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2010年9月29日 大阪湾・淡輪から北港へ。ヤマハ31EX 大阪湾の南、淡輪ヨットハーバーから、大阪・北港ヨットハーバーまで、納艇を兼ねた回航。 同乗者は、新オーナーさんとそのご友人とワタシの良きパートナーのMちゃんの4名。 ようやく気候も秋らしくなり、暑くもなく寒くもなくまさにセーリング日和。 その上、波も穏やか、風もまぁまぁ・・・・。 いつものi Phoneにブックマークされた「国際気象海洋」のホームページから風向風速をチェック。 関西空港の南は北西の風5〜6m。関空から北は2〜3mのインフォメーション。 それならっと、いうことで、淡輪を出航するとすぐにメインをアップ。 インフォメーションとピッタリ。風は5mから6m、ほんの時折白波が立つ程度。 じゃ、最初はセーリングであとは機帆走ということで・・・ ヤマハ31EXは少しヒールし、関空橋をくぐるルートではなく、迷わず淡路島よりのコースをチョイス。 途中インスタントラーメンをご馳走になりながらの余裕のタックを2〜3度繰り替えし本船航路近くで再びタックし、風が落ちたところでエンジンをスタートさせた。 しかしアメダスの予報の正確さには毎度ながら驚かされる。 風向もエリアごとにピッタリ適中。 ちなみに、「国際気象海洋」のサイトはココ。 http://www.imocwx.com/index.htm なんだかんだで、出航からほぼ6時間程度で北港ヨットハーバーに入港。 そこで軽〜く数度の着岸練習。 年に数度とない、心地よいセーリングでした。 やはり、ちゃんと整備された艇は安心で安全です。 |
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淡輪YH出航前の31EX。 |
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北港YHにアプローチ。 クリックで拡大。 |
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アメダスの風向風速予報。 こんな感じで風向風速を予報してくれています。 クリックで拡大。 |
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2010年9月19日 西宮港・ヤマハ25マイレディ 久々に大阪湾、西宮港をセーリング。 艇はヤマハ25マイレディ。 ビギナーさんのヨット体験を兼ねショートレグのセーリング。 友人のO氏を誘い、舵をまかせた。 ワタシはどうも舵を持つのがあまり好きでなく、この30年間ほとんど舵に触れたことがない。 もっぱらボーっとしていることが多い。 さてさて、たった2ケ月ほど前に船底塗装を終えたばかりのマイレディを離岸しようとするが、いっこうに前進しない? フルスロットルにして少し黒煙を出しながらようやく1ノットか2ノット程度。 スクリューにフジツボが付着している??? この艇に限らず、西宮港に海上係留されているボート、ヨットに限らず、ほとんどの艇にフジツボが異常に付着しているらしい。 やはりこの夏の暑さのせいかも??? しかたなく、メイン、ジブをアップし、沖に出た。 セーリングだとまぁまぁのスピードで走れる・・・ スクリューのことは忘れ、5時間近くセーリングを楽しんだ。 スクリューやラダーに異常発生したフジツボを取り払うには、ダイバーに依頼するか?上架するかで悩んでいるところです。 それにしても、かなり異常発生です。 追伸、その後ダイバーを依頼しスクリューのフジツボを撤去。 おどろくほどに快調に走りました。 たった少しのことですけど、大違いでした。 |
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久々の西宮。 遠くの風景は西宮や神戸の風景。 このマイレディは10月に能登半島、七尾湾に陸送されます。 |
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2010年9月10日から13日 デュフォーアルページュの回航中の風景 |
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御前崎へのアプローチ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大平洋上の夕焼け。 |
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和歌山県日ノ御埼の夜明け。 |
