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2013
   
    2013年12月29日
Bavaria35 Match。
   
     
   
   
12月のクリスマスの週にババリア35マッチの商談が成立し、最後の最後の日曜日には大阪でOKAZAKI48の見学。
同じ29日の日曜日に、静岡でのレースボートのシートライアルをさせて頂きました。

ババリア35は正月早々に回航を行うことに決定!
まずは西宮まで回航し、西宮で上架し船底作業を行う予定です。

横浜〜西宮までは、かなり寒く辛い行程になりそうです。

年末年始は、その回航準備のために、航行区域の変更を終え、エンジンパーツの手配とエンジン整備などなど・・・

只今、準備中!

     
    2013年12月19日
和風テイストの木造レース艇?。
   
 
ほぼ1年程前から彦根市の工房で建造されていた木造艇が、今夏に新西宮YHで船舶検査を取得した。

木造ながら、誰もが想像するクラシックな船型とは全く異なり、カーボンコンポジットの最新鋭のレースボートと見間違うほどのカタチをしている。

しかし、随所に和風テイストを盛り込んだ、変わり種のレース寄りのクルージングボート?(よくわからない???)

とにかく、キャビンというより茶室!そのもの・・・

全長24フィート、艇種名「WOOD FRIENDER 24」。

そんなヨットが、今年11月に開催された「SIMA SEIKI CUP」の「和歌浦セーリングフェスティバル」にエントリーした。

設計時から、俊足を目的に建造されたのだが、実際のシートライアルでは設計建造どおりの俊足ぶりを発揮していたが、いざ、レースとなるとレース目的に造られた30フィート以上の艇団に混ざり(抑え)総合2位!

今は新西宮YHに陸上保管中。

なお、販売価格は未定とのこと。

     
    2013年12月16日
GP42・福岡。
   
   
半年近くかかったGP42の契約が12日にようやく完了した。

この手の生粋のレーシングボートは、日本国内はおろか、海外でもなかなか買手がいないのが現状なので、かなり買手の要求を飲みながら苦戦しました。

しかし、まぁ良く決定に至ったとホっとしているところですが、ここからリメイクのオファーに応えなければなりません。

ハルやボトムのペイント、デッキのカラー変更などなど・・・

年末、年始にかけて2〜3ケ月はかかる予定です〜

福岡での契約を終え、昨日は広島まで30C2の見学の立会いに行ってきました。

ここ近年、中古艇の需要の大半は、30フィートだと、エンジンは2GM以上、ジブファーラー、オートパイロット、GPS、レイジージャックが装備されていることが条件で、次に多いのは35フィート前後クラスになると、これらの装備以外に、ラットステアリングが付いていなければなりません。

しかし・・・

もう、国内には程度の良い艇がかなり少なくなって来ているのが現状です。


     
    2013年12月14日
横浜・横須賀。
   
   
12月に入ってからは、毎日のように、国内のあちこちに出向いています。

横浜・横須賀を経て福岡・・・
地元、西宮にいることがほとんどありません。

横浜ではとある35フィートの見学と商談。
横須賀では32フィートの見学。
どちらもかなり美しいヨットでした。

14日土曜日は、久しぶりの西宮。

先月に納艇したHunter320のエンジンを降ろしてもらい、オーバーホールにかかりました。

10年間で使用時間も100数十時間のみながら、ほとんど使用されていなかったためなのか、シリンダー、ピストンリング、バルブがダメになっていました。

完成は今年いっぱいか来年頭になりそうです。

その上、エアコンを廻してみると、これもダメ・・・
さっそく修理してもらうことになりました。


画像は横浜市民ヨットハーバー。
     
    2013年12月3日
対馬に行ってまいりました。
   
   
所用で、対馬に行ってきました。
御存じ、対馬は九州と韓国の間と云うより、韓国まで50キロほどの距離。

上空から見るとリアス海岸が圧巻な風景を見せてくれます。

空港からクルマで5分、そのリアス海岸の一番奥まった入り江にヨットが2艇舫われていました。

まさに、絵に描いたような風景・・・

海の色もすごく透明で、沖縄やハワイとはまた違った美しさで、まさに日本!といった感じでした。

その後、Tさんの案内で、観光めぐりや港、島で唯一のマリーナなどを、さらっと見学させて頂き、その上昼食までごちそうになりました。

僅か、3時間足らずの滞在時間でした。

帰りも「対馬やまねこ空港」と云う変わった名前の空港からB3・500で福岡空港に・・・

     
    2013年12月3日
海外ラッシュ・・・東京・沖縄・福岡・西宮・
   
   
福岡から回航したHunter320のエンジン不調は、12月中旬に結局ヘッド回りをバラすことになりました。

そんな中、11月中盤になってから海外からのオファーが途絶えません。

韓国はいつもどおり云うに及ばず、台湾やロシアから連日のように、問い合わせや、実艇の見学があります。

海外からのお客さんの場合は実艇を見学されると、ボート、ヨットに関わらず、ほぼ100%の確率で購入決定に至ります。

その大きさも様々で、40フィートオーバーのサロンクルーザーから30フィート以上のセーリングクルーザーまで・・・

ただ、海外売却の場合は、船籍変更、輸出申請、通関手続きなどが必要なので、国内販売と違って少々時間を要します。

そのつど、東京、沖縄、福岡、西宮と文字どおり飛行機で飛び回っています。

     
    2013年11月19日
伊豆からの回航といろいろ・・・
   
   
回航を依頼した伊豆、下田ボートサービスさんからのCC30が16日の午前9時に西宮に着岸した。

大きなトラブルは、途中に寄港した串本港でエンジンが再始動しなくなったこと(バッテリー交換で解決)くらいで、深夜の寒さを除けば、海もおだやかだったので、かなり楽な回航だったそうです。

そんな中、先日回航してきたHUNTER320のエンジン不調が気になっていたので、整備さんにチェックしてもらいました。

トルクがない!
オイル消費が多い!
スピードが出ない!
黒煙が出る!

などなどの症状!で、現在究明中です。

またまた、そんな中、一昨日、昨日と再び東京へ。
とあるパワークルーザーの本契約と納艇・・・


     
    2013年11月13日
ヤマハ23ルネッサの納艇
   
   
Hunterの納艇と新オーナーさんとの初セーリングを楽しみを終え、
今度は23フィートのボートの契約と名義変更を一気に行いました。

23フィートのボートとは、ヤマハ・ルネッサ(通称名)です。

西宮マリーナのスタッフさんが、船底塗装、ハルのバフ掛け、エンジン整備を行い、まるで新艇のように輝きを取り戻しました。

ただ・・・新オーナーさんが免許更新中なので、初出航は少し先になりそうですが・・・

     
    2013年11月6日・7日・8日
福岡・マリノアから新西宮ヨットハーバーまで Part_4
   
   
フルセイルの助けもあって、瀬戸大橋にもギリギリで潮に間に合った。

大橋通過時は、ジブを巻取り、メインと機走で瀬戸大橋をくぐり抜けた。

次の目標は小豆島。

北を行くか南を行くかで迷ったが、私の場合、かなりの苦い経験があるので夜の海苔網を避け小豆島の南を航行した。

本船がひっきりなしに前後左右360°から自艇を攻めてくる・・・

瀬戸大橋手前から風は落ちた上、少し逆潮、再びトコトコと機走。
やがて、風の子灯台を回航し、ようやく、次ぎの目標である明石海峡にバウを向けた。

波はほとんどなく、星もキレイ!
そして鮮やかな夜明けを迎えた。

レーダーには鹿の瀬の漁船軍団が写り始める。

そんな中、播磨灘では初めて見る潜水艦に遭遇!
潜水艦を見るのは広島湾とこの2回のみ・・・
二人は、しばしその潜水艦に見とれてしまっていた。

明石海峡は逆潮ながら、ここまで来ての潮待ちの考えは二人にはなく、橋桁の南の淡路島側の航路をチョイスし、「エイヤー」の勢いで突入した。

潮の流れは心配したほどでもなく、実にスムーズに抜け切ることが出来た。

明石海峡から新西宮YHまでのファイナルアプローチは近くて遠い19マイル。

非力なエンジンパワーにもめげず、何とか1800に新西宮YHに着岸。

全行程300マイル、ノンストップの60時間。

奇しくも、4日前に同じマリノアから回航されてきたSiriusの隣の桟橋に着岸した。

     
    2013年11月6日・7日・8日
福岡・マリノアから新西宮ヨットハーバーまで Part_3
   
   
宮の窪の潮にもタイミングよく乗れ、次の目標は瀬戸大橋!

とにかく、ひたすらコンコンと機帆走を続ける。

再びの夜〜
「このままだと瀬戸大橋の潮に乗り遅れる!」とのTクンの声。
「メインもアップしましょう!」

真っ暗で、しかも結構強く感じる風の中、Tクンは颯爽とメインセイルをアップした。
さすがIRC現役グランプリレーサーの動き!。

ラットを握っていた私は、かなりのウェザーヘルムにカウンターステアをあて必死の思いで走らせることに専念。

外の風景や本船や目標を見る余裕がなかった。
この時の風速は30ノットオーバー、一瞬であるが艇速も10ノット越え!

しかし・・・このハンター320は意外なポテンシャルを発揮しはじめていた。

もちろん、どんな艇でも多少ウェザーヘルムは出るが、このハンター320は、ウェザーがすぐに納まり、グッと耐えて推進力に変わって行く!

「ハンター320なかなかエエやん!」が二人の感想です!
巷のウワサでは、「ハンター?」「大丈夫?」と云われているけど、どうしてなかなかのポテンシャルを持っています!

