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2010年4月8日
兵庫県/相生湾

兵庫県と岡山県の県境近く、ペーロン祭りで有名な相生湾。
その入り組んだ湾内の奥のまた奥に相生ボートパークがある。
保管隻数は100艇ほど。(西宮から約8時間・もちろんヨットで)

ここに昨年の今頃「コンテナマキシ40」を納艇した。
奇しくも、そのコンテナマキシと船首どおし桟橋を挟み、向かい合った場所に
「ヤマハ30CRS」が係留されている。 今回の目的はヤマハ30CRS。

そのまた入り江の奥には「相生ペーロン城」があり、その前にも桟橋があり係留が可能。

久々ながら30CRSのエンジンは何の問題もなく一発で始動。
少しの間、キャビン内を換気し、フレッシュな風を通した。

ワタシにとって、この30CRSには思い出がいっぱいある。
今から20数年前、元々琵琶湖育ちのワタシにとって、この艇と同型艇が海との
出会いだった。
当時、西宮マリーナ主催の「マリンカーニバル」、淡輪ヨットハーバーの
「21世紀カップ」などのレースや瀬戸内海のクルージングにも度々出かけた
思い出深いヨットである。

この艇は1989年モデル、進水から20年と少し経過するがキャビンはかなり美しく
保たれ、エンジン等もよく整備されているのが、なぜかウレシイ気分になる。

そうそう・・・
この相生市は、ペーロン祭りともうひとつ、「ど根性大根」でも名高い地でもあります。

その後、牛窓へ・・・
途中の備前片上の風景の美しさにi phoneでパシャ!
このあたりは以前ボートでクルージングした場所です。
たしかFR25だったかと・・・


相生ボートパーク
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画像中央部がペーロン城
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日生・鹿久居島、曽島を抜けると前島に・・・
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画像左が呼子ノ鼻、右前方が曽島。
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2010年4月21日〜28日
夢の島マリーナ/デュフォー38クラシック

今回の船底剥離と船底塗料塗りはマリーナから斡旋していただいたプロの職人Nさんへ
作業を依頼。自分はNさんの邪魔にならない様にハルの清掃を!と張り切って来ましたが、風が強く脚立での作業は少し怖い状況。

Nさんのアドバイスで、素人にもできて、船底の塗装後にはできない作業のひとつである、喫水部の黄ばみと汚れ取りに専念しました。

喫水下の船底塗料のキワと干渉しないように、3M社のRestore&Waxを古歯ブラシで
やさしくこすり、少し乾いたところでウエスでふきあげるとキレイになります。

写真の(喫水写真)右がAfter、左がBeforeです。

38ftの喫水とブルーのカットシートの間5cmをぐるっと磨いて3時間、際立ったコントラストが出るようになりました。
(写真全景1)自己満足といえばそれまでですが、ググッと映えます。

最後に、Nさんのお言葉。
「足場がまずいと思ったら決して無理をせず、すぐに脚立をおりて足場をやり直す事」
陸の上でも安全第一です。

画像右がAfter、左がBeforeです。
喫水部分とブルーのカットシートの間5cmをぐるっと磨いて3時間。

2010年4月21日〜28日
夢の島マリーナ/デュフォー38クラシック

「ヨットの上架なんて、レース艇に乗り継いでいたのでよーく知っていたつもりでした。しかし、朝ハーバーについて段取りをして、考えてみると、このマリーナで上架したことのある人は、自分達も含めて誰もいない事に気づきました。ベルトの位置は、船台はどのへんに?などなど、、、はたまた、バックステーははずすのか??など気になりだしました。
あわてて、チャートテーブルから、オーナーマニュアルを引っ張り出して、ペラとキールの位置を確認し、ポイントをマーク。(マニュアルを読み進めると、ハル清掃においては、高圧洗浄器を60cm以上離して使用のこと!洗剤・漂白剤の使用厳禁など、知っているつもりで、知らなかった事の記述がありました。

さて、マリーナでの上架はというと、付け焼刃の事前準備の効も奏し難なく上架。
貝の付着もそれほど多くは無く-夢の島の土地柄か藻は多い。
高圧洗浄も注意して、正味40分で完了、船底塗料の剥離作業へと進めました。