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駿河湾の西。静岡県清水港・折戸マリーナ。富士山が真近に見えるマリーナです。 |
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大活躍するオートパイロット。しかしフリー(後方からの大きな波)ではパワー不足とレスポンスに難アリ。 マンパワーが必要です。 |
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新調したジブセール。HYDE SAILのフォームラフ仕様。かなりパワーを感じます。 クォリティは世界水準。 細かに気づかいされたセールです。 |
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2010年9月10日から13日 デュフォーアルページュの回航 アルページュのリメイクが完成し、ついに納艇の回航日が来た。 待ちに待った3ケ月。 鳴尾マリーナから清水港の折戸マリーナまでの約300マイル。 5ノット平均で約60時間の旅。 午後8時に出航した。 西宮港、一文字防波堤の東を抜け、友が島を目指す。 風は北。クォーターリーとアビームのシフトをくり返す。 時間どおり6時間後に友が島水道に到達。幸いにも潮に乗り、9ノットオーバーでとおり抜けた。 それからというもの、調子に乗り、潮岬までもクォーターリー、しかも潮岬から御前崎までも後ろからの風と波。 普段の回航は向い風と波にいじめられドスンドスンと波に叩かれるが、今回は時折サーフィングしながらのセーリング。 快適この上ない。 しかし、潮岬から御前崎までは、気が変になるほど退屈な航海。 相変わらず24時間以上360°水平線のみが見えるだけ。 本船も極端に少なく、ワッチ時にフネを見たのは2艇のみ。 出航から40時間ほどで御前崎を回航。 駿河湾に入ると波も風もおだやかになり、あと5時間、あと4時間、あと3時間とカウントダウンしながら清水港にバウを向ける。 予定よりも8時間も早く、清水港の一番奥まった真っ暗な「折戸マリーナ」の桟橋に着岸した。 今回の回航に要した費用。 燃料費、軽油210リッター。1リッターあたり2時間の航行計算。 食料費、3名3日分。約20,000円。飲料がメインにレトルト食品。 それに氷を24袋(買い占め) クーラーボックスなどの備品に、約15,000円。 海図と入港案内冊子に15,000円。 スペアの燃料ポリタンクなどに10,000円。 艇の装備、航行備品 オートパイロット、GPS、海図、入港案内冊子、燃料120リッター。 コンパス、ジブファーラー、イージーバッグ。 それとビミニトップを新設。ビミニは夏には欠かせません。必要最低限と思われる装備です。 それにプラス、ガーミン製ハンディGPS、iPhoneに内蔵された地図(Google) |
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回航中の夕日とアルページュ。御前崎沖。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2010年8月28日 デュフォーアルページュ アルページュのリメイクが完成しました。 ちょっとばかり時間を掛け、外装では主に船底塗装、ハルの再塗装、ガンネル部分のチークの磨きにニス仕上げ。 キャビン内部から見ると、なぜかハルの外側から一部光りが透けて見えたため、下地のサフェーサーのを念入りにしたあと、3度オフホワイトを塗装しました。 また、デッキも塗装。 これもところどころに色落ちがあったために、念入りに磨き、3度の塗装を経て完成! ジブファーリングシステムが装備されていなかったので、プロファールのファーラーを装備。 ついでに130%のジブセールを新調。メーカーは地元のTRY SAIL。 ブームカバーはイージーパック+レイジージャック。 そしてアクリルハッチのアクリル部分は当然交換。 シート類もすべて交換。外見はものの見事にリメイク成功! 水面がハルに映ります。 キャビン内部は床を15mmのチークに新調。ニスで仕上げています。 あとは、電気関係の配電パネルを作り替え、配線を修正。 作業は細かなリメイクを数えあげれば50ケ所以上。 ついでにエンジンもエンジン調整と消耗パーツのすべてを交換。 この作業は当然、信頼ある浜田ヨットさんに依頼した作業です。 あとは回航を待つばかりです。 |
