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2010年12月23日
BJPタイトルバナー変更

12月23日、タイトルバナーを「BALTIC LIFE JACKET」から同じスウェーデンの「ROB SHIP」に変更しました。

この「ROB SHIP」の持つアイテムはボート、ヨットに関わらず「使える!」アイテムがたくさんあります。

そのひとつに「Genoa Sleeve」5,500円(予価)
「Anchor Bag」8,800円(予価)など、欲しかったプロダクトがいっぱいです。

徐々に紹介していく予定です。

ちなみにタイトル画像に登場しているヨットは「Hallberg Rassy 36」で、サイト内のウッディなボートは「Riva」です。
ROBSHIPの中のアイテム。吸盤で貼付け可能な「CAN HOLLDER」ボート、ヨットの必須アイテムです。2,800円(予価)

画像クリックでROBSHIPの紹介ページへ。

2010年12月16日
10マイルの回航

12月18日、フィンセール回航。
回航といっても非常に距離が短く、西宮ボートパークから、神戸カルモマリーナまでの僅か10マイルの距離。
それでも6ノット平均で桟橋から桟橋まで2時間30分が必要。

12月中旬であるが、比較的穏やかな回航。
波高も50センチがマックス。風は回航時のおきまりで、行きたい方向から風が吹き付けてくる、なぜか???

で、セールをアップすることなく、イスズディーゼル40hpでコトコトの旅。

風は時折10メートルを超え、波も真正面から・・・
スプレイがパシャーっと上がるがハル形状のお陰でデッキには来ない。
その上、ハードドジャーに隠れれば冬でもOK。

神戸空港南を通過し、苅藻に進路をとる。
白い灯台からアプローチし着岸。

冬はハードドジャーに限ります!

神戸カルモマリーナに着岸するフィンセイラー。

2010年12月16日
NISSAN30。

12月16日、西宮沖は早朝から風速8メートルを超えていた。
ちょっとイヤな予感〜
と、いうのもこの日、ニッサン30の試乗のお伴。
一応、セーリングの用意をクルマのトランクに隠してマリーナに出かけた。

Interpreterさんはいるもののフランス人とアメリカ人の二人連れ。

桟橋に立っているだけでも寒い寒い〜
で、どっちかと云えば、陸上待機で桟橋までお見送りに・・・
が、しかし、結局乗って行け!で、全員を待たせ、急遽いつもの真冬用のセーリングウェアを着込み、仕方なくデッキ上へ・・・

1GMがコンコンと始動し港内でメイン、ジブ共にセールアップ。
レギュラージブにフルメイン。

とたんにオーバーヒール・・・
いつもの橋をくぐり新西宮YHの沖を一周。

時々、ガンネルまでヒールする、メインシート近くに座っていたものだから突然のメイントリマーとしてコントロールするハメに・・・

時々、メインを出さずに艇のポテンシャルを試してみるが、これがなかなかの優れもので国産他社製と比較してもかなりのモノ。
ウェザーヘルムも大きくなく、建造当時は出来の良い艇だったのではと、その片鱗を伺わせていた。

しかし・・・デッキ上はほとんどがフランス語と少しの英語。
まぁ、なんとかなるもんです。

年間に何度あるかのダイナミックセーリング中。

2010年12月11日
ヤマハ33のブルーパー。

12月11日、時折強い雨が降る中、今年で建造後31年を迎える「ヤマハ33」の見学に向かった。

往年のクルーザーレーサータイプのIOR艇である。
まぁ、この頃の時代のヨットは純粋なクルージング艇で無い限り、ほとんどのヨットはどんなカタチのレースといえ、レースに参加する目的で建造されていた。

当時はヨット熱も盛んで、若い世代もクルーとしてひとつの艇に定員いっぱいまで乗り込み、インショアからオフショアレースを楽しんでいたそんな時代に建造された艇。

そのYAMAHA33のキャビンを整理していた時、クォーターバースの奥まったところに「B」の文字が入ったスピンバッグを発見!
その「B」の文字の下にはBLOOPERの文字が・・・

BLOOPERを見るのは全くの初めて、以前雑誌の写真で見たことはあるが・・・
トランスパックなどのロングディスタンスレースでスピンネーカーと共に揚げ(スピンネーカーが2枚揚げているように見える)ているのがBLOOPERである。