キャビンアコモデーション、コックピット回りのデザインも含め、二人の評価は星★★★★★でした。

     
    2013年11月6日・7日・8日
福岡・マリノアから新西宮ヨットハーバーまで Part_2
   
   
関門海峡を抜け切るまでマリノアを出てから約12時間。
すっかり日没・・・。

あいかわらずTクンは「遅い遅い!」と嘆くが、「こんなもん、こんなもん」と励ましながらの航行。

次の目標は、宮の窪。(来島海峡の北)
日没からはワッチを組み、2時間交代。
11月の夜はさすがに寒く、ありったけのフル装備の服を着込んだ。

私は、ハーケンのアンダーウェアにハーケンの薄手のフリース。
さらにイムホフの3Dジャケット、さらにイムホフのレインジャケット。
その上にバルティックのライフジャケット。

下はアウトドア用のアンダーウェアにハーケンのセーリングパンツにイムホフのトラウザー。
ブーツは先日購入したデュバリー!
デュバリーはTクンも愛用していた。

関門から宮の窪までのレグは真っ暗で長く感じられる。
独りきりのオンデッキはひたすらのワッチ。
時々ジブをトリムするか、暖かいスープを飲むかでしか退屈をしのぐ方法はない。

しかし、この艇にはKODEN製のレーダーが装備され、普段のオーバーナイトの回航と比べどれだけ助けられたことか・・・
やっぱり、レーダーはイイですね〜

そして、随分長い夜が明け、朝になりやがて宮の窪にさしかかった。


     
    2013年11月6日・7日・8日
福岡・マリノアから新西宮ヨットハーバーまで Part_1
   
   
11月5日の夜に福岡入りし、6日の午前6時にマリノアを出航した。

その途端にエンジンのトルクがなく推進力も極端に弱く、スピードもMAX5ノットしか出ないことに初めて気付いた・・・・・

引き返すか、はたまた陸送に切り替えるか?
相棒のTクンと悩みながらも航行を続けた。

幸いにして、風も波もなく3.5ノットから5ノットをの間を行ったりきたり・・・
「まぁ・・・このまま行くか!?」で、ジブセイルのみ展開し、半機帆走で関門海峡を目指した。

回航する艇は、かなり程度の良い「Hunter320」キャビンなんて新艇時そのままの状態!
エンジンアワーも100時間ちょっとと、まさに極上中古艇。
ただ、問題点がエンジンパワー。
ペラのピッチが合ってないん?(そんな症状?)

俊足レーサーに乗り馴れたTクンにとっては、とてつもなく遅く感じるらしいが、普段クルージング艇に乗り馴れた私には、ちょっと遅いけど「まぁこんなもんやで・・・」と、Tクンに言い聞かせながら、トロトロコンコンと走り続けた。

マリノアを出てから約10時間(やっぱちょっと遅い!)
ようやく関門海峡の入口、大島と地島が見えてきた。

予定より、かなり遅れてしまっているので、潮の流れに乗れるかがギリギリ!
なんとか転流の潮が止まった時間に関門に突入できた。



     
    2013年11月1日
Siriusの納艇・・・福岡にて
 
   
伊丹空港から福岡まで777で移動。

午前11時には、艇の引渡しを終え、午後一番の便で、日帰りよりも早い半日帰りで再び777で西宮に戻りました。
この艇は、西宮までSさんに回航してもらっています。

いつもなら福岡泊なのですが、この日は15時に西宮でボート見学のアテンドがあるために後ろ髪を引かれながら戻りました。

お陰さまで、そのボートの商談は2日後に成立頂きました。

11月2日、またまた福岡にある320の契約を大阪市内で行わせて頂き、
5日に名義変更、そして6日朝から300マイルの回航のスケジュールです。

PS
そんな中、1日に、西宮から・・・なんと、フィリピンまでデリバリーする40フィートのフィッシングボートの税関のインスペクションに立会い(見学)してました。
この艇は輸出等のアドバイサーとして関わらせて頂きました。

     
    2013年10月30日
伊豆・下田。
   
   
台風の影響でのびのびになっていた、伊豆・下田にようやく行く事が出来ました。

もちろん今回も飛行機と在来線と新幹線と伊豆の踊子特急を利用して・・・

下田へは関西からの交通手段は、名神高速を利用してクルマで行くか、新幹線か、飛行機で羽田経由で横浜からアプローチするか?で迷うところでしたが、今回は羽田経由で行ってきました。

目的は、とあるセーリングクルーザーの見学と購入のため・・・
もちろん即決!

回航のための下準備を「下田ボートサービス」さんにお願いし、準備が整えば下田から西宮への回航に出かける予定です!

300マイル60時間の回航です。

下田での滞在時間、僅か1時間半。
往復15時間の一人旅でした。

     
    2013年10月27日
夢の島マリーナ。
   
   
伊丹発、午前10時のトリプル7で羽田着。
友人のKちゃんが迎えに来てくれ、夢の島へ。

そのKちゃんが乗るD38クラシックに、3年半ぶりに再会した。

この艇は、2009年6月に、大阪から、夢の島まで回航してきたもので、キャビン内は、納艇時と同じくらいに美しくキープされ、チークデッキも、ハルも当時のまま。

ドジャーやブームカバー、セイルも新調されていた。
やはり、ちゃんとメンテナンスがされている艇は気分がイイ。

その桟橋の近くには、その前の年に販売に携わったNC45や、現在販売中の
T38などなどがあります。

さてさて、今回の目的はヨットではなく、46フィートのモータークルーザー。
いつもの韓国のブローカーさんに見てもらうため。

彼も韓国からの日帰りで滞在時間は僅か2時間。

話もそこそこに、夢の島を後に・・・
後はカカオトークでのやり取りで商談が進みます。

ワタシも19:20の最終便で離陸した。

     
    2013年10月19日
西宮フローティングヨットショー。
   
     
   
   
数年ぶりにフローティングヨットショーに行ってきました。
かなり久しぶりです。

なかでも、全く初めて目にする「DELPHIA 31」オカザキヨット出展が印象的。

ポンツーンをひとまわり、135E出展のDufour40でコーヒーをご馳走になり、岡崎造船のOKAZAKI32のキャビンで遊ばせてもらった。

天候は曇り時々雨、その上、時折の強風にテントがあおられる・・・

相変わらず、来場者はまばら・・・

年ごとに、来場者の減少・・・

     
    2013年10月16日
オーバーヒートの憂鬱_その後。
   
   
完全に修復されたと思ったオーバーヒートが、昨日再び再発した。

今度は、桟橋に舫ったままギアを後進に入れ、エンジン回転を2500回転 で約1時間掛け、最後にアイドリングに戻して5分、再びオーバーヒート警告音・・・

温水器にも充分すぎる程清水が満たされている・・・

海水、清水の漏れも無い・・・?

それでもオーバーヒート警告音・・・

残された原因は、温水器そのもののトラブル?
清水ポンプのトラブル?
ヒートセンサーの誤作動?

などなど、残された原因を再度調べなければ・・・

     
    2013年10月13日
オーバーヒートの憂鬱。
   
   
福岡出張中の間にヒートエクスチェンジャーは交換されていた。

しかし・・・再度、エンジンを30分程掛けっぱなしにしていると、再び警告音!?

13日(日)は、総勢5名で、その原因を探ってもらうことになった。

まず、見つけたのはホースバンドの緩みがあり、そこから少量の冷却水が漏れていたこと。

次に冷却清水の不足?をチェックするが問題なし!

次にゲージを使用し、エクスチェンジャーから温水器までのリークテスト。
問題なし!

もしやして、温水器の吸水システムから少量の漏音・・・?

などなど・・・決定的な問題がどうしても見つからず、やはりエクスチェンジャーがメインの原因のようだが、まぁなんとか警告音はそれ以降鳴る事が無くなった。

     
    2013年10月11日
福岡。
   
   
いつもの福岡。いつものマリノアに、シリウスの見学の立ち会いに・・・

見学して頂く前に、船内の片付けをいつものTクンと・・・

私物が船内に散乱し、それを片付けるだけで約1時間・・・

見学をして頂き、OKを頂いてから、さらに収納スペースにあった私物を船内から全て降ろした・・・

その間、さらに約2時間・・・

おそらく。軽トラック2台分はあったと思う・・・

いつもの事ながら、この作業だけでクタクタになります〜

もちろん、吃水線が大きく変わったことは云うまでもありません。

     
    2013年10月6日
ヒートエクスチェンジャーのトラブル。
   
     
   
     
   
つい1ヶ月半ほど前にクルージングから帰り、桟橋に舫いながらエンジン(間接冷却の3GM)のクールダウンを行っていた時に、突然のオーバーヒート警告音!

航行中に排水は充分にされていた。
船底チェックはクルージング前に行ったので吸水口に問題はないハズ・・・???

原因は吸水口にビニールでも吸い付いたのか??
サーモスタットでもトラブったのか?
はたまた警告センサーの誤作動なのか?

まずはサーモスタットを外し、カップに注いだ熱湯の中にサーモスタットを入れ、実験。
通常に稼動することを確認・・・!

予備タンクのクーラントも少しは減っているが問題はない様子???

結局、この日は原因がつかめず、そして昨日・・・

いつものように桟橋に舫ったまま30分ほどエンジンを掛け、前進、後進を掛けスクリューを廻していると、再び警告音!

自分では原因がわからず、マリーナのスタッフさんに見てもらうと、ヒートエクスチェンジャー(熱交換器)をバラしてくれ、詰まり等をチェック、すったもんだのあげく、結局、ヒートエクスチェンジャー内のパイプに穴があいてしまっているとの結論!

その穴がここ数カ月の間に徐々に大きくなり、昨日、ついにジャジャ漏れになってしまったようだ。

アッセンブリ交換決定!
只今部品手配中。

そのチェックついでに、今年三たび上架!
スクリューに付いたフジツボ(バーナクル)を撤去!
ここ3年間は、このフジツボとの戦いです。

     
    2013年10月1日
幻?のファーストフィニッシュ。
   
   
9月29日、一年ぶりに琵琶湖のレースに参加した。

レースと云っても、誰でも気軽に参加できるOYC主催のオープンレース。
この日も20数艇の参加があった。

西宮の友人を誘い、乗船したのはいつものBacchus(Y31S)。

GPV風予報では伊勢湾から入る南東の風4〜8m。
スタート前には風の強弱があり、セイルチョイスに悩ませられる。

ライバル艇はNo2ジブをチョイスしたが、我々はNo3を装備しスタートした。
コースはソーセージコース、約1.5マイル?ほど・・・(短い!)

スタートはゼネリコ後再スタート。
アウターマーク寄りからジャストスタート、数艇身でタックを返し数分でトップ争いに参加できた。

そこからは、タクティクスとボートスピードと上り角度争いが始まった。
フィニッシュは僅差でのファーストフィニッシュ!

しかし、表彰式の結果を聞かされてクルー全員唖然?

10月2日、レース委員会から連絡が・・・
やはり「ファーストフィニッシュ」でしたとのこと・・・

が、しかし結果は第1レース1位、第2レース3位。
他艇は第1レース3位、第2レース1位の同率1位ながら、ルール上、第2レースのポイントを優先するため、結果2位で幕を閉じた。

琵琶湖のレースは特に「ヤマハ31S」のイコールコンディション(SCRATCH)レースが楽しく、1艇をおさえていいても他艇がスルスルっと出てくるし、前を走ることはかなりの苦労がいる。

     
    2013年9月28日
デヘラー28の上架。
   
   
納艇前の最終チェックのために上架しました。

やはりなんと云っても売手側としても、最低船底は見ておかないと・・・

また、ご購入の方も気になるところですので・・・

問題点発見!