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西宮・鳴尾マリーナ 浜田ヨットの桟橋にて。 細部まで気配りされたリメイクです。 ビミニトップは回航用にWMからのお取り寄せ。 |
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2010年8月17日 プロウェイクボーダー「浅井未来」 1999年、当時12歳だった浅井未来は史上最年少でプロ資格を獲得。2000年13歳で プロデビューを果たした。 4年連続アジアプロツアーチャンピオン、WOROLD GAMES3位(銅メダル)と輝かしい 記録を残し、今も世界に焦点を置いて、まい進中の浅井未来スポーツドキュメンタリーが、NHKスポーツドキュメンタリー「スポーツ大陸」でON AIRされています。 NHKBS1 8月21日(土) 午後10時00分〜10時43分(終了) NHK総合 8月22日(日) 午前10時05分〜10時48分(終了) 関西地方(大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・奈良県・滋賀県)の総合の放送は 8月24日(火)【火曜深夜】午前0時15分〜0時58分 再放送 NHKBS1 8月29日(月)【日曜深夜】午前0時00分〜0時43分 番組ホームページ 「スポーツ大陸」 http://www.nhk.or.jp/spotai/ JWBA のインフォメーションより(中略) インフォメーションが遅くなりましたが、関西地方は24日、NHKBS1では再放送で見ることができます。 浅井未来さんとは以前何度か話す機会があり、もちろんその技(トリック)も見ることもあった。彼女の近辺からの応援もさることながら、出身校である鹿児島実業が今だ彼女を暖かく見守り、声援を贈っていることに感動させられている。 |
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プロウェイクボーダー 「浅井未来」 |
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2010年8月17日 クルマの話。 たまにはクルマの話でも・・・ 17日火曜日、マリン業界が全般的に定休日なのもあって、かなり久しぶりにモータースポーツの世界を訪れました。 モータースポーツの世界は、日本国内のボートやヨットと違って流体に関する思考や知識、それに使用する材質などもかなり進化しています。 一部、グランプリヨットレースの世界ではそれに近い存在のレースボート(ヨット)もありますが・・・ そんな訳で、午後には某社の見学に・・・ そこには某社のレーシングマシーンや最新の素材を使用する航空機パーツ、空力などなど・・・ あと、数十年もすればこれらのKnowHowや素材がボートやヨットに生かせられる日がくるのだろうと思いながら、某社を後にした。 続いて、これもまた久々のスズカ。 そのフォーミュラカーのコンストラクターへ。 マシーンを見るより昔話に花が咲き、ほんの少しの見学に終わってしまったのはちょっとだけ残念ですが・・・。 この日出会ったのは、モータースポーツファンならサインをねだりたくなるような人物ばかり、国内最高峰のコンストラクター?のH氏。 元インディカートレーサーで現在はチームオーナーのH氏、元F2ドライバーなどなど・・ 話は戻って、某社のエントランスに飾られていた1979年のP2モデルを初めて目の前で見た。全長4235mm、幅1775mm、高さは僅か990mm、思い描いていたイメージよりも遥かに小さく感じられた。 細かく詳細を語ってみたいが、なにしろすべてがシークレットな部分らしいので・・・。 次回はMcLarenに行く予定です。 追伸、ヨットの話。 先週、新西宮ヨットハーバーで開催されたヨットレース「JAPAN CUP2010」はOVERALLで「SWING」GP42が優勝、2位「KARASU」KING40、3位が「SUMMER GIRL」First40.7。 ちなみにFirst40.7はプロダクション艇を大改造、ブランニューのFirst40を寄せつけないどころか、クルマで云うフォーミュラマシーンのIRCボートを脅かしていた。 このあたりのレースヨットになってくると、前出のモータースポーツのそれに少しは近付いている気がする。 |
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P2のコックピット |
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ボディはFRPセミモノコック。基本的にはボートやヨットと同じ構造です。 |