もちろん、手に触れたことも初めてで、もちろん実際揚げたことなどない。

それともうひとつ、白いセールバッグに縫い付けられた「K」マークと共に「KAWASHIMA MARINE」「KAMAKURA JAPAN」の文字が・・・
今は「UFO」のオーナー川島氏が手掛けていたセールである。
「NORTH SAIL」の前身である。

日本のセーリングそのものが沸き立っていた頃のちょっと昔の良き時代の代物たち。
ワタシがヨットと出会う少し前、雑誌を読みふけっていた頃の時代である。

PS/昨日、フィンセーラー(モーターセーラー)でジブ、メインをアップし、エンジンを停止させセーリングした。
5メートルくらいの風でかなり結構走るのに感動。

ただ、パイロットハウス内での操船では風を感じることが出来ないのと、マストトップのウインデックスも見えず、うまく帆走させるには経験が必要。

セーリング時にはアフトデッキのティラーで風を感じながら操船するのがベストでした。

モーターセーラーもアリかも?と実感しました。

この「B」はBLOOPERの頭文字。
ヤマハ33のキャビンで発見!
KAWASHIMA MARINEのセールバッグも同時に発見!

2010年12月10日
バガボンドに乗る。

現在、販売中のバガボンド39の試乗に同乗させていただいた。
購入希望の方は近い将来世界一周を考えておられる方。

やはり、なんと云っても外洋に出るには、ロングキール(フルキール)のドッシリとした艇でなければ・・・

幸い今日は12月というのにかなり暖かく、風もなく前半は機走のみで西宮港をクルージング。

後半、少しパフが降りはじめ、ジブとメインを揚げてみるが、バガボンドには少々風が足りず、結局エンジンスロットルはそのままにして機帆走に・・・

2時間程度で帰港することに、そこで着岸時に改めてバウスラスターの威力を知ることに・・・

やはり、やはり・・・この手のヨットって味わい深いものがあります。


2010年12月7日
フィンセーラー

昨日、火曜日ながらフィンセーラーの納艇を行いました。

火曜日というのはマリン業界がなぜか定休日ですが、BJPは特に定休日はありません。

もうすぐ年末ですが、そういえば、昨年大晦日、今年1月1日もメールの問い合わせがあり、その対応をしていました。

で、フィンセーラーに戻って・・・
この日はあいにくの曇り空、先日の30メーターオーバーの突風といかないまでも、断片的な10メートルオーバーのブロー。
となりの桟橋のジブファーラーが強風でひらきバタバタと揺れていた。

そんなワケで、納艇時の機走、セーリングテスト、着岸練習を、短時間で機走のみで切り上げ、艇の取扱い説明を中心にした。

回航は18日に予定。

フィンセーラーのジブシート用のウインチ。
ハンドルは画像右斜下にある口に棒状のハンドルを差し込むめずらしいタイプ。

2010年12月3日
スイング31、大改造計画。

1991年、横山一郎設計、ツボイ造船建造のスイング31クルーザーレーサーをシングルハンド仕様に大改造することに・・・

フラクショナルリグの大きなメインではシングルハンドではもてあますものがあり、マストトップを切断、その上ブームも短くし、さらにグースネックまでも上に移動。
これで、安全に独りでセーリングができる。

次ぎにハードドジャーを新設計、製作する。
外観はこれくらいが大きく変わるが、メインサロンはそのまま残し、愛想のないアフトキャビン内部とバウ廻りを居住性のあるように大改造する。

主にはこの程度だが、これだけでもかなり時間が必要になる。

この大改造を引き受けてくれたのは、岡山にある「ウッディマリンサービス」さん。

実際、作業に取りかかるのは来年1月から、今は設計の構想の段階です。

お楽しみに・・・

フラクショナルリグをマストヘッドに変更予定にSWING31。

2010年11月25日
キャバリア32とバンドフェット。

キャバリア32がトラック輸送で長崎に・・・
バンドフェットは神戸マリーナに引き続き保管されることに。

25tクレーンをチャーターし、海上係留のキャバリアをトラックに積込む。
それが終わると、陸上保管のバンドフェットを海上に移動した。

なんだかんだの準備や世間話も含めて、準備にとりかかった午前10時から、結局終了したのは午後2時すぎ。

クレーン作業そのものはそんなに時間はかからないが、マスト倒しに少しの時間がかかってしまう、しかし・・・なにより世間話が一番時間を有する。

26日午前4時30分に長崎に無事到着したとの一報。

キャバリアはこれから本格的なレストアに入るとのこと。


2010年11月22日
バガボンド39ケッチのリメイク。

バガボンド39のキャビン内部のリメイクが終了。
リメイクと云っても大袈裟なものではなく、長い航海のアカを落とし、木製品をニスでタッチアップした程度。これ皆、すべてオーナー自身で毎日コツコツと仕上げたもの。
約2ケ月が経過。