ラダーに2ケ所FRPの欠損。
3cm程度のオズモシス1ケ所・・・

どちらも修復して納艇させてもらうことに決定!

さらに、ご購入者の希望で船底塗装をすべて剥がし、再塗装することにさせて頂きました。

明日はプライベートで1年ぶりに琵琶湖でのレース参加です。

     
    2013年9月21日
ノラ21の船外機。
   
   
21日(土)にノラ21のシートライアル。
と、いっても船外機による機走のみ。

2ストローク9.9馬力。この艇にしては少々ヘビーウェイトとオーバーパワーですが、パワーはあることに越したことはないが・・・

このノラ21の船外機のマウントはトランサムステップのマウントではなく、コックピットの船底に穴があき、その穴に船外機を差し込むタイプ。

このメリットは、少々の波でもスクリューが空中に浮くことがなく、パワーが常に伝わることと、推進力が安定すること。

デメリットは、いちいちエンジンセットしなければならないのと、コックピットが狭くなること。

このタイプの艇は、以前ブルーウォーター21とプラトゥ25で経験したことがある。

面倒くささは皆同じだが、船内機のメンテナンスの煩わしさと比較したら、幾分か船外機に分があるように思う。

     
    2013年9月13日
ようやく納艇!
   
   
当初、9月1日とえらそうに云っていましたが・・・
ハンター27エッジの搬出が、本日13日に行うことが出来ました。

と、いうのもトラックの都合が付かず・・・
二週間も待って頂きました。(スイマセン)

実際の納艇日は明日14日の早朝です。

遅くなったその分、ハルとドッグハウス、西宮マリーナさんで
デッキなどピッカピッカに磨いてもらいました!

日本国内に1艇のみの稀少価値あるザ・エッジです!

     
    2013年9月12日
木造レーシングボート
   
   

昨年から某所で建造されていた、木造のワンオフ艇が本日、西宮で船舶検査を受けていたのを偶然に遭遇。

この艇(ヨット)の建造途中にその某所に見学に行き、感動させられていあたが、実際に海に浮かんでいるのを見ると、なおさらながら感動させられた。

まだ、パーフェクトな完成ではないようだが、ハル部分などのコーティング?仕上げが残されているとのこと。

製作者はUちゃん。
20年ほど前のKENWOOD CUPで一緒に戦った仲間のひとりだ。

それにしても、見事な完成度・・・・・

     
    2013年9月10日
セルフタッキングジブ
   
   
7日、雨の中Dehler28の試乗に出かけた。

この艇はセルフタッキングジブを備えた、シングルハンドセーラーにはうってつけのセーリングボートです。

このセルフタッキングジブ艇に乗るのは実に20年ぶり・・・

以前はヤマハフェスタに乗っていたが、当時は若かったので、そのセルフタッキングシステムを使用せずに、ジブトラックを取付、通常のジブシステムにしてクラブレースを楽しんでいたものだった。

さてさて、やはりタックやジャイブにはセルフタックがかなり有効で、有効と云うか、全く何もすることがない。

どんな時も自然にジブが自然に返ってくれるが、細かくトリムするなら、トラベラーの調整が必要となる。

まぁ、なによりイージーセイリングが楽しめるセーリングボートである。

     
    2013年9月5日
大阪リバークルーズ
   
  5日午後一番に48フィートの契約を終え、4時過ぎから大阪リバークルーズに出かけました。

西宮から尻無川・大阪(京セラドーム)までは70hp船外機艇で45分ほど。

北港ヨットハーバーと焼却場の間の水路を抜け、さらに湾岸線をくぐると、尻無川に入り、大きく右に進路をとると、京セラドームの丸い屋根が見えてきます。

向い側の岸辺にはカフェも並び、数艇のボートが並んでいます。

その更に奥まで進むと、道頓堀川コウ門がありますが、ここを通過するには三日前からの予約が必要なので、今回は残念し、中之島を目指すことに。

しかし、四ツ橋であまりの橋の低さに航行不能・・・

次回は航海灯を低くして再度チャレンジ予定!

帰りは、SUNSET2117でノンアルコールビールを一気飲み。

     

    2013年8月30日
HUNTER EDGEの納艇準備中
     
   
     
 
 
9月1日(日)に納艇が決定!
もちろん陸送です。

そのため、一旦マストを倒してもらいました。
そのマスト作業の合間に、バフ掛けを施してもらっていましたが、台風の影響なのか、西宮は豪雨!

作業ははかどりません・・・

そんな中、ワタシは別件のランナバウトの納艇の手伝いに・・・
こちらも陸送です。

岸壁からユニックで降ろし、3分程の回航で桟橋に着岸。
足りない舫いロープを購入して、再びハンターの元へ・・・

豪雨から普通の雨になり、やがて降ったり止んだりが夕暮れまで続きました。

     
   
     
    2013年8月26日
HUNTER EDGEの納艇準備中
   
   
豪雨もおさまった、日曜の午後からハンター・エッジの納艇準備が始りました。
まずは、一旦降ろしたエッジを再び上架し、船底塗装を施すことに・・・

そして、キャビン内部の清掃と不具合箇所の修理に・・・
さらに、陸送のための突起物を梱包し、26日にはビミニのステンレスのサビ落し・・・

陸送前には、ハルとドッグハウスのバフ掛けとエンジン整備などなど・・・

そしてマスト倒し!

この1ケ月に何度マストを起てたり倒したりの作業をしていることやら・・・。

     
    2013年8月22日
自艇の整備と改造
   
   
この暑い中、時間を見つけては自艇のメンテナンスを行っています。

まず、どうしてもやりたかったのが、トイレのウォシュレット化!
同じ桟橋のボートがそれを行っていたので、どうしてもウォシュレットにしたくなり、まず便器をラージに交換し、それにフィットするウォシュレットを家電量販店を3軒まわりゲット!

オリジナルの配管は短いので、オプションを購入し手洗いのホースにジョイントさせて完成!
電気は陸電から引いています。
2kw以内のインバーターを付ければ航行中にも使用可能になります。

さらに、これもどうしても欲しかったコックピットテーブルを自作。
なんと1枚のチーク板から削り、先をステアリングポストのアーチと同じ円弧に削り出し、カップホルダー用の穴をあけ、最後に落下防止のフチと、まん中にアイを付けました。
このアイはテーブルを吊り橋のように吊る役目を果たし、また航行中に食べ物などが落ちないようにショックコードで押さえる役目を果たします。

このテーブルには脚がなく、また小さいのでセイリング時にもじゃまになりません。

さらに、オーブンの取っ手をケトルと同じカラーの赤に塗装。

そんな中、異常気象のためか例年以上にフジツボが付着し、今年2度めの上架と洗浄を行いました。

その上、マストトップ灯が点灯せず。
原因は接触不良・・・。

次回は、ステアリングポストにi pad用のスタンドを製作予定です。

     
    2013年8月20日
JAPAN CUP
   
   
先週、火曜日から土曜日までの間、西宮で「JAPAN CUP」が開催されていました。

そのレースを2度見学に・・・
1度目はクルーザー(ボート)で、2度目は自艇(ヨット)で・・・

このレースの上下マーク回航を見るためには、パワーボートが必要です。
なにしろトップ艇団は、普通のセーリングクルーザーの倍のスピードで帆走します。

ヨットで見学をするなら、マーク付近で待機して、じゃまにならないように心掛けます。

見学の目的は、新しく導入された「Botin 40」と2007年建造の「GP42」の戦い。

8レース中、3度も着順でGP42の勝利!
トータルでも同ポイントの2位・・・

やはりレースは着順争いが見ていて楽しいですね〜

     
    2013年8月14日
クリス、台湾到着
   
   

石垣島から台湾・Bisha Port までは約10時間足らずで到着したとの連絡が入った。

Bisha port は台湾の北東、Keelung の近くらしい。

ここで入国の手続きを受け、無事入国となるはずですが、船籍がマレーシアのためか、どうやらここで手こずっている様子。

何度も何度も、ヤマハ30S2のスペックを要求してくる。

出国する時からマレーシア船籍証書のアバウトさに納得できないところがあり、日本の税関でも?マークがあり、3枚の書類を照らし合わせながら、ようやくOKが出たものだった。

まぁ・・・台湾でも何とかなるんでしょうけど・・・

トータル17日間の旅が終わりました。

     
    2013年8月13日
クリス、石垣島出航!
   
   
クリスとダミルは石垣島の税関をクリアし、台湾に向け出航しました。

まだ、日本の領土内を航行中ですが、今日には台湾海域に入る予定。

相変わらず、波も穏やかで、しかもダウンウインド。
スピンネーカー(スピナカ)をアップしての航行中です。

彼等はスピンネーカーとは発音せずに、スピナカと聞こえます。

ちなみにヨットとも言わず、ボート(セイリングボート)と呼んでいます。

西表島を越えて、与那国を過ぎればTAIWANです!

     
    2013年8月12日
クリス石垣島到着と西宮港事情
   
   
クリスとダミルは徳之島を出航し、9日に石垣島に到着したようすです。

おそらく12日に税関にて出国手続きをし、台湾・台南市に向かう予定です。

ただ・・・クリスからのLINEによると、通関のために停泊した場所が保管料がかかるとのことで、「何とかしてくれ!」と言ってきていますが、当方ではなすすべがありませんので、適当に交渉するように伝えておきました(笑)

まぁ、彼等はお金を使うことを極端に嫌っています。


さてさて、当方西宮では、今年もバーナクル(ふじつぼ)が大量に発生し、今年2月に上架船底塗装をしたにも関わらず、約半年でダウン!
とある週の2〜3日で付着したようです。

とにかく、2000回転で黒煙を吐く上、スピードがでません。

とりあえず、洗浄のみを行い、秋に再度塗装する予定です。

そして、8月13日(火)から17日(土)まで「JAPAN CUP」がKYCで開催されます!
ハンディキャップレースなんで、見ていても面白くないですが・・・。

     
    2013年8月8日
石垣島に向けて・・・
   
   
徳之島で昨年末にお世話になった方々と再開。
唯一、残されたジブファーラーを旧30Sから外したクリスは、石垣島へと向かっている。

徳之島から石垣島までは約750マイル。
もちろん無寄港となる。

昨日、入った情報によると真上りで風は約3mから5mと、少々辛いクルージングとのこと・・・

しかし、海の色と風景には絶賛!