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2010年8月10日 中国・青島。 今、今と云っても数年前からの中国のセーリングスポーツの発展には目覚ましいものがあります。 アメリカスカップチャレンジに始り、Volvo Ocean Cupなどなど・・・ 特に北京オリンピックを境にその熱はさらにヒートしているようです。 政府がセーリングスポーツにチカラを注ぎ、知人の情報によると、大連ではベネトウ40を大量に発注しセーリングを普及させています。 以前は日本の中古ヨットを求めている時期もありましたが、今の中国はヨーロッパから新艇を購入するようになっています。 その上、自国での建造も活発になりディンギーはもとよりセーリングクルーザーをつくり始めています。 もともと、超大型豪華クルーザーや漁船の建造、また日本にも漁船、20フィートから25フィートクラスのフィッシングボートを輸出されていましたが、今年あたりからはセーリングクルーザーの建造、輸出が行われようとしています。 ご存じ、J-BOATSも建造されはじめ、OPディンギーで実績をつくったFAR EAST社はSIMONS VOOGD設計による26フィートのセーリングクルーザーに着手しました。 20年〜30年前の日本もそうでしたが、中国のスケールはその数倍のパワーを持っているようです。 ■中国Fareast社のサイト http://en.fareastboats.com/ ■SIMONS VOOGD社のサイト http://www.simonis-voogd.com/ ■4th China Cupのサイト http://2010.chncup.com/en/news.aspx?ID=321 |
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中国Far east Boat社のFE26 クリックで拡大 |
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2010年8月6日 ハンスクリスチャン/東京汐留から福博多まで。 四国・松山沖から一気に関門海峡、そして玄海灘を廻り込み、8月6日0930に福岡市・小戸ヨットハーバーに着岸した。 着岸したと云っても、実際ワタシが乗船していたワケではなく。 乗船したのは、東京・汐留から横浜ベイサイドマリーナの約20マイルのみ。 その後の630マイルを航行したのは、なんと!セーリングクルーザー歴0年の3人。 そのうちのひとりはディンギー経験あり。もうひとりは少しの間、商船に乗った経験あり。もうひとりはヨット初体験! しかも艇はハンスクリスチャン43。 ご存じのダブルエンダー。 快挙というしかないほどの航海でした。 当方がサポートしたのは、横浜、西宮での燃料補給、メンテナンスの手配。 気象情報、潮流情報を携帯電話のメールに送ったのみでした。 携帯電話は5マイル以内だと繋がります。メールは5マイルを離れても時々送受信可能でした。 |
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2010年7月31日 ハンスクリスチャン/東京汐留から福博多まで。 7月31日。SBFさんで回航のための必需な部分のマスト灯、ジブトラックの修理を終え、31日の午後6時に横浜ベイサイドマリーナを出航した。 浦賀水道を抜け、三浦半島、伊豆半島下田からは黒潮を避け岸寄りを航行。 ただ、岸寄りのためチョッピーな三角波の影響がある。 風は西に廻り出す。 これはなぜかいつものことだが、回航時にはいつもいつも、行きたい方向からの真向かいの風になる? 途中、燃料消費テストのため御前崎に入港。90Lを補給。 横浜から僅か100マイルで90Lはかなりの低燃費??? ターボの影響か??? 紀伊半島最南端、串本から友が島に掛けては潮の影響をもろに受け、対地速度が極端に低下。西宮8月3日、0800着岸予定が1100に・・・ が、新西宮YH入港寸前にトラブル発生! 燃料系統のトラブルでエンジンストール、なんとかセーリングのみでの入港をトライするが、艇の特性を考慮し、JCGのお世話になるハメに・・・ 8月4日、1100に新西宮YHを出航した。 To be continued |
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横浜ベイサイドマリーナでメンテナンスを受けるハンスクリスチャン。 |