そんなことで、すっかり蘇りました。
それと同時にエンジン、発電機、エアコン、計器類などすべて稼動確認。

残すは外装、ハル、ガンネルなどを仕上げるそうです。

「VAGABOND」を直訳すると放浪者。「Drift」とは大きく意味が異なります。
まさにこの艇はVagabondそのもので、世界の海を放浪している艇種で、建造所のキャッチコピーは「堅牢」そして荒天にも耐えるスタビリティ。

世界中の数々の外洋経験者も絶賛している艇のひとつです。

そんなワケで来月には試乗させていただく予定です。
ハンスクリスチャンなどとどんな違いを見せてくれるか楽しみです。
バガボンド39のメインサロン。

2010年11月13日
パシフィック40。

APECで警戒のきびしい真っ最中、横須賀に・・・
パシッフィック40を見てきました。

なによりキャビンが美しく保たれていました。
40フィートなのですが、やたら大きく感じます。

エンジン搭載の位置はコックピット下ではなく、ハンスクリスチャンと同じ、コンパニオンウェイを降りたギャレー下に納まっています。
ハンスクリスチャンもそうでしたが、4JHの静粛性にはオドロキです。
普段、1GMや2GMに慣れていると、同じメーカーのエンジン?と思えるほどです。

やっぱ・・・40フィートオーバーです。

ビッシリと大型クルーザーが並ぶヴェラシスです。

2010年11月1日
台風。

台風の影響は西宮にはほとんど影響もなく無事過ぎ去った。
沖縄から14号にはズ〜っと付合わされたが、ようやく晴れ間を見ることができた。

そんな中、夏過ぎから行きたいと思っていた場所(ヨットとマリーナ見学)にMちゃんを隣に乗せクルマで一直線。
たぶん500km以上はあるかも?

広島は、観音マリーナと五日市フィッシャリーナへ。
観音マリーナからはマリタイムのM氏が案内してくれた。

まず、マリーナとボートパークとフィッシャリーナについて議論。
フィッシャリーナは漁港の中にあるということで解決!

その施設、桟橋共にかなり立派で各艇ごとに桟橋が設置されている。
その桟橋に係留されているのが「デュフォー32クラシック」

ハル、デッキ共にキレイ!
コックピットのウッドもキレイ!
キャビンもキレイ!
搭載エンジンは2020!
その上、メインファーラー!

「やっぱりデュフォーはエエなぁ〜」と3人の意見一致!

Mちゃんはメモリカードがいっぱいになるほど各部分を念入りに撮影していた。

追伸!
近くの桟橋にアルページュとは違うタイプのデュフォーを発見!
これもおそらく30年以上前の艇でしょうか?
初めて見ました。

五日市漁港フィッシャリーナ。
左バウがDUFOR32
Classic。

2010年10月25日午後1時
MOCHI44・・・・とミーモ。

MOCHI44は屋久島、奄美大島で給油後、一瞬の晴れ間を見つけて出航、25日午後1時に沖縄県宜野湾マリーナに着岸した。

しかし、し台風14号が迫っている。
指定された桟橋では危険との、地元の重鎮T氏のアドバイスと協力でマリーナの一番奥まった桟橋にこれでもか!っと云うぐらい舫いロープを張り巡らせてくれていた。


そんな中、神戸空港から那覇空港を経て、ワタシが宜野湾マリーナに到着したのは、夕方近く・・・

結局・・・西宮を拠点とするKマリンさんと横浜ベースのT氏に100パーセント以上助けられ、無事に回航が終了していた・・・。


宜野湾マリーナには昨年何度となく行き来していたので、幸いにして知人が多くでき助けていただくことばかり・・・

そんな中、東京から出航してきた30フィートのヨット「ミーモ」のA氏親子と遭遇!
このA氏とは昨年、御前崎で避難のため3日間過ごした中。
偶然の再開話に花が咲いてしまった。

台風襲来を待つMOCHI。宜野湾マリーナにて。
台風の中、オリジナルブランドのフェンダーが大活躍の「ミーモ」

2010年10月25日
MOCHI44はようやく屋久島から、25日早朝に奄美大島を出航。
25日午後3時には宜野湾マリーナに到着予定。
今のところは海は穏やか・・・

しかし・・・台風14号接近!