 
     
    2013年8月6日
クリスとダミルは徳之島で休暇中?
   
   
クリスとダミルは思いでの地、徳之島(奄美大島と沖縄の間の島)に入港しているらしく、保安庁からの連絡もないところをみると、どうやら休暇を楽しんでいるらしく、連絡が来ない?

そんな中、当方は「Hunter 27 Edge」のステアリングトラブルを解消、また新たに「Imexsus27」の搬入に合わせて、船底塗装とマリントイレの取付、マスト起て・・・

えらそうに言っても、作業はすべて整備さんたちにお任せで、いつもただ見学しているだけですが・・・

またまた、Jeanneau31のビミニトップの取付と納艇前の整備などなど、艇の見学の立会いなどなど・・・

つい先日も久々に香川県まで往復500kmのドライブをしてきました。

今週は、Jeanneau31とAG21とHarby20の納艇があります。

只今、自艇のコックピットテーブルを制作中です!

     
    2013年8月3日
屋久島を出航。
   
   

クリスの旅は昨年末と違って、どうやら心配することはなく、天候にも恵まれ、かなり優雅な旅を続けているようだ。

LINEで送られてきた画像は、屋久島の登山風景と、屋久島を出航して、思い出深い徳之島に向かう途中の風景。

あと5時間ほどで、その徳之島に入港するとのこと・・・


     
    2013年7月31日
YAKUSHIMA NOW。
   
   
どうやら航海は順調そのものらしく、ワンポイントリーフ ながらフィッシングを楽しんでいるようです。

そして、只今、屋久島に入港中とのこと。

おそらく今頃は奄美大島あたりを目指しているんでしょうか???

GPV風予報では、今夜もライトウインドです。

     
    2013年7月30日
クリスとダミルは順調に航行中。
   
   
先週、土曜日に出航したクリスとダミルは、瀬戸SEAを抜け、豊後channelを抜け、現在宮崎沖を通過し、まもなく鹿児島を回航し、奄美、徳之島、沖縄を目指します!

ちなみに豊後channelは微風、150%ゼノアでのんびりクルーズ。

どうやら、ランチメニューはミックスナッツとシエスタのようです。

     
    2013年7月28日
クリスとパベルとキムさんと。
   
   
先週は、アメリカ人(台湾在)とウラジオストックとプサンと3ケ国を相手に戦っていました。

ウラジオストックは先日出航したパベルさん御一行とメールでやりとり・・・。

韓国は神戸と徳島の艇を同時に2艇輸出。

27日、土曜日0600にアメリカ人のクリスとクロアチア人のダミルの二人は、台湾に向けてヤマハ30S2の舫を解いた。

クリスは昨年末、同じヤマハ30S2購入し、同じ西宮からシングルハンドで台湾に向け出航したが、途中、徳之島で強風と大波の中オンザロック、ヨットは大破し艇体放棄しからくも泳いで徳之島・与名間にたどり着いた。

強運なのか非か?

先日、話を聞くと、コーストガードも尻込みするほどの、波は7mから8m、風はおそらく30mくらいだったとか・・・・・・

しかし、クリスは懲りずに全く同じ艇を再度購入し、再び台湾・台南市を目指している。

昨日、クリスとダミルから、ノーテンキなLINEが届いた。
瀬戸内海をスピンネーカーを揚げてセーリング中だそうです。

     
    2013年7月23日
テストセイリング。
   
   

21日、日曜日。クリスと共に海に出た。

購入してもらったヤマハ30S2のシートライアル(テストセイリング)のため。

やっぱり納艇前には最低でも、機走とセイリングくらいは確認しておかないと・・・の意味もあってのセイリングです。

クリスとその友人のダミールと、購入してもらった艇に乗り込み、いつもの沖に出た。

私にはちょうど良い風、約3メートル程。

あいにく、船底が汚れていたため、機走もセイリングもスピードは通常の3分の2くらい。それでも爽やかさは充分満喫できた。

22日は、午後からボトムを今津パワーボートセンターで上架しクリーニングす

これでストレスなしで台南市まで帰れるでしょう。

出航予定日は、7月25日。

     
    2013年7月19日
エラン350上陸。
   
   
7月14日、下関税関からの電話。
ウラジオストックに向かうPavel艇が燃料補給をしたために再度の申告が必要とのこと・・・

輸出艇では、こんなことまで当方に連絡が入ってきます。
まぁ、海上保安庁からの事故連絡ではないのでホッとするのですが・・・。

15日には静岡から横浜に出航したジャノーが無事到着。
しかし、燃料漏れがあるとの連絡、すぐにBJPアライアンス(地元の整備さん)に作業を依頼。
出航前には全くなんのトラブルの兆候もなかったのですが・・・?

そんな中、17日には、またまた韓国からのGP42と云うIRC艇のオファーで福岡へ。
空港で待ち合わせたのは、まだ20台後半の若いご夫婦でオドロキ!。
ファッション(マリンウェア)も洗練され、まるで韓流ドラマのよう。

韓国でもハイエンドなセイラーなんでしょうね〜
その上、ネイティブのようなイングリッシュ・・・

18日早朝のNH B3 500で西宮に戻り27 Edgeの見学。
その夜遅くにKIXにChrisと友人をピックアップに・・・。

Chrisとは、昨年のクリスマスイヴに徳之島でオンザロックし命からがら艇体放棄した、あのクリスのことである。

そのクリスに深夜のファミレスで、事故の状況を聞かせてもらった。

PS
遅くれていたELAN350が先月末に福岡上陸。
リギンパーツが揃えばマストを起てればシートライアルが可能になります!

     
    2013年7月13日
ジャノー1100出航。
   
   
11日にウラジオストック艇を見送り、今日13日は折戸からジャノーの出航を見送りました。

深夜にクルマで西宮を出て、深夜(早朝)4時前に折戸着。
車中で仮眠後、ボートカバー、ブームカバーなどを外し、出航準備し、0930に出航されました。

この日の駿河湾は、2.5mから3mのうねりがあるとのこと・・・
御前崎をこえるとどうなることやら???
ちょっと心配ですが・・・

同じ日、串本(和歌山)ではビルフィッシュトーナメントの真っ最中!
釣れない・・・との連絡。

ワタシは、午前10時30分には折戸を再びクルマで帰路へ・・・
往復約700kmのシングルドライブ。

そんな中、下関税関から電話連絡・・・
燃料補給の申請がされていない!
即、Team Russian に連絡し、申告手続きを早く済ませるよう要請。

下関からウラジオストックまでノンストップの航海です。

     
    2013年7月11日
コンテナマキシ40出航。
   
   
西宮からウラジオストックに向けて「コンテナマキシ40」が11日0500に出航しました。

まぁまぁ高額な備品購入予算の中から、リギンを交換したいとか、ジブファーラーを付けたいとか、オートパイロット、レーダーを付けたいとか、さんざん見積りとミーティングを重ねた結果、最終的にハンディVHFを2コと20kgのアンカーを購入しただけで終わりました。

しかし、その高額な予算の大半はウラジオストックで待つファミリーのために使われ、そのショッピングは出航の日程を延長してまで行われていました。

滞在日数は10日間。
その間、艇の整備らしきものに費やしたのは、見る限り半日くらいだけ
潜って船底の掃除を右舷のみだけ行っていたようです。

エンジンまわりのチェックは、「自分がやるからイイ」と云う制止を無視して、むりやり当方サイドのスタッフがおこないました。

出航前夜、三度めのミーティング。
主に瀬戸内の航路チェックとシーストリーム(潮の流れ)の再確認。

あとは、下関税関での出国方法などなど・・・

彼は、最後の最後にまじめな顔で「現金(日本円)がない!?」と・・・

預ったパーツ代金のデポジットの約半分(40万円)を航海の費用にあてるよう返金したのですが・・・
その中の最も大切な下関からウラジオストックまでの燃料代やエマージェンシーの費用のすべてをショッピングをすべて現金で使い果たしていました。

財布の中には本当に100円、50円、10円、1円のコインが数枚残されているだけでした・・・

そのかわり、コンテナマキシのキャビン内はファミリーへのプレゼントが満載されていました。

今頃は広島沖から関門海峡を目指している頃でしょうか???

     
    2013年7月5日
起訴状
業務上過失往来危険/刑法第129条第2項。
   
   
事故(海苔網への乗上げ事故)から半年強。
ついに判決が下されました。

業務上過失往来危険と云う罪名でした。

3週間前に検察庁で最後の事情聴取を受け、罪を受け止め、最後の最後は裁判官の判断にゆだねた結果です。

ちなみに、罰金は20万円。




     
    2013年7月1日
ジャノー31とコンテナマキシ40。
   
   
早くも7月1日。

朝一番に、神戸マリーナから北港YHにジャノーを回航。
上架し、船底塗装とハルのバフ掛けをすることに・・・

そんな慌ただしい中。

午後には、コンテナマキシの引取にロシアのTeamがやって来ました。
想像どおり大騒ぎ。

駅まで迎えに行く予定だったのに、全く別の場所に突然にやって来るワ、空港から送った荷物は全く別の場所に送っているなど、初日から混乱中!

幸い英語の話せるセイラーと出会い、その方からの電話で連絡が出来、無事ミートしました。

そして、夕刻に神戸マリーナの桟橋に移動完了!

