛んだ箇所の全てを取り払い、新しいチークに取り替えようと考えましたが、その作業工程を考えると、とても素人では出来る範囲を遥かに超えるので、今回は、痛んだ箇所のみを補修することにしました。

と、云っても、かなり時間がかかる作業で、コツコツとやるしか方法がありません。

作業を始めると、改めて腐った部分の多いのにヘキヘキします。
それでも、仕事の合間を見つけて日数を掛けて、ただコツコツ・・・・。

腐った部分を全て取り除き、その部分にウッドパテを注入。
そのパテが乾くのを数日間待ち、80番から400番のサンドペーパーで磨き上げます。

ただ、ウッドパテと本来のチークの色が違うので、仕上げにチークの色に近づけるため、ペンキで着色する予定です。



腐ったガンネルを部分的に取り替え。
腐った箇所のみ、ウッドパテで補修。
ウッドパテ。

2013年4月7日
ロシア・中国・韓国。

4月に入ってから、ロシア・ウラジオストックと中国・青島、そして韓国の釜山からのお客さまのアテンドに追われていました。

その間に、今年はじめからアップデートしていたY21Cのパーツもすべて揃い、ようやく完成!

あとはオーナーさんの好みに合わせての細かいファインチューンの調整を行うのみになりました。

そんな中、メインハリヤードのウインチが無いことに気付き?
急遽、ドッグハウス上に取付ました?

当然、アル!っと思っていたものが無い!?
ジブハリ側にはある???

この艇が建造された頃は、セイラーが若かったので必要なかったのかも知れませんが・・・

と、同日に73フィートのモーターヨットとGB46のアテンド。

MTUのエンジンのほんの一部。
グランドバンクスのメインサロンの一部。

2013年4月1日
岡山・笠岡・SEA ANCHOR。

笠岡市神島(こうのしま)(島ではない)の、シーアンカーさんに行ってきました。
シーアンカーの田中氏は御存じ、KAZI杯の事務局もやられている方です。

そのシーアンカーさんに保管されているパイロットハウスヨットの見学に行ってきました。

古いヨットですが、エンジンは3YMに乗せ変えられ、セイルも新調されたヨットでした。

ヨットの話より、この辺りの瀬戸内の島々、近くにはKAZI杯の開催地の白石島、ゆうこうマリンですっかり名が知れ渡った北木島があります。

関西からだと、瀬戸大橋をくぐると北西に白石島が見えてきます。

KAZI杯の参加のついでに観光もオススメです。

岡山県笠岡市にあるブルーの建物がSEA ANCHOR。