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2010年7月31日 ハンスクリスチャン/東京汐留から福博多まで。 7月28日夜、新幹線で汐留近くのホテルに到着。 翌朝から、保管場所のフィンセールマリンさんで回航準備にとりかかった。 食料、飲料、備品、工具類、軽トラックいっぱい分は大袈裟にしても、SRVのデッキが満載になった。 30日の午後には時間を稼ぐため、30ノットオーバーの風の中、少しだけガンバッて横浜ベイサイドを目指した。 同乗してくれたのは、古くからの友人。考えれば15年ぶりの彼とのセーリング。 チョッピーな波が連続し、バウからコックピットにかけて大量のスプレイが30秒ごとに襲いかかってくる。 もちろんズブ濡れ!でもこれがかえって気分がイイ。 これが湾内だからけっこう笑っていられるのだが、これが浦賀水道を越えると辛さに変わる。 平均7ノットでの機帆走で、僅か3時間と少しで到着。 港内に入り、沖ではできなかった艇の基本的な動きをさぐるため、微速前進、後進、舵のレスポンスなどなど・・・ やはり、さすがのこれがダブルエンダーの動き! 後進は艇の動くままに身をまかすしかない。舵を右に廻しても左に廻ってしまう。 心配された着岸も、事前に連絡しておいたマリーナのスタッフさんと、SBFの貝道氏が桟橋まで出迎えにきてくれ、その上、余裕の長さのビジターバースのお陰もあって、普通のヨットのように着岸できた。 To be continued |
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横浜ベイサイドマリーナにて。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2010年7月23日 パサトーレバカンス。 1970年後半、ニュージャパンヨットで建造された「パサトーレ」 その「パサトーレ」シリーズの追加モデル「パサトーレバカンス」がある。 この時代、1970年代は、ニュージャパンヨットをはじめ国内には数多くの造船所が存在し、セーラーたちは今と違って本気?でセーリングを楽しんで(苦しんで)いた。 レース派、クルージング派(ブルーウォーター派)共に過激な週末を過ごしていた。 もちろんエンジンはパワーも小さく、当然燃料タンクもごく少量。 GPSやオートパイロットも必要としなかった時代。 その頃に建造されたヨットは堅牢につくられ、サイズが小さくとも荒天の海に立ち向かって行く事が可能だった。 この「パサトーレバカンス」も同じで、当時のハーフトナーレースで大活躍していた艇である。 しかもデザインはフランスのヨットデザイナー「フィノグループ」によるもの。 「エクメドール」「レプドメール」「ソレイユルボン」「リュンドメ」「リベッチオ」「バンドフェット」などがある。 そんな「パサトーレバカンス」でほんの僅かな時間、明石海峡近くの須磨沖にセーリングに出た。 梅雨が明け太陽が容赦なく照りつける! 僅かなブローにジブセールだけを合わせエンジンをストップ。 ジブセールだけでも素早くブローに反応し、さすが一時代を築きあげた、ハーフトナーの実力を見せてくれていた。 全く余談ですが・・・ IWCの腕時計に「PORT FINOT」とがあります。 文字盤を見てもフタ部分にも「PORT FINOT」の文字が見当たりませんが、なぜか「ポートフィノ」と呼ばれています。 |
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ニュージャパンヨットのパサトーレバカンス。 名艇です。 |
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ジブセールだけでも快適な帆走性能です。 |
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2010年7月23日 中古ヨットの海外輸出。 ここ数年、日本国内から海外に向けてヨット(ボートも)が多く輸出されています。 もちろん中古のヨット。 輸出国は主に韓国ですが、ロシアなどへも多く輸出されています。 今年に入ってから当サイトからも月1艇平均で韓国に輸出されています。 ブランド別で云うと、一番人気のあるのは「ベネトゥ」で、国産艇はあまり人気がありません。 昨年までは国産艇の25フィートクラスも輸出されていましたが、今はほとんど需要がなくなりました。 今回、25フィートを輸出するんですが・・・ これが慣れないと輸出手続きがちょっと複雑です。 まずJCIで廃船願いを提出、韓国領事館で仮国籍取得、税関での輸出手続き、そして最後に艇への立ち入り検査があり、次に最後の帰港地で出国許可とパスポートにスタンプを押してもらいます。 画像は、艇の立ち入り検査時のものです。 |