とりあえず一安心、一安心。

とにかく、彼等のバッゲージを捜索することが先決なのです。

     
    2013年6月30日
コンテナマキシ40。
     
    6月も最終日。
長かったコンテナマキシ40(オランダ製)の納艇も近付いてきました。

ロシア・ウラジオストックへの輸出です。

購入された方は、西宮からウラジオストックに主にセーリング(機走も)で帰る予定です。
もちろん、瀬戸内海から関門海峡を抜け、日本海へ・・・

気が遠くなるほどの距離ではありませんが、まぁ2〜3週間もあればと軽く考えています。

以前、同じウラジオストックのALEX親子は、西宮からフィリピンに向かい、フィリピンで半年を過ごし、再びウラジオストックに戻りました。

さて、今回のコンテナマキシ40は、航海の前に船底、エンジンチェックは当然、さらにリギン交換、ジブファーラー、オートパイロット、レーダー、ライフラフトなどをフィッティングしての帰国予定・・・

滞在予定は未定・・・。

     
    2013年6月24日
LAGOON440整備と出航とジャノー1100の見学・ジャノー31の名義変更。
   
   
6月21日、ラグーン440のすべての整備を終え、韓国に向け出航。

比較的、高年式艇でも細かいトラブルが沢山あり、それをひとつづつ解決していくのに時間を要しました。

その間に30フィートヨットの買取り。
静岡保管の見学、琵琶湖での名義変更、修理艇の上架などなど・・・

今週末はウラジオストックと台湾からのお客さんが来日予定です。

     
    2013年6月17日
ラグーンの納艇。
   
   
6月17日に決済を終え、ようやく納艇が近付いてきました。
17日に譲渡証書を頂き、18日には税関、領事館に向かいます。

輸出の書類作成は、もう何度もやっているのですが・・・けっこう時間が掛かります。

予定では19日の夕刻に出航予定。

艇の状態は整備に整備を重ねたので万全です。

     
    2013年6月10・11日
ライフラインの交換完了〜。
   
   
月曜日にライフラインを外し、火曜日には完成!
新しいライフラインにして、艇が蘇りました。

この作業は西宮浜にある「コスモマリン」に依頼したものです。

オフィスからもヨットの保管場所からもクルマで数分なので、ちょくちょくパーツやケミカル用品を探しに行きます。

コスモマリンでは、どんなヨットパーツも揃っており、在庫にない場合も世界中から探してくれます。

ライフラインの完成を待つ間、スタンションの磨き、ドッグハウスのバフ掛け完了!

     
    2013年6月8・9日
ライフラインの交換といろいろ。
   
     
   
結局、船底から聞こえる怪奇音は今だ不明のまま・・・。

回航から戻ってからは時間を見つけては自艇のメンテナンス。
とにかくキレイにしたい!と思ったのはヴェラシスのヒンクリー、タータンを見てからのこと・・・

アンカーウェルからアンカー、チェーン、ロープを取り出し、アンカーをサビとヨゴレをサンディングし、シルバーに再塗装。

チェーンをステンレス製に交換。
ハッチ裏、ウェル内も塗装。

さらにデッキ上の金属のすべて、パルピット、スタンション、アルミ製アンカーローラー部分、エアーダクト、クリート、ジブトラック、ハッチ。などなどを磨きはじめました。

荒仕上げにサンディングマシンと240番のペーパーを使い、手作業でサビと腐食を落とし、次に400番、600番、800番、1000番、1500番、2000番と徐々にキメ細かく磨いていきます。

自分ではこれでOK!と思っていても、桟橋スズメ(プロ)が、「ここはこうした方がイイ!」「ここはこれを使え」などなどのアドバイスもあります。

そして昨日、その桟橋スズメ(プロ)の一人が、「そろそろライフラインの交換のアドバイス」
自分でもそう思っていた矢先だったので「即決交換」をすることにしました。

一昨年、乗っていた艇の回航時にライフラインが切れ、危うくオーバーボード(落水)するところでした。

過去、他艇ですがヨットレース中にラインが切れ落水したのを2度、目にしています。

     
    2013年6月4日
Jeanneau Espace 1100、ワンオーナー艇。
   
   
静岡・清水・折戸マリーナ。

折戸マリーナを訪れるのは4度め。
今回はジャノー1100を拝見させて頂きました。

船歴は24年ですが、キャビン内部の床、壁まどの木製部分はかなり美しく保たれて、クッションもジャノーマークがプリントされたオリジナル。

さらに、あらゆる箇所までが整備され、当時のものと思われる計器類も稼動しています。

通常25年の船歴だと、あらゆる箇所が傷み、その上放置されてしまっているのですが・・・

久々に見る、美艇でした。

     

    2013年6月2日
船底から聞こえる怪奇音。
 
   
静かになったマリーナの夜。

「プチプチ・プチプチ」「ポトポト・ポトポト」など、人によって聞こえ方はさまざまですが、静かなマリーナ内で、リギンの音でもなく、水の音でもなく、船底の方から「プチプチプチプチ」と連続してヨット、ボートに限らず、小さな音がずっと聞こえて来ます。
(雨がデッキを叩く音にも聞こえます)

バウバースでもメインサロンでもクォーターバースでも、エンジンルームでも船内のあちこちから聞こえてきます。

これは、一説によると、マリーナによっては船底に貝の付着を防止するための電磁波を流しているから・・・

周辺の防波堤や岸壁の共鳴音。
などなど・・・

この音を発見したのは、ブリアン32を回航する寸前にヴェラシスで耳にしました。

寄港地のシータイガーでもやはり音が聞こえました。

「これはフネの問題かも?」
「FRPの音?」などなど推測が飛び交いました。

原因がわからないまま、西宮マリーナに着岸。
全く音がしません?
今だ、怪奇音の原因は不明です。

おそらく、船底から聞こえてくるようです。

どなたか、原因を御存じの方、教えてください。

     
    2013年5月31日
ラグーン440の整備中。
   
   
横須賀〜西宮への回航中、仲間がラグーンの整備をはじめてくれていました。

カンタンなところでは、エンジンの消耗備品交換。
発電機の消耗備品交換、ジンク交換。
キャビン内部の清掃と片付け。

艇全体の装備品の稼動チェックと不動箇所の修理。
セイルのクリーニングと補修、UVクロスの新調。

と、そこまでは普通なのですが、右舷側のエアコンが動かずっ!

オカチャン(メカニック)の奮闘で不良箇所を発見!
(回航中に連絡を受けた)

よくわからないが、基盤がイカれているとのこと。
さっそくオーダー!(只今部品待中)

で、昨日30日はダイバーさんに潜ってもらい船底洗浄。

上架したらエエのに・・・と、思いますが・・・
ここまでのクラスのカタマラン艇になると、どこのマリーナでも上架OKではありません。

もちろん大阪湾にはなく、和歌山・下津の大和造船くらいしかありません。
クレーンで吊るす方法もあるのですが、艇によくありません。
そこで、ダイバーさんにお願いして、船底チェックと洗浄を行ってもらったワケです。

6月中旬には完成予定です。

     
    2013年5月28日
横須賀、西宮、回航。
   
   

真っ暗になってしまった田辺港。
初めての港への入港は相変わらずの緊張感!

GPSと入港案内とi padまで持ち出し、念入りに確認し、SeaTigerへとアプローチし、マリーナの営業時間が過ぎてしまっていたため、シータイガーに詳しい友人に電話を入れ、入港許可とポンツーンの指定場所まで手配してもらった。

その夜は3名ともフラフラになりながらシーターガーの風呂に浸かった。

5月23日午前4時に起床。
まだ明け切らない0500に離岸した。

風、波はすっかりおさまり、さわやかな風。
メインセイルをアップし、機帆走で日の岬を目指した。

日の岬と云えば、関西船籍の艇なら、検査証書の裏面に書かれた「日の岬から・・・まで・・・」の、あの日の岬である。

前日に調べたGPVの風は不思議なくらい適格で、田辺から日の岬までの風もピッタリと読み当てていた。

日の岬を回わり、目指すは友が島水道。
友が島水道は逆潮ながら、潮の弱い箇所を探しながらなんとかクリア。
V-MAXでは、艇がドリフトの感じで流されているのが感じられる。
ラットのフィーリングも通常とはかなり異なっていた。

友が島を完全に抜け切ると、西宮へのファイナルアプローチ。

時間に少し余裕が出たので、新オーナーとその友人は関西国際空港沖から神戸沖までは真のセイリングを楽しんでいた。

1930、西宮マリーナに着岸。

全行程、約360マイル、航行時間約80時間30分。

     
    2013年5月27日
横須賀、西宮、回航。
   
   


5月22日午前4時に串本、大島、潮岬を回航した。

横須賀を出てからずっと3mから6までの軽風、その上波も1m程度、暑くもなく寒くもなく最高のクルージングが続いていた。

行程中はほとんどが機帆走。
伊豆半島から紀伊半島までの途中の3時間ほどはフルセイルでセーリングを楽しんだ。

潮岬を回わり切ったところでワッチオフ。
クォーターバースに潜り込んだ。

エンジンノイズを感じるのは、ほんの1〜2分。
すぐに眠りに落ちた。

大きなヒールと風とデッキ上の慌ただしさと波に叩かれる音で目がさめた。

コンパニオンウェイから顔を出すと、波長の短い大きな波と風が真正面から襲ってきていた。

時折、波の頂点に上がると、スクリューが空転し、異様なうなり音がしはじめ、シャフト?から異音がする。

この時はフルメインに機走。

風は軽く30ノットオーバー。瞬間的には35ノット位のブローが襲ってくる。

波も3mほど・・・

こうなるとエンジンのパワーとメインセイルのみでは一向に進まず、ならばとセイリングに切り替えることに。

というもののフルメインと130%ジブではオーバーパワーなので、2ポイントリーフとジブを60%位を引き出すことに・・・

この波と風では、オートパイロットには任せることが出来ず。ワタシがヘルムを持ち、新オーナーのS氏が風下から颯爽とマストに向かった。

そして、ヨット未経験のS氏の友人がロープワークを担当。
この作業は事前に打ち合わせをしたのは当然。

以外とスムーズに2ポとジブのセットが完了し、S氏にヘルムをゆだねた。

それでもヒールは激しくポートサイドのガンネルは海に浸かったまま、時々ドッグハウスの窓を叩き、キャットウォークに縛り付けていた予備燃料タンクのひとつが落水し、かろうじてロープ1本で繋がっていた。

超アウトドア派のS氏は終始ニコニコ・・・

友人のF氏は無言になっていた。

後で聞いた話によると、「落水を選ぶか、キャビンに入って船酔いを選ぶか」を迷っていたそうだ。

もちろんキャビンをチョイスした。

白浜沖に寄せる頃は風も次第におさまりはじめたが、田辺港に入港することに決定した。
アプローチは日没寸前。


画像は紀伊田辺シータイガー。


     
    2013年5月24日
横須賀、西宮、回航。
   
   
5月20日に横須賀入りし、回航のための食料の買い出し、燃料補給、最後の艇整備を行い、25日午前6時30分にヴェラシスを出航。

出航前日、夕刻・・・
燃料補給のために給油桟橋に移動中、オーバーヒートの警告音。
先日、上下架したのに「なんでやねん?」
で、再び上架・・・

なぜか、やはり吸水口に詰まりがあり、それを再度洗浄し解決。
ついでにインペラも交換してもらった。

気象予報では、全行程は雨なし、風なし、波なしと回航には良条件!
浦賀水道から、潮に乗せ7ノットオーバーで大平洋に向かった。

まずは、三浦半島と伊豆大島のちょうど中間地点を通過。
メインセイルとエンジンだけの、いわゆる機帆走。

次に目指すは伊豆半島、下田と神子元の間。

ここは本船航路で、バラバラだった貨物船などがあちこちから集中し360度のワッチが必要となる。
ならば、避けたいエリアなのだが、やはりなぜかここを通過したくなる。

おそらく、単純な航海に刺激を求めたくなる心境の現れかもしれない。

なんとか日没ギリギリに神子元島を左に見て通過。

次の目標は2日ちかくかけての紀伊半島・潮岬を淡々と目指すのみ・・・

東京〜大阪間で最もつらい時間を過ごさなければ・・・
風があってもなくても退屈なレグです。
波はキツイですが・・・

出航してから2日めの夜明け、紀伊半島の最南端が見えてきた。

     
    2013年5月17日
横須賀、油壺。
   
   
横須賀はヴェラシスでオカザキ・ブリアンの回航前チェックと名義変更に出かけました。

かなり程度よく手が入れられ、整備されている艇です。
やはり、良いマリーナに保管されている艇のほとんどが、チャンと整備されています。

船底OK、エンジンOK、装備品の全てもOKなので、回航前に準備するのは、食料と燃料のみ!