ライブブログは

http://www2.regulusmarine.co.jp/blog/index.html


2010年10月24日
フィンセーラーに乗る!

西宮ボートパークに係留中のフィンセーラー。
モーターセーラーである。

普段、この手のタイプのボート(ヨット)にめったに乗ることはない。

コックピットからの風景は、やはりボートでもなくヨットでもない、やはりモーターセーラー。

モーターセーラーと云ってもそんなにスピードが出るワケでもなく、帆走性能もそんなには良くない。

ただ、なんとなくモーターセーラーにはモーターセーラーなりに良さを感じてしまう。
この艇は以前、日本一周を成し遂げ、今は西宮に棲む。

建造から30数年を経て、まだまだ現役で海に出ている。

今日もちょこっと機走のみ、揺れ方も走るさまもヨットとはひと味の違いを体感した。

FinSailerのコックピット。
舵は後部の長いティラーと連動している。その日の気分でラットかティラーをチョイスできる。

2010年10月22日
キャバリア32の船舶検査

神戸マリーナの桟橋に係留されていた「キャバリア32」の契約が終わり、先日21日に検査を受けました。

限定沿海で取得。
限定沿海仕様の検査で必要な安全備品は、繋船ロープ2本、アンカー(アンカーを必要としない艇は不要)、救命胴衣(定員分)、救命浮輪1個、信号紅炎1セット、赤バケツ、音響信号(フォグフォーン)、黒色球型形象物3コ、レーダーリフレクター(平成6年以前の建造艇は不要)、工具一式。

そして、もちろん航海灯がすべて点灯すること。

しかし、これが揃っていない艇に検査を受けるたびに驚かされます!
以前、ライフジャケットはもちろん、安全備品のすべてが搭載されていませんでした。
唖然!

実際、繋船ロープ、ライフジャケット以外にアンカーはおろかライフリングなど、めったに使うことはありませんが、せめて法定安全備品は万全にして海に出てもらいたいものです。

波高2メートルを越え、日没になると、その必要性を実感します。

10月に入って、アイランドパケット、MOCHI44、キャバリア32と検査が続きます!
しかもすべて雨!


船舶検査を受けたキャバリア32。

2010年10月20日
ヤマハ25MK2とニッサン・フリーダム22

MOCHI44の回航は只今、荒天のため屋久島で待機中です。
あと3〜4日は動けそうではありません。
波高は5メートル・・・
http://www2.regulusmarine.co.jp/blog/index.html



そんな鹿児島〜沖縄間と比べて西宮港は穏やかで、北東の風5ノット程度。
波もまったくありません。

今日はなんと・・・20数年ぶりにヤマハ25MK2でセーリングをしていました。
機走は、この2年で何度も経験しているのですが、ジブセール、メインセールのみでセーリングするのは初めての気分でした。

ジブセールはファーラーではなくハンクス仕様。
メインもスライダーでなくグルーブに通すタイプ。

アビームでは快調に帆走してくれます。
おそらく5ノット程度。

そんな中、同じ神戸マリーナからニッサン・フリーダム22が出航していました。
この艇は、本当に毎日出航している艇です。

そのフリーダムのセーリングに合わせて伴走。
僅かにおいていかれてしまいます。

レース魂にほんの少しだけ火がついてしまいました。
のんびり走るのもイイんですけど、たまには競い合うのも楽しいモンです。

ハマハ25MK2とニッサン・フリーダム22。西宮港にて。

2010年10月13日
西宮マリーナ・MOCHI CRAFT 44

そのMOCHI44のテストラン。
もちろんいつもの西宮港沖をおおよそ1時間程度航行した。

全開にはしなかったが、フラットな海面と云うこともあり軽〜く20ノットオーバー。
完璧に整備されたエンジン、その他の機関に全く異常はない。

ちょい乗りを含めればセーリングクルーザーは毎週、毎日のように乗ってはいるが、この手のモータークルーザーに乗船する機会は年に数度。
不馴れなこともあるが加速体制に入ると思わずチカラが入ってしまう。