しかしながら、知っているつもり、これは反省です。」

To be continued
西と東で上架が続きます〜
西ではベネトウ、東ではデュフォー38。

2010年4月18日
新西宮ヨットハーバー/ベネトウ41s5

ベネトウ41s5を上架して3日目の朝、スリング部分をズラし、船底塗装を塗り終えた。
リフトに吊るされたベネトウの前で乾燥するのを待ちながら、日向ぼっこをしながらしばし雑談。

心地よい海からの風が吹き寄せてくる。

艇を下架し、海へ・・・
防波堤の内側では学生たちの470やスナイプのトレーニング。
KYC主催のJ24とドラゴンクラスのレース。
防波堤の外側では北港ヨットハーバーのレースが行われていた。

メインアップ・・・ジブを開くと15度までヒールし41s5は快適に帆走し始めた。
さすが40フィートオーバー。
ドタバタせずにゆったりながらも速く帆走してくれます。

ハルのバフ掛けと船底塗装を終えた41s5。かなりキレイになりました。


2010年4月16日
新西宮ヨットハーバー/ベネトウ41s5

ベネトウ41s5の納艇前のチェックです。
不具合だったオートパイロットを修理し、その実動テストを行った後
上架し船底のチェックです。

幸い?思ったほど汚れは少なくフジツボもキールとシャフト付近とラダーに少しだけ。
分量にして両手にいっぱいほど。
高圧洗浄機で20分ほどでキレイになった。

この日は雨のため塗装は出来ず、明日朝からの作業にした。

ハルも前日に磨き上げられており、さらにバフ掛けすれば更に美しくなる。

奇しくも・・・上架した隣には例のA-Glazeの作業中・・・
こちらがどんなにガンバッテ磨いてもその仕上がりには大きな違いがある。
隣の艇も作業前はほとんど同じ状態だったのに・・・

To be continued


2010年4月12日
和歌山・下津/大和造船

大和造船に行ってきました!

ここはヨットファンにとっては大きなオモチャ箱のようなところで、時間の経つのを忘れてしまいます。

この日はフジ35、ヤマハ48、一見FRPだが実は木船。それにずっと以前から上架されている外国船籍のフルキール艇。

木船はキールをクラッシュしたための上架。
ヤマハ48は通常の船底のメンテナンス。
フジはリメイク完成で、再度の進水を待っているところでした。

ところでYAMAHA45EXは知っていましたが、48は全くの初めて!
実は存在することも知りませんでした。
大和造船さんに聞くところによると、5〜6艇は建造されたとか???
ここではいつもヨットに関するいろんな事を教わります!
以前は85フィートのケッチ?が上架されていたので、見学させてもらいました。

下津港は和歌山マリーナシティを少し南下した所にある静かな田舎の港です。
いつも見るマリーナとはひと味もふた味も違った良さがあります。

そんな中、1艇のグランプリレースボート(ヨット)が係留されていました。
沖縄に向かうそうです。
10ノット以上のスピードでかっ飛んで行くそうです。
ヨットは条件によってはモーターボートより速い時もあります。
これは昨年60フィートのレース艇で体験させてもらいました。
そういえばハワイでもフルセールのフリーで20ノットオーバーを経験したことがありました。

さぁ、いよいよセーリングのシーズンです!

和歌山・下津港
大和造船で見つけたグランプリレーサー。

2010年4月9日
テクネマと云うモータークルーザー

このボートはイタリアで建造され、当時超豪華サロンクルーザーとして日本に紹介されたボートで、日本国内には良い状態で残っている艇はほとんどありません。

確かに、豪華なインテリアです。
アフトデッキからメインサロンに入り、その先を進み階段を降りるとオーナーズベッドルーム、ゲストルーム、シャワー、トイレ、さらにクルールームが2つにクルー用のトイレ(シャワー付)もあります。

フライブリッジは操縦席サイドに3人が座れるL字型のソファーと、サロンクルーザーとしては申し分のないアコモデーションです。

時々ヨットだけでなく、こうしてモータークルーザーと接することがありますが、これはこれで新鮮です。
小さなランナバウトボートは単なる移動手段としか思えませんが、ここまでのキャビンとなると、異空間を発見できいろんな夢が広がって行くものです。