久しぶりの東京湾から大阪湾の回航です。

予定は21日の早朝。

明けて17日は、油壺・京急マリーナに・・・
ジャノーの見学に行ってきました。

ここ最近は、ヨットに乗るよりも飛行機に乗る回数の方が、かなり上回っています。今日の帰りはB6の300。

     
    2013年5月10日
エクステンションティラー。
   
   
こんなエクステンションティラーなら絶対に操船してみたい!
と、思える木製(おそらくチーク)のティラーを発見しました。

このティラーが装備されている艇は、SIRIUS 32 DS Special モデルです。

このティラーを見ればわかるように、すべての創りが感動モノ(新発見)で、今まで見て来たヨットとは全く異なっていました。

キャビンレイアウトしかり・・・ギャレー、コックピット・・・
ヘッドルーム、シャワールーム・・・

その良質な創りには圧倒されます!


中でも驚きだったのは、エンジンルームへのアクセス方法!
この入口を発見できたのは、キャビンに入ってから随分時間が経過してからの事でした・・・

それは、メインサロンのシート全体をカラクリ箱?魔法箱?のように、カタンっと上げると、1メートルほど下に降りることができ、懸垂の要領です。

さらに、さらに驚いたことには、秘密のバースが隠されていました。

しかし、誰が・・・このバースに寝るんでしょうか?

この「シリウス32DS」まもなく公開します。
只今、準備中!

     
    2013年5月6日
アクリル窓をバフ掛け。
   
   
デッキに艶がなくなったのと、ヨゴレとアクリル窓が曇ってしまったので、コンパウンド(3M製レストア&ワックス)でバフ掛け。

もちろんドッグハウス、コックピットをはじめデッキ上の艶のある部分の全てを磨きました。

まる1日かけてもまだ磨ききれません。
1年半前には3日間を要しましたが、今年は少し手抜きの作業なので2日で完成しそうです。

ポリシャーマシンの重みと回転の振動でかなり疲れます〜

パルピット、スタンション、窓ワクなどのステンレスも磨きます!

ちなみに5月5日は西宮沖をセーリングしていました。

そのセーリング中にメルボルン大阪の最後のフィニッシュ艇のクルーから「昨日到着した〜」との連絡が入りました。


     
    2013年5月2日
納艇、回航・引き取り・・・などなど。
   
   
3ケ月の間、お預かりしていた納艇前のボートとヨットが5月2日に不思議と同日に納艇になりました。

さらに同日、ボートの引き取りも行われ、この日は大騒ぎ・・・

ワタシはヨット(ヤマハ21C)を新オーナーと共に播磨まで回航。

午前8時には西宮マリーナを出航。
予定通り12時には明石海峡を通過。
小潮のためあまり速度はアップせず。

橋の手前で北西の適度な風が吹きはじめ、超久しぶりのフルセール。
少しの時間であったがセーリングを楽しませてもらった。

その間に仕上げたばかりの艤装をチェック。
ワイイポイントリーフ、ジブファーラーを開いたり閉じたり・・・

小さな問題点であったが、ジブファーラーを閉じるリードロープがパルピットに干渉していたため、少し堅く、
これは到着してからやりなおすことにした。

明石海峡を抜けると海苔網を避けるため、かなりの大回り。
しかも風が西に変わったため、セーリングを諦めメインセールとエンジンのいつもの機帆走。

8馬力船外機ながらも快調に走り続け、播磨ボートパークに着岸した。

そんな回航中、時折かかってくる業務連絡では仲間のすべてが海の上にいる事が判明。

一人はメルボルンから帰港中(5月3日1300に到着予定)
一人はアリランレースに向けて航行中。
一人はモータークルーザーでクルージング中。

     
    2013年4月28日
ゴールデンウィークというのに・・・。
   
   
ゴールデンウィーク突入なのですが、28日・29日がフリーになったため、天気もイイので、残っていた自艇の整備をすることに・・・

2ケ月以上も前からやりかけていたハンドレールとガンネルの補修とニス塗りを仕上げることに。

1030、まずは養生テープでハンドレールとガンネルの周辺をマスキング。
この作業だけで2時間以上。
実際にニスを塗りはじめると結構楽しめます。

全体に1回塗り上げ、本日は終了!

29日もニス塗り。
1日・2日は天候を見てモーターボートの名義変更の準備と21Cの回航を行います。

ここ最近はなぜか南と西の風が強く、21Cで無事明石海峡がこえられるでしょうかね〜

     
    2013年4月25日
久々のヨコハマ、ヨコスカ。
   
   
本日、超ハイスピードで、ヨコスカ、ミウラ、ヨコハマのマリーナで売りに出ている中古ヨットの見学に出かけました。

同行したのはTクン。
羽田空港までクルマ(P)で迎えに来てくれフルスロットルで、まずはヨコスカ(ヴェラシス)に到着!

お目当てのヨットにも興味があるのですが・・・
隣に舫われたHinckleyやTartanのあまりの美しさに心を奪われてしまいます〜〜〜かなりイイ感じです。

ここにある艇はヨットに限らずボートの全てが超美しく保たれています。
かなりのモンです。ピッカピッカです〜

次に向かったのはシーボニア。
ヤードに並んだ新旧のヨットたち。ブランニューのベネトゥ45とカトウヨット(画像)。
こちらも興味ありでしたが、早々に切り上げ、今回のメインのお目当て艇のある横浜市民ハーバーに・・・

これまた、キレイなキャビンで「エエヤン!」

横浜から羽田空港までの高速道路はブルーのFに仕掛けられ、最後の130Rでアウトからあっさりオーバーテイク!
ブルーのFはどうもコーナーリングが苦手のようでした。

     
    2013年4月22日
ロシア、韓国、日本の争奪戦/コンテナマキシ40。
   
   
いつも面白いもので、なかなか売れない(問い合わせの少ない)艇が、
一旦、1件の問い合わせが入ると、必ずと云ってイイほど続いて問い合わせが入ります。

今回のコンテナマキシ40も例にもれず・・・

まずは日本の業者さんからのスタートで、次に韓国のブローカーさん(らしき)。
続いて韓国の個人オーナー(らしき)、続いてロシアのブローカーさん。

なぜ、この度はロシアに決定したかと云えば、実艇の見学と購入の決定も早く、その上、内金がすぐに振り込まれてきました。

やはり、中古市場でよく云われる「早いもの勝ちです」

気に入った艇が見つかれば、例え遠くとも即!見学に行かれることをオススメします。

     
    2013年4月17日
ACTUS 17 の納艇。
   
     
   
兵庫県・播磨町から関東に納艇です。

積込んだトラックは4tonの冷凍車で、サイズ的にはピッタリと納まります。

午前中にセーリングレクチャー。

午後からは新オーナー自作のトレーラーで漁港のスロープを利用し、旧オーナーの4WDで引っ張り、冷凍車のパワーゲートを上手に使い、無事積込みました。

このアクタスは起倒タイプのマストなのと、トレーラブル目的に建造されており、センターボードは巻き上げ式なのと、マスト倒しもカンタンな上、トレーラーへの積込みはディンギーのようにすごくカンタンでした。

しかし、ああだこうだがあり、積み込みに要した時間は約3時間。

新オーナーさんは親子でこのACTUSでセーリングを学ぶそうです。

     
    2013年4月15日
ヤマハ21Cのバージョンアップ。
   
   
ヤマハ21Cのバージョンアップ。

最近ではパソコンやモータースポーツの世界ではやたらアップデートと云う言葉を使うので、ここでもアップデートと云う言葉を使わせていただきます。

さて・・・約3ケ月も掛けて、ヤマハ21Cのアップデートが完成しました。
と、云うのも新オーナーの保管場所問題や回航の季節の問題もあって、かなりゆっくりしたペースで作業を行いました。

まず、金額的に大きいものでは、ゼノアとメインセイルの新調。
船外機を2ストロークから4ストロークに変更。
そして、ジブファーラー新調。
スタックパック新調。
セルフテーリングウインチ2コ新調。
シート類の全てを新調。
メインシートブロック、カムクリ−ト新調。

さらに、完全シングルハンドバージョンにするため、アウトホール、ワンポイントリーフをコックピットで行えるようにシステム変更。

それ以外に、メインハリヤードのウインチがオリジナルでは装備されていなかったので、セルフテーリングに取り替え、残ったジブシート用のウインチをメインハリヤード用にドッグハウスに移動しました。
そのついでに、シートストッパーもSpinlock製に交換。

あとは実際にセーリングしてから、微調整を行う予定です。

     
    2013年4月13日
自艇のチークメンテナンス。
   
   
整備ばかりでほとんど舫を解くことがありません。
とにかく、ガンネルのチークの傷みがひどく、雨の後はチークの色が黒ずんでしまいます。

先日、その黒ずんだ箇所をドライバーの先で突っつくと、ズボッと入ってしまうので、痛んだ箇所の全てを取り払い、新しいチークに取り替えようと考えましたが、その作業工程を考えると、とても素人では出来る範囲を遥かに超えるので、今回は、痛んだ箇所のみを補修することにしました。

と、云っても、かなり時間がかかる作業で、コツコツとやるしか方法がありません。

作業を始めると、改めて腐った部分の多いのにヘキヘキします。
それでも、仕事の合間を見つけて日数を掛けて、ただコツコツ・・・・。

腐った部分を全て取り除き、その部分にウッドパテを注入。
そのパテが乾くのを数日間待ち、80番から400番のサンドペーパーで磨き上げます。

ただ、ウッドパテと本来のチークの色が違うので、仕上げにチークの色に近づけるため、ペンキで着色する予定です。

     
    2013年4月7日
ロシア・中国・韓国。
   
   
4月に入ってから、ロシア・ウラジオストックと中国・青島、そして韓国の釜山からのお客さまのアテンドに追われていました。

その間に、今年はじめからアップデートしていたY21Cのパーツもすべて揃い、ようやく完成!