フライブリッジへのアプローチもかなり慎重慎重!
FBはヨットで感じる風とは全く異質な風であるが、気候の爽やかさのせいもあるが心地よい風を味わえる場所でもある。

防波堤の赤灯台を一瞬のうちにとおり抜け、神戸空港近くでUターンしこの日のテストクルーズは終了した。

次週には700マイルの旅がはじまる・・・

10月17日に出航、その後のライブなブログです。

http://www2.regulusmarine.co.jp/blog/index.html

磨き込まれたハルに海面とスプレイが映り込むが、残念ながら海の色はアメリカンコーヒー色。

回航前夜のMOCHI44。
西宮マリーナ桟橋にて、入念なチェック。


2010年10月11日
西宮マリーナ・MOCHI CRAFT 44

モキ44、モータークルーザーです。イタリアメイドです。
GM6V92TAエンジンの2基掛け550hp×2を発揮。

MOCHI はFerretti グループでドルフィンがMOCHI のシンボルマークです。

エクステリア、インテリアともホワイトをベースにグレーをアクセントにデザインされた美しいボートです。

このボートのメイクアップがほぼ完成。残すはキャビンのバフ掛けとアフトデッキのチーク補修のみ。

エンジン、発電機などの機能パーツをチェックし、消耗部品はすべて取り替えました。

画像はハルのバフ掛け中。
船底塗料のすべて剥がし、スクリュー、ラダー、スルハルと丹念に磨きを掛けます。

船底塗装は2度に分けて塗っていきます。
もう少しで完成です。

To be continued
バフ掛け中のMOCHI44。

2010年10月4日
西宮マリーナ・アイランドパケット29

今回の回航はわずか30分。西宮港内を移動したのみ。
着岸は西宮マリーナのBバース。
ここは大阪湾でも波と風の影響が最も少ないマリーナです。
西宮マリーナの歴史は古く、おそらく日本国内でも一番か二番めにマリーナとして開業されたと思います。

堀江健一氏のマーメイド号が一番最初の大平洋横断のスタートとなったマリーナです。
映画「大平洋ひとりぼっち」にももちろん登場!
最近では村上春樹氏の小説「1Q84」にも登場しています。

さて、この「アイランドパケット」は遠洋艇としての評価は高く、友人の言葉を借りると「アイランドパケットなら安心できる、頑丈に建造され、直進帆走性能が良くオートパイロットに頼らなくても結構まっすぐ走る。
また、ロングキール(フルキール)なのでオンザロックの心配もないのがイイ」とのこと。

次回、セーリングインプレッションをさせていただくつもりです。

明日から、旧船名、船検ステッカーの貼り替えを行いチャンスを見つけてセーリングに出かけます。

To be continued
西宮マリーナの桟橋にて。

2010年10月2日
能登半島・七尾湾とマイレディ

マイレディはトラックで陸送。
同時に当方はクルマで後を追いかけた。
その距離、西宮から400kmちょっと、片道5時間。

能登半島の東、七尾湾の北湾の穴水に「穴水マリーナ」があります。
そこにマイレディを運び込みました。

日本海とは思えない雰囲気のある入り江です。

早朝に下架、マスト起てを完了。
まるでプラモデルをつくっているようです。

ただ、自然とサイドベンドしてしまったマストを真直ぐにチューニングし直し、過去のデータは捨て、サイドステイのテンションを緩めに仕上げ、バックステイを大きく引けるように調整した。

午後からは湾内のさらに奥まった入り江を軽〜くセーリング。
これが風速8m程度の風ながら、波も穏やか・・・
まるで北欧の湖のフィーリング・・・

マイレディが蘇りました!

能登半島・七尾北湾で下架中のマイレディ。
穴水マリーナの全景。
陸上にはフィッシングボートは当然ながらリーバフェラーリ、サードクリーバーまで保管されていました。
海上はヨットがメイン。

七尾北湾を見下ろす別荘地。
まるで湖。