新浜寺マリーナに保管されたテクネマ。
メインサロンから見るアフトデッキ。

2010年4月6日
西宮から韓国・釜山へ

またまた、韓国に向け1艇のヨットが出航した。

30年ほど前にチタ造船で建造されたED30。通称デュボア30。
カテゴリーIORのれっきとしたレーシングボート(ヨット)。

かなりひさしぶりにIOR艇に乗る機会を得た。
帆走したのはごくごく僅かな時間、しかも西宮港内。
そんな短い時間でもその辺りをトロトロ帆走するクルージング艇より機敏に動く。

ビームからスターンに流れる波がプレーニングボードすり抜けるさまを眺めていると、ちょっと懐かしく感じられた。

同乗したのは、韓国に帰る2人と古くからの友人2人。
その中の一人とは、大阪湾でのヨットレースが盛んだった頃の言わばライバル。
オレンジカップやコルムカップなどで競い合った仲間。

デッキ上ではもちろん昔話に花が咲いたのは云うまでもない。

その日の午後8時、明石海峡の潮流に合わせ2人は釜山を目指して2GMのエンジンをスタートさせた。

追伸
昨日10日、無事釜山到着の知らせが入りました。

出航前のチェックをする韓国のセーラー。
一人はセーリングインストラクター。

午後8時、西宮港をスタートするDUBOIS30。


2010年4月4日
岡山県・レジーアリゾートと牛窓ヨットハーバー

昨年末と今年は、どうも岡山に行く機会がなぜか多い。
4日の日曜日も岡山に・・・

旧足立ヨット(現ウッディマリンサービス)さんと牛窓ヨットハーバーに出かけた。

レジーアリゾート内にあるウッディマリンサービスへは「ウッディマーベル6.7」の見学そして試乗に・・・

実は、かなり前から足立製のヨットと接していたが、キャビンに入るのも、もちろん実際に海に出るのも全くの初めての体験。

それもこの「ウッディマーベル6.7」はモーターセーラー!
モーターセーラーと云っても、僅か6.7mの全長・・・しかもエンジンは50psの船外機ときている。ひとことで云うと大変珍しい?

牡蠣養殖のイカダが並ぶ虫明湾にその50psのHONDA製船外機のスロットル全開ですり抜けた。加速はまさにモーターボート、身体が後ろに反り返る。
艇の挙動フィーリングは、かなりソフトな感じのモーターボート。
コーナリング(旋回)もモーターボートそのもので、イン側に傾きながらの旋回。

イカダの切れ目でエンジンを止めメイン、ジブをアップする。
モーターボートからヨットへと大変身する。

これが意外なセーリング性能を発揮する。
艇速も通常のヨットと変わらないスピード・・・。

エンジンの時はコックピット前のステアリング、セーリング時にはティラーと使い分けるのも楽しい。

この艇の最大の特徴は、センターボードがフルにアップすることと、ツインラダー。
こまめに使い分ければ、さらに楽しい乗り物にバージョンアップが可能なことだ。

その後、場所を移動して牛窓ヨットハーバーへ・・・
ベネトウ オセアニス 36CC クリッパーをじっくり見学させてもらった。
超豪華で優美な、さすがベネトゥと感じさせるヨット創り。
ギャレーからのアフトバースへのアプローチがGOODでした。


ウッディマーベル6.7、モーターセーラーの機走。
機走時はツインラダーをアップ。軽く10ノットオーバー
画像は同型艇。スターンに白く見えるのはツインラダー。
こちらの艇はヤマハ40ps。
虫明湾の牡蠣養殖のイカダと小さな島に咲く桜と海。

2010年4月3日
須磨ヨットハーバーとヤマハMS24

数年ぶりの須磨ヨットハーバー。

ようやくひさしぶりの晴天!
気分が乗ったところで、須磨に出かけました。

目的は2つ。

「パサトーレバカンス28」と「MS24」の見学。
「パサトーレ」はニュージャパンヨットが30数年前に建造した艇。
「MS24」もそれに近い船歴を持つ(多分1980年前後)

「パサトーレ」は建造当時の状態を保っているが、一方の「MS24は、完全とまではいかないが、リメイク(リメイクした本人さんはRefitと呼んでいる)され、オリジナルとは外観、キャビン内部ともに大きく改良されていた。

その改良にかかった費用は数百万円とか?