あとはオーナーさんの好みに合わせての細かいファインチューンの調整を行うのみになりました。

そんな中、メインハリヤードのウインチが無いことに気付き?
急遽、ドッグハウス上に取付ました?

当然、アル!っと思っていたものが無い!?
ジブハリ側にはある???

この艇が建造された頃は、セイラーが若かったので必要なかったのかも知れませんが・・・

と、同日に73フィートのモーターヨットとGB 36のアテンド。

     
    2013年4月1日
岡山・笠岡・SEA ANCHOR。
   
   
笠岡市神島(こうのしま)(島ではない)の、シーアンカーさんに行ってきました。

シーアンカーの田中氏は御存じ、KAZI杯の事務局もやられている方です。

そのシーアンカーさんに保管されているパイロットハウスヨットの見学に行ってきました。

古いヨットですが、エンジンは3YMに乗せ変えられ、セイルも新調されたヨットでした。

ヨットの話より、この辺りの瀬戸内の島々、近くにはKAZI杯の開催地の白石島、ゆうこうマリンですっかり名が知れ渡った北木島があります。

関西からだと、瀬戸大橋をくぐると北西に白石島が見えてきます。

KAZI杯の参加のついでに観光もオススメです。

     
    2013年3月31日
フォークボートの納艇。
   
   
3月27日に契約と決済を頂き、28日に委任状を郵送で受取り、その足でJCIに名義変更、船籍港変更、船名変更の申請を提出。

さらに、船舶保険の申請を行い、すべての書類が完成する夕刻までの間に、
上架のため観音マリーナから約1時間かけ金輪島のヤードまで回航に同乗した。

春です!
島には桜も咲き、風光明媚な穏やかな広島の海を機走ながらを楽しめました。

金輪島到着、すぐに上架して頂き、高圧洗浄機で洗浄。
幸いにして、船底は美しく短い時間で船底洗浄は完成。

下架後、再びフォークボートに同乗し、JCIの近くの桟橋まで・・・

書類を受取り、今度はタクシーで観音マリーナへ。
午後5時にはフォークボート着岸し、回航のための燃料補給を済ませ、新しいオーナーの到着を待った。

明けて、29日午前6時。

新オーナーとクルーの二人は福岡に向け、出航した。

久々の、超短時間の書類手続きから納艇でした。
これは、広島のマリタイムのMさんとのコンビネーションが成しえた技ですかね〜

31日、福岡に無事到着との知らせが入りました。

     
    2013年3月24日
紀伊勝浦フィッシャリーナ。
   
   
紀伊勝浦(那智勝浦)にとあるセーリングクルーザーの見学に行ってきました。
往路は近鉄特急とJRに乗り換えて・・・

大阪から約4時間50分の小旅行です。

勝浦港は、マーリンを追いかけたボートフィッシングファンなら一度は訪れたことのある港ですが、フィッシャリーナはその勝浦港から少し北に位置する防波堤に囲まれた港です。

ここに係留されているヨットはほんの数艇で、ほとんどがフィッシングボートですが、紀伊半島を回るヨットには避難や休憩場所としては環境が良く、りっぱなビジターバースも備えられています。

そのヨットを見学して、お昼は勝浦港で水揚げされたばかりの魚と海老を堪能。

復路はクルマに同乗させてもらい深夜に帰宅。

やっぱり一泊はすべき距離でした。

     
    2013年3月19日
HAYASHI 48。
   
   
西宮から堺市に移動したHayashi48を、一昨日と本日キャビンの換気とエンジン始動のために行ってきました。

48フィートと云えども、ちょっと見なれて(乗り馴れて)しまうと、その大きさにもさほど驚かなくなってきました。

しかし、コックピットに立つとバウ先とビームの広さが気になります。

が、しかし、その並びに停泊されている80フィートのWindShipと比較すると、48フィートでさえちょっと小さく見えてしまいます。

ところで、48フィートのエンジンはほったらかしの割に両日共に一発で始動し、快調に回っていました。

ところで・・・このクラスのダクロンメインセイルをフィッティングしようとしたら、一人や二人や三人では無理かもしれません。

1メートルずらせるのに汗をかいてしまいました。

     
    2013年3月16日
KOREA WEEK。
   
   


今週は完全にKOREA WEEKで、実に4グループが来日、アテンドの日々に追われました。

ひとつは30フィートヨットの東京からの出航。

ひとつは40フィート他のレース艇のサーベイ(見学)

ひとつは大阪からの25フィートの出航。

もうひとつは西宮での30フィートのサーベイ(見学)

今、韓国ではマリンブームが一時期の日本のように爆発しているそうです。

アメリカスカップの参加や、韓国内でのビッグレースの開催などなど・・・

そんな中、昨日15日は淡輪YHから出航するマイレディを見送りました。


     
    2013年3月14日
レースボート。
   
   
今、韓国、台湾からレースボート(レースヨット)のオファーが毎日のように来ています。

が、しかし日本国内にはもうほとんどレースボートがありません。

大昔の放置されたIORボート(ヨット)はあちこちのハーバーや漁港にあるのですが・・・

IRCなど最新のカテゴリーボートはほとんど無いのが現状です。

中古レースボートがどこかのサイトに掲載されると、一斉に問い合わせが入ります。

当サイトに「GP42」が掲載されるやいなや、数件の問い合わせが入り、少々高いと解れば、「他にないですか?」と毎日問い合わせがあります。

聞くところによると、韓国では年間5〜6回、賞金の出るレースがあり、そのレースに参加するためだそうです。

優勝賞金は日本円にして150万円ほど・・・

ロシアや日本からの参加艇も多いそうです。

そんなことで、昨日は韓国からのヨットエリートグループのアテンドをしてきました。

     
    2013年3月13日
ヤマハ21C。
   
   
ここ近年では珍しい光景。
ヤマハ21Cのアップデートです。

この日は西宮マリーナで上架、船底洗浄、船底塗装を行い、エンジンを2ストロークから、新品の8hp 4ストロークに乗せ変えました。

なにしろ、2ストエンジンの重量は20数キロですが、4ストは40キロオーバーなので、エンジンブラケットとトランサム取付部分の強度が問題。

とりあえずはトランサム部分の裏側を補強しました。

明日、木曜日は船舶検査です。

     
    2013年3月10日
駿河湾(内浦湾)重須。
 
   
大きな表現をするなら駿河湾。細かく説明するならその駿河湾の北東部、沼津に観光地として名高い淡島の少し南、重須にはたくさんのヨットが係留されています。

今回はその重須に行ってきました。
到着したのは日没寸前。
滞在したのは僅か1時間弱・・・

僅か1時間でも艇の売買に関わらせて頂くのですから実際に見ておかないと話にならないので・・・・・

ワタシの艇チェックはいつも直感で決めてしまいます。

買手側の時は何時間もかけて細かくは見ずに、実に大まかに見るだけです。
ほんとに大まかです。

要するに買うか買わないかです。
見学(サーベイ)に出かける時はよほどのトラブルがない限り90%以上の確率で購入に至っています。

今回の艇のキャビンのピアノフィニッシュの美しさは特筆すべきものがありました。


画像は沼津。
     
    2013年3月7日
チークのメンテナンス。
   
 

ようやく暖かくなり、自艇のメンテナンスに掛かりました。

先日に上架、ハルのバフ掛けと船底塗装を終え、これからデッキのバフ掛けをと、じっくり艇を眺めていると、
昨年から気になっていたガンネルのチークが部分的に黒ずみ、その周辺のニスが浮きはじめていた。

じっくり見ると、どうもその黒い部分のチークが腐り、先の尖ったドライバーで押してみるとズボっと入ってしまった・・・

まずはニスを剥がし、その黒ずんだ部分をスクレッパーとナイフでえぐり落とした。

一部30cmほどが、完全に腐り、その部分のガンネルを取り去った。
その部分には、新しいチークをはめ込む予定。

ハンドレールのニス落としも含めると、ここまでの作業時間は8時間間・・・・・

作業はまだまだ続きます!
     
    2013年3月3日
SIRIUS。
   
   
某とあるマリーナで見つけた国内では珍しいヨットです。
この画像は実物ではありませんが、本物はちゃんと撮影させて頂き、キャビン内部も見学させてもらいました。

今は事情があって、まだ世にだせませんが、いづれ近いウチに公表できると思いますので、その時をお楽しみに・・・

ドイツで建造された、パイロットハウスで、コックピットでの操船はティラータイプでもちろんキャビン内でも操船が可能です。

キャビンに入って驚かされるのは、今まで見た事もないキャビンレイアウトがとても新鮮なのと、
素材の良さと造りのよさがひしひしと伝わってくるヨットでした。

この艇のキャッチコピーは「Philosophy」哲学と云うのも頷けます〜

     
    2013年2月23日
Nordic Folkboat。
   
   

広島で見つけた、かなりセンスのあるヨット(ボート)です!

カタカナで表記すれば ノルディック フォークボートになるのでしょうか、
1942年にスカンジナビアセーリング協会の依頼によってスウエーデンで誕生しました(らしい)。

欧米でポピュラーなキールボートとして活躍し、レガッタ、ツーリング(クルージング)にと70年以上親しまれ
、現在は「IF-ボート」 と呼ばれ4000艇以上が世界各地で活躍しているワンデザインクラスのセーリングボート(ヨット)です。

IF-ボートは、1984年までSm畦and(スウェーデン)で、Marieholms Brukで製造され、1968年に、
Folkboatは木製から現代GRP (ファイバーグラス)建設へ移行するようになったそうです。

また、レースだけでなく、1975〜1977年に世界一周航海をはじめ1962〜1963には、英国からニュージーランドまで
シングルハンドの航海を成功させているそうです。

Length (LOA): 7.68 m (25' 2")/Length on waterline: 6.00 m (19' 8")/Beam: 2.20 m/重量:1930kgの
ロングキールボートです。

いいね!