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インスペクションを受けるY25MK2。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2010年7月20日 たつの市御津町岩見港 瀬戸内は何度もおとづれているが、御津・岩見港は初めてだった。 ここは兵庫県と岡山県のほぼ県境、地図で云うと家島諸島の北に位置する。 梅雨があけ、いよいよ夏の風景になりはじめた。 この日もヨットではなく、クルマでこの御津・岩見港に向かった。 ヤマハ25MKIIを見るためである。 30年の建造年数にしては、かなり手が入れられよく整備されているのが遠く離れた場所からでも充分それが伺える。 ハル、ボトム、デッキ、キャビン、エンジンのどれを取っても磨き込まれている。 こんな艇に出会うとついついデッキに座り込んでしまう。 この日は30度を超え、太陽がギラギラと照りつけるが、のどかな風景のせいかあまり暑さは感じない。 港の防波堤に立つと、家島諸島の男鹿島が目に入る。たんがしま?たんがじま?だんがじま?と呼び方はさまざまだが、一般的にたんがじまの表現を一番耳にする・・・。 明石海峡を抜けると、上島、クラ掛、太島の小さな島があり、そして山肌を削りとられた島が見える。それが「男鹿島」である。 美しき哉瀬戸の島々なのである。 明日から、この艇の出航準備にかかります! |
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御津・岩見港に舫われる数艇のセーリングクルーザーたち。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2010年7月7日 西宮から阪南港へ 静かな海面にブローが吹き降り、午後1時すぎにマイレディは出航した。 南からの風を受け、西宮港はいつもの三角波。 艇は前後左右に揺さぶられる。 風力は20ノット前後で時折スプレイをもろにかぶるがズブ濡れになることもなく、かえって心地よい。 防波堤を抜け、150%ジブを70%程度に開き機帆走で目的地に向かう。 徐々に風も落ちはじめ、天気予報どおりの穏やかな風になり、メイン、ジブ共にフルセール。 白波が残るクォーターリーでマイレディは快調。 これがセーリングだ!の見本的な走り! 目的地の阪南港はKIXのちょっと北に位置し、その港の沖にはランディングのためのランドマークが設置されている。 (KIXランディング時のポートサイドから見ることが出来ます。) そのランドマークを南に見てアプローチ。 ヤマハ21R&Cのスターボード側に夕刻に着岸。 |
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ヤマハ21R&C(右)とヤマハ25マイレディ。 |
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阪南港沖に設置される航空機のためのランドマーク。 |
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2010年7月3日 雨中のセーリング 雨のセーリングは辛いものです、ましてそれが夜間ともなると、それはもうヒドイものです。しかも3時間以上となると大変なものです。 ズブ濡れです。 夏とは云えかなり寒さを感じます。 雨だけならまだしも、スプレイを浴びるのもかなりこたえます。 7月の日中の雨の場合は半そでポロの上に防水のしっかり効いたセーリングジャケットを着て、その上にライフベストを着用しています。 夜間で長時間の場合は場合によって薄手のフリースを着込みます。 やはりなんと言っても、セーリング用にデザインされたジャケットは優れています。 まず、縫い目からの雨の浸透がありません。 袖は二重になっており、ほとんど雨が入りません。 襟は高く、ビッシっと留めれば鼻、耳まで隠れます。 トラウザーは防水のセーリングパンツ。 この組み合わせがベストなのですが、困るのはシューズです。 ブーツでは蒸れるし・・・ 普通のデッキシューズでは雨がしみ込みます。 今、雨に強いデッキシューズを物色しています。 |
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やはりセーリング用ジャケットは優れています。 襟、袖、縫い目から雨がほとんど入りません。 imhoff・inshore |
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