須磨ヨットハーバーとヤマハMS24

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2010年4月1日
BJP_WEB オフィス移転のお知らせ

突然ですが、4月1日に西宮市西波止町から、すぐ近くの西宮市西宮浜1-46にオフィスを移転いたします。
移転準備は1ケ月ほど前から行っていましたが、昨日ようやく完成!

すごく近い将来、中古のパーツセンターをスタートさせる予定です。

電話番号、e-mailなどは変わりません。

新住所 西宮市西宮浜1-46/TEL 0798-23-3068
e-mail bjp@bjpo.com

2010年5月29日
アルページュ/鳴尾マリーナ

久々の晴天!
風もそこそこに吹いて、西宮沖は暑くもなく寒くもなく、心地よい1日。
ちょっとひさしぶりでもないけど、今年数回めのセーリング。

しかも「デュフォーアルページュ」
コックピットには「ARPEGE」のプレート。
その中身は、Architecte;Michel Dufour Constructeur
さらにドッグハウスにもDUFOURマーク。
さらにジブセールのラフにもプレートと同じ内容のプリント!
と、いうことは、ん十年モノのセール?

と、いろんなことに感激しながらのセーリングでした。

そして夕刻、御指名があって鳴尾マリーナの浜田ヨットさんに入港。
これからリメイクを行います。

コックピットに貼られたアルページュのプレート。
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鳴尾マリーナへのアプローチ。
カラフルなマンション群が目印。
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2010年5月21日
神戸マリーナ

ここ数日、神戸マリーナでは毎日のようにヨットがリメイクされています。
「ハイグレース33」「バンドフェット」「キャバリア32」「マイレディ」・・・

そのかいあって「ハイグレース33」が高知に行く事になりました。
ハルは再塗装!船底塗装はもちろん!

すべてが完成したら小さな150マイルの旅に出ます。
もともとこの艇は昨年、沖縄を往復し終えた艇で、バリバリの沿海仕様。
ライフラフトも装備されています。
もちろんシングルハンド仕様。

明日は「バンドフェット」が完成します。
「キャバリア32」はかなりオシャレに仕上がる気配です。

リメイクがほぼ完成、もうすぐ出航です。

2010年5月11日
瀬戸内海・北木島・白石島 PART3

45フィートのケッチによじ登り、まずはデッキのスターンからバウへ。
そしてキャビン内部へと足をすすめた。

キャビン内部は散乱している。
随分長い間、乗船されていない様子である。

この艇はアメリカから日本に4年前にクルージングで来た艇で、日本のあちこちを廻り、この白石島に来たそうだ。
で・・・今回この45フィートケッチを販売したいということになりました。

この艇をアテンドしてくれたのは、オーストラリアのMooooことPaulさん。
Paulさんは、アメリカ人の奥さんAmyさんとこの白石島に住んでいる。
しかも漁港のド真ん前!

そんな二人に島の観光案内をしてもらった。
日本をガイジンさんに日本人が案内してもらうのはなんとも不思議です。
そんな中、この島に新しく出来た「新港」と呼ばれる港へ。
この港には桟橋も設置され、プレジャーボート、ヨットも係留可能だそうだ。

それともう1ケ所は白石島・白砂青松海水浴場へ・・・
このビーチにはAmyさんとPaulさんが営む「MooooBar」がある。
今年4月には「第35回舵杯」がこの島で開催され、このビーチでパーティが行われた。

どうやらAmyさんとPaulさんを訪ねてこの島に来るセーラーも多いと聞いた。

Moooo! BarのWebsite
http://www.moooobar.com

白石島の雨上がりの桟橋

MooooBar
白砂青松海水浴場にある。Openはハイシーズンのみ。
(画像はMooooBarのサイトから拝借)

2010年5月11日
瀬戸内海・北木島・白石島 PART2

北木島の港にはコリンが迎えにきてくれていた。
さっそくロフト見学!
想像していたよりも大きな規模。セールメイキングのテーブル、セールクリーニングのプール、ロープ(シート)の棚などなど・・・。
隣にはインフレータブルボートの作業場・・・。
一歩中に入れば、島の風景とは異なった世界があります。

人口1300人ほどのこの島は、北木石(花崗岩)の産地として栄え、大阪城、靖国神社などにも使われているそうです。

さて、隣の島からポールさんがフィッシングボートで迎えにきてくれました。
オーストラリアの方です。
あとで分かったことですが、奥さんはアメリカの方で、日本に来て14年になるそうです。

北木とコリンとは別れ、走る事10分、白石島の漁港へとボートが入り、今回の最大の目的である45フィートのケッチのハルに横付けした。

To be continued

北木島の一角。走るボ−トからの風景。

クリックで他画像。
ゆうこうマリンの新製品発見。ROBLINE製のジブシート。
クリックで紹介ページへ!