     
    2013年2月22日
播磨町ボートパーク。
   
     
   
     
   
兵庫県は明石海峡のすぐ西に位置する播磨町。
この播磨町が運営するボートパークに「ACTUS」が係留されていた。

建造されてから僅か2年、ハル、デッキ共にまだまだ艶が残されている。
セイルもパリパリしている。

この艇は、琵琶湖のリブレにて建造され、琵琶湖では毎週末に同型艇が集まってレースやセーリングが行われている。

どちらかと言えば、ディンギーとクルーザーの中間(ディンギー寄り?)
湾内や湖でのデイセーリングには最高のACTUSです。

船外機があるのが、何よりです!

     
    2013年2月19日
広島にて・・・ヤマハ28WS。
   
   

WSとはウッディサルーンの意味です。

ヤマハ30CRS(後継モデルはヤマハ31EX)と同じコンセプトで建造したウッドを多様した28フィート艇です。
キャビン内部は、その30CRSよりも造り込まれ、トイレ(ヘッドルーム)も30フィート艇よりも広く、木製品の質など豪華さを感じます。

さらにこの艇はジブファーラーをはじめ、HARKEN製のバットカーシステムが装備されています。
これがあれば、カンタンにメインセイルのアップダウンが可能になります。


午後、場所を移動して一路、観音マリーナへ・・・
そこで、かなり珍しいセーリングボートを見学させてもらいました。

「ウ〜ん」と唸りたくなるヨットです。

     
    2013年2月16日
沖縄。
   
   
今年2度めの沖縄。
もちろん、行も帰りも飛行機・・・たいくつなB767です。

そんな慌ただしさの中、LINEとKakaoTalkと電話の3つを併用しながら韓国との商談が進みます。

とにかく、韓国のブローカーさんの決断は即効で、画像を見るだけで実艇を見ないでも購入します。

それが、25フィートのヨットでも70フィートオーバーのボートでも・・・

韓国のL氏とは、もう7年来のおつき合いになり、当サイトから年に数艇購入してくれます。

L氏は、日本の業者以上に日本国内を飛び回わり、先日の沖縄でも数時間の差で沖縄を後にしていました。

ところで・・・LINEやKakaoTalkって便利です!
最近、国内間ではLINE、韓国とはKakaoTalkを使っています。

今回の沖縄は「Beneteau 39」と「Sawaji41」の案内でした。

     
    2013年2月14日
自艇の上架。
   
   

昨年から延び延びになっていた、自艇の船底塗装のための上架を行いました。

作業は一昨年のように、船底塗装の全てを剥がすのではなく、バーナクル(フジツボ)がひどい箇所はスクレッパーと高圧洗浄機でリフレッシュし、
その上から塗料を塗布、シャフトとペラはペラクリンにジンクをおニューに交換。

これで、問題のあったトイレの排水の詰まりも解消!

ハルはまぁまぁ艶はあるのですが・・・
ペラクリンが乾く間に、ハルをコンパウンドとワックスでバフィング。

ついでに、少しサビが浮いていたトランサムステップのステンレスや排気管を磨き上げ、ピッカピカにしました。

もちろん、シンク、トイレの排水口も洗浄。

上架から下架まで48時間。

後は、デッキ上のチークのハンドレールやスタンション、ムアリングホールなどの金属パーツを磨き上げようと考え中ですが・・・。

それ以外に、シンク排水の漏れ・・・
アクセルケーブルの不具合・・・
燃料ゲージの不良・・・

などなど課題はつきません。

     
    2013年2月11日
44フィートのカタマランヨット。
   
   
ラグーン440です。
実に美しく保たれたカタマランヨットです。

このラグーンは、Beneteau、Jeanneau、CNB グループ傘下で建造され、もちろんカタマラン艇としては世界的リーダーです。
現在、この440は建造されていませんが、450あたりがこの440の後継モデルになります。

その440を昨日、じっくり見学させて頂きました。

床も天井も壁もトイレもサロンもバースもすべてが新艇同様といっても過言ではないくらいにヨゴレがありません。

そして、メインサロンは大きく広々としています。
また、左右のベッドルームもホテルのダブルユースと変わらないほど・・・
ヘッドルームには当然シャワーもあります。

どう考えてみても・・・やっぱりホテルのスイートルームの感覚。

このレベルになると、操船はクルーに任せて、オーナーはメインサロンかオーナーズルームでくつろぎながらのクルージングになるんでしょうね〜

セレブ感がいっぱいです。


     
    2013年2月9日
モータークルーザー。
   
   
この1週間で、72フィートのモータークルーザーと35フィート、33フィートの3艇に関わりました。

33フィートは先日契約を終えたBayLiner3288、アフトデッキのチークなどをリメイク完了!引渡しを待つのみ。

35フィートは先日、広島で見学したボート。
西宮まで回航されて来ました。

そして、72フィートのモータークルーザーというよりモーターヨットと言う言い方になるのでしょうか?
72フィートともなるとさすがに大きく、桟橋から乗り移るのにもパワーが必要です。もちろんキャビン内部も広く
、シャワールームにはバスタブもありました。

さすが、このクラスになると所有するには、かなりの財力が必要となります。
ちょっとクルージングに出かけるにもウン十万円の燃料費が必要です!



     
    2013年2月5日
ヤマハ25マイレディ。
   
   
ここ最近、ヤマハ25マイレディの売りが数多く出回っています。
おそらく国内のサイトを集計すると20数艇はあるかと思われます。

サイトに掲載されていない艇も含めると30艇?
予備軍も含めると50艇?

この艇がいかに多く建造され販売されたものか・・・

しかし、中古市場としては同型艇があまりにも多すぎる上、近年はこの手のクラスはほとんど需要がなく、売るのにもかなり苦労をさせられます。

その価格も、下は15万円から上は100万円と様々ですが、ほとんどの艇は整備が行き届いておらず、高値で販売することは不可能な状況です。

日本国内のマリーナのあちこちに、ほとんど乗られることのない、ヤマハ25マイレディが溢れています。

     
    2013年1月29日
広島ベイマリーナとグランドプリンスホテル広島。
   
     
   
   

昨日、広島ベイマリーナまで、とあるボート見学に・・・。

西宮からクルマで約4時間の距離。
ちょっとしたドライブです。

見学(チェック)は30分もかからないのですが、とにかく一度自分の目で確認しておかないと話にならないので、
どんなに遠くても出かけるようにしています。

この広島ベイマリーナは、広島港の宇品島の東南に位置し、南隣にはグランドプリンスホテル広島があります。

もう、随分昔になりますが、たしか1996年?に「SKKカップ」に出場した時に訪れたことが記憶に残っています。

この時のレースは、ほとんど風がなく、DNF・・・。

そして、いろんなことを想いながら午後7時に西宮到着・・・。

     
    2013年1月28日
ベイライナーの納艇整備中。
   
   
昨日、一昨日とバッテリー、エンジン、発電機などなどをチェック。
そして、アフトデッキのチーク回りをサンディングし、キレイな木目を蘇らせました。

たったこれだけのことですが、たったこれだけのことで、ボートが見違えるほどに変化します。

かなりハンサムレディに仕上がり、10才以上は若く見えます!

そしてチークオイルを塗布し、ひとまず完成です。

ちなみにこのチークオイル、なかなかイイ色合いになります。

画像上がそのオイル缶。
画像下が元のペンキ?を剥がしたところ。

作業はいつもの「カワイマリン」さんと「オカダマリン」さんです。

     
    2013年1月23日
西宮マリーナの夜。
   
   
昨夜は新設された「西宮マリーナ」の桟橋に舫われたベイライナー3288の見学の立会い。

艇の案内と説明はKAWAI MARINEさんにまかせっきり!

初めてのボートでもここまで説明できるのはさすが!と感心しながら、当のワタシはその新しい桟橋から見える夜の風景を写メってました。

KAWAI MARINEさんお陰で商談が決定!

画像の三角のイルミネーションは、お隣の「AQUA」と云うCafeで、連日夜遅くまで賑わっています。

AQUAと云えば・・・少し前までは「ビルジ」のことを「アカ」と言って「アカ汲み」と言う言葉で表現していましたが、ここ最近ではほとんど「アカ」と言わなくなったように思います。

今は「ビルジ」ですね〜

ちなみに、この「アカ」の語源は「AQUA」すなわち水系ですね〜

このAQUA(カフェ)は、ワタシたちも時々食事やアルコールに利用させてもらっています。

西宮マリーナは田舎のマリーナと違って、歩いて行ける距離にコンビニ、マーケット、酒屋さん、
もちろん食事も出来るのでゲストを迎えても大変便利なマリーナです。

     
    2013年1月16日
大分・マリンピアムサシ
   
   

福岡からクルマで大分「マリンピアむさし」さんまでヤマハ30SIIの見学に行ってきました。
この艇は以前から依頼を受けていたのですが・・・ようやくと言ったところです。
しかも、この日はマリーナの休日にも関わらず、出勤して頂きました。

さて、この30SIIは他艇と大きく違う点は3フィート位のプレーニングボードが増設され、一見すると同年期のYR30に見えます。
それに、全てのシート類はコックピット(ミドル)コンパニオンウェイに集中されて、古き良き時代のIORボートそのものです。

トータルでこの30SIIを評価すると、ジブファーラーがないためシングルハンドのクルージングに最適!とは言えませんが、
クラブレースを楽しむには、かなりイイ状態です。

ハル、デッキ、キャビン、エンジン共にGood Conditionが保たれています。

30SIIはさておき、大分に行ったのは人生全くはじめてで、もちろん「むさし」さんも当然はじめて・・・
大分空港に隣接しているとは聞かされていたのですが、隣接と言うより空港の敷地内にある感じで、
滑走路が防波堤の役割を果たしていると言えます。

さらにその滑走路内の港にはヤンマー造船も発見!
大分にヤンマー造船があることは知っていたのですが「こんな所に〜!」

関門海峡まで55マイル、宮崎まで100マイルほど・・・
豊後水道が荒れた時には、ここ「マリンピアむさし」に避難ですね〜


     
    2013年1月7日
1月7日(月)スタート!
   
   
昨年末からの続きでY21C(ヨット)のアップデートとBP45の契約が本日からスタートしました。

Y21Cのアップデートは、主にセイルの新調、ジブファーラー取付、セルフテーリングの新調、ストッパーの新調、シート類全てを新調します。

もちろん、船底塗装、ハルのバフ掛けも行います。

もう1艇はモータークルーザーの45フィートの契約と納艇準備です。