2010年5月11日
瀬戸内海・北木島・白石島

まるでテレビ番組の「ふるさとを訪ねて」のような不思議な旅?になった。
まずは、10日、岡山県、虫明湾と牛窓へ。

11日の早朝に笠岡港にクルマは到着した。
笠岡港のフェリー乗場は絵に書いたような田舎の港。
小さな待ち合い室には、作業服のオニイサンとオバサンのふたりづれ・・・
いかにも・・・といった風景。

北木に行くにはフェリーしかない。
北木には「ゆうこうマリン」コリン夫妻が住む。
もちろん作業場もこの北木にある。

今回はその北木島の「ゆうこうマリン」訪問とその隣の白石島。

フェリー乗り場には乗船券の販売所はなく、フェリーが動きだしてから船員さんが一人一人を徴集してまわる。

フェリーはすごくゆったりしたスピードで進む・・・雨にけむる島々の細い航路を抜け、離岸した時のスピ−ドをほとんど変えることなく約45分。

まずはなんとか北木島にたどり着けた。

To be continued

笠岡港から出航するフェリー200t程度の大きさ。


2010年5月5日
ロシア人のアレックス親子のその後・・・

昨年11月、西宮(神戸マリーナ)から旅立ったALEXとDIMAの乗るピーターソン33は、宮崎沖でのエンジントラブル、悪石島、沖縄・宜野湾を経てフィリピンへ・・・

昨日、ようやくフィリピンから「楽しんでマ-ス〜」の意味のメールが届いた。
西宮を出てから半年も経っている。

なんでも、通信手段が無かったことと、メールアドレスなどを航海中に亡くしたこと???らしいが、まぁ呑気にフィリピンでのヨットライフを楽しんでいるらしい。
彼等はもともと呑気な上にフィリピンの暖かさも手伝ってか、さらにライフスタイルがスローペースになってしまったのが今回の連絡になったのだろう。

それと、もう1艇当サイトに掲載中のデヘラー38もフィリピンをベースにクルージング中です。なんでもマリーナの保管料金やヤード仕様料が日本と比較して極端に安いそうです。

フィリピンでレースに参加した、ALEXとDIMA親子。
ピーターソン33。
同じくフィリピンをベースにクルーズするデヘラー38。

2010年5月1日
大阪湾・堺市浜寺

西宮のオフィス前からボート?漁船に乗せて頂き、堺市の浜寺ボートさんに・・・。
ヤマハ23IIの引き取りです。

このタイプの漁船って結局のトコロ初めての体験!
音こそウルサイが、けっこう快適に走る!
多分40フィートオーバーのサイズの影響もあるのかも知れないけど、
波の静かなせいもあるかも知れないけど、とにかくピッチングなども少なく、Y社あたりの豪華クルーザーと云われるボートより遥かに快適!

で、浜寺には45分で到着!
同行のヨットとボートオタクのMちゃんは桟橋に降りるなり、隣に舫われた大きなヨットを見つけ大感激!

ワタシには大きなヨットにしか見えないが、彼にとっては大発見!らしい・・・

なんでもその艇は、CNB建造のBORDEAUX60。
アジアでたった1艇らしい・・・???
それにかなり豪華らしい???

そういえば、エンジ色のマストで横浜で見かけたことを思い出した。

それで、現実に戻りヤマハ23IIに乗り込み、エンジンスタート!
セールもセットし、3時間の大阪湾クルージングに・・・

もう完璧に春です!

遠くにぼんやり見えるのが六甲山。
左がBORDEAUX60。
浜寺ボートで艤装されています。


2010年6月24日
東京・銀座/ハンスクリスチャン

東京は銀座八丁目、高層ビルが立ち並ぶ、まさに大都会のど真ん中にハンスクリスチャンは保管されていた。

浜離宮庭園、電通本社ビルを目印に東京駅からタクシーで向かった。
昔、雑誌で見かけた記憶があるような???そんな風景・・・。

ヤマハSRVをテンダーボートにして、そのハンスクリスチャン42に乗船した。
チークデッキもそこそこ手入れも行き届いている。
キャビン内部はいかにもハンスクリスチャンらしさが漂い、レースボート(ヨット)で育った者にはかなり新鮮に映る。
コックピットもドッグハウスも、シアーラインも、艇の何もかもがハンスクリスチャンと言える見事な艇のつくりである。


2010年6月15日
高知港/ハイグレース33

結局、サントピアマリーナで12日、13日と2泊し、14日夜明けと共に出航した。

昨年まではi phone の情報だったが、今年docomo&acer を新たに導入。
この2機種で天気、風、波の情報を確実なものにした。
i pad も検討したが、通信エリアなどを考えるとやはりdocomoに軍配か???

友が島を抜け、沼島、伊島を目指す。
天候は曇り。風、波はなく、2日間の休みは無駄ではなかった。

5〜6ノットで6時間も走ると、室戸岬の先端が見え始めるが、伊島からが長い長い時間を要する。
出航してから14時間、ついに室戸岬回航。
このころにはすっかり日が暮れ灯台の灯がたよりになる。
海図、GPSで進路をチェック。
海は大きくうねっている。月、星が全くなく、真っ暗闇の中を進む。
もちろん空と海の境い目など見えない。

室戸から更に6時間、真っ暗な水平線に、ついに高知港の灯が見えた。

沼島・伊島を目標に室戸岬を目指す。


2010年6月15日
ハイグレース33

15日午前5時。
ハイグレース33は高知港・横浜漁港に着岸した。

今回の回航は12日土曜日午前10時、西宮港・神戸マリーナを高知港に向け、ノンストップの予定で出航した。
この時間帯は天候も良く、クルージング日和。
暑くもなく、寒くも無く、半そでのポロと短パンがちょうどの気候。

フルメインにマストヘッドから150%のジブをフルに出し、一年に数度とない心地よいセーリングを楽しんでいた。

午後3時、少しづつ風力が上がり、波も高くなりはじめていた。

出航前の予報では夜半から明け方にかけては四国沖に低気圧が近付き、雨の予報であったが、波浪注意報、強風注意報のたぐいはなく、「まぁ多少の雨と風くらいはガマン!」のつもりだったが・・・

関西国際空港を過ぎたあたりからバウからのスプレイで半そで、短パンが濡れはじめて来た。もちろんデッキはウェット。

目の前には淡輪ヨットハーバーのクラブハウスが見える。
心の中で葛藤が始った・・・
このまま突き進むか???淡輪に入るか???
風力計の針は時折40ノットをオーバーする。

10分ほど悩んだあげく、同行のM氏のアドバイスで「同じ入るなら、淡輪よりも洲本・サントピアへ・・」・「少しでも距離を稼ぎましょう!」

この言葉が背中を押してくれ、この日はサントピアマリーナに入港した。

To be continued
淡路島・サントピアマリーナの桟橋にて。一時避難のはずが2泊した。

2010年6月5日
ヤマハ30DS

久々のレース!
レースと言っても神戸マリーナに保管される艇のみの親睦レース。
そのレースに飛び入りで参加させていただいた。
参加艇数は僅か8艇だが、その艇種はさまざまで、レース艇らしきものはケブラーセールを揚げるヤマハ30S2のみで、後は乗船させて頂いたヤマハ30DS。もちろんダクロンセール。
そしてX99、ニューポート28、トランパー32、デヘラーなど。
かわり種ではフリーダム22と多種多才。

だから面白い!

コースは神戸マリーナ沖をスタートし、湾岸線の狭い水路を小刻みにタックし、鳴尾沖の浮標を回航し、再びスタート地点まで戻る、少し長めのソーセージコース。

30DSは風上一番のトップスタート!しかし風下から30s2に突破され、そのまま徐々にリードを許し3分差でのフィニッシュ。

優勝はフリーダムに乗る神戸マリーナのプロセーラーO氏!
今だ現役・・・・う〜〜〜ん。

フィニッシュしたトランパーと小さく見えるのがフリーダム